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★4年生へ この本よんでみて

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『ハルばあちゃんの手』
山中 恒/文 木下 晋/絵 福音館書店
 あなたの手をみつめてごらん。大人の手とくらべたら、まだまだ小さくてツルンツルンでしょう。ハルばあちゃんのは生まれながらに左手にほくろのあるきような手でした。
 ハルばあちゃんが15才の時、父さんは戦争で、母さんは病気で死んでしまいました。それからハルばあちゃんは手で暮らしを立ててきました。そして愛をはぐくみ、死を見送ってきました。
 生まれたての手、年寄りの手、かごをあむ手、糸取りをする手、ケーキをつくる手、舞をまう手。手が主役の静かなものがたりです。
                            (伊万里市民図書館 館長)


『おじいちゃんの口笛』
ウルフ・スタルク/作 アンナ・ヘグルンド/絵
菱木 晃子/訳 ほるぷ出版
 ベッラはおじいちゃんがいません。そこでおじいちゃんを見つけに老人ホームへ出かけました。出会ったのはニルスさん。
 ニルスおじいちゃんと孫ベッラの毎日が始まりました。本当の家族のように。ベッラはおじいちゃんからくちぶえを教えてもらいます。うまくふけるまで、会いにいかないと決めたベッラ。ふたたび会いにいった時、おじいちゃんは…。


『びりっかすの神さま』
岡田 淳/作 偕成社
 4年生の始が転校してすわった席は、教室の一番後ろ。そこはせいせきの一番悪い人の席でした。ところが、その席にすわると、小さな男の人の姿が見えたのです。天使の羽がついた「びりっかすさん」でした。びりっかすをとった人だけ、びりっかすさんと会話をすることができるのです。
 始はびりっかすをとりつづけようとしますが、それもむずかしい。ところがいつの間にか、びりっかす仲間がふえていきます。


『金曜日がおわらない』
アニー・ドルトン/作 岡本 浜江/訳 風川 恭子/絵 文研出版
 父さんと母さんはいつもぼくに言う。「ちゃんとしなさい、レニー」「きちんとして、レニー」そのたびに、ぼくのむねはばくはつしそうになる。
 ある朝ぼくが起きると、土曜日のはずがまたきのうと同じ金曜日だった。つぎの日も、またそのつぎの日も金曜日!!
 毎日同じことがくりかえされるひびに、レニーはいったいどうしたでしょう?


『まほうをかけられた舌』
安房 直子/作 渕上 昭広/絵 岩崎書店
 洋吉はなくなったお父さんのあとを受けついでレストランの主人になりました。ところが料理なんてまったくできません。
 そこへやってきた小人、ある約束をまもるかわりに、まほうの舌(した)をくれたのです。


『ぼくはにんじゃのあやしまる』
広瀬 寿子/作 梶山 俊夫/絵 国土社
 「かい、わしはじつはにんじゃだ。おしておまえは、にんじゃのたまご、あやし丸だ。」おじいちゃんはそう言って、にんじゅつを見せてくれました。
 そしてふたりがにんじゃだったころにすんでいた。というお城に連れて行ってくれました。


『きつねのスケート』
ゆもと かずみ/文 ほりかわ りまこ/絵 徳間書店
 「小さな森はたいくつだ!」
そう言って、きつねは氷のはった湖をスケートでわたり、大きな森へ行ってしまいました。もうすぐ、氷がとけて春になります。きつねはもどってこないのでしょうか?ねずみは友だちのきつねをまちつづけます。


『衣世梨の魔法帳』
那須 正幹/作 山西 ゲンイチ/絵 ポプラ社
 学校の帰りに子犬を拾った小学4年生のいより。この子犬を拾った日がふしぎのはじまり。動物がきらいなお母さんがかんたんに犬をかうことをゆるしてくれたり、犬が自分から名のったり…。
 ある日ともだちがなくした自転車を探していると、いよりにふしぎなものが見えてきた。


『ほんのすこしの勇気から』
            (難民のオレアちゃんがおしえてくれたこと)
日本国連HCR協会ボランティア・絵本プロジェクトチーム/著 求龍堂
 外国からの転校生、オレアちゃんがきました。先生は「オレアちゃんの国では今、戦争がおこっています。オレアちゃんは家族でひなんしてきました。」と、いいました。
 となりの席になったわたしは、なかなか話しかけられません。みんなで歌を歌っているとき、オレアちゃんが、ひとりで泣いていました。


『ドリトル先生航海記』
ヒュー・ロフティング/作 井伏 鱒二/訳 岩波書店
 ドリトル先生の家には、いろいろな動物たちが住んでいます。オウムのポリネシア、犬のジップ、アヒルのダブダブ、ブタのガブガブ…。
 ドリトル先生は動物の言葉を話すことができました。旅行好きの先生は旅に出ます。いっしょに行くのは動物たちと、助手になったくつ屋の子スタビンズです。目をつぶって、地図にえんぴつをつきさした所が行き先になるのです。


『ルドルフとイッパイアッテナ』
斉藤 洋/作 杉浦 茂範/絵 講談社
 ぼくはルドルフ、のらねこだ。小さな町で人間にかわれていたんだけど、ひょんなことから遠くはなれた都会でのらねことしてくらすことになった。
 ぼくに字を教えてくれたのは先ぱいノラのイッパイアッテナだ。
 ぼくたちに二ひきの生き方を読んでくれ!

「ルドルフともだちひとりだち」
「ルドルフといくねこくるねこ」とつづきます。


『ひげねずみくんへ』
アン・ホワイトヘッド・ナグダ/作 高畠 リサ/訳
井川 ゆり子/絵 福音館書店
 4年生のジェニーのクラスでは、ねずみになったふりをして、2年生に手紙を書くことになりました。ジェニーがくじ引きで引いた相手は外国からの転校生で言葉が通じません。
 返事はくるのでしょうか?そして、文通友だちになれるでしょうか?


『金魚はあわのおふろに入らない!?』
            (アビーとテスのペットはおまかせ!①)
トリーナ・ウィーブ/作 宮坂 宏美/訳
しまだ しほ/絵 ポプラ社
 アビーは動物がだいすきで、じゅういさんになるために動物のことをいっぱい勉強しています。
 近所の人のするのあいだ、かわりに金魚の世話をすることになりました。


『チョコレート戦争』
大石 真/作 北田 卓史/画 理論社
 町で人気のケーキ屋さんのショーウインドーがとつぜんわれ、そこにいた光一と明は、はん人にされます。無実のつみをきせられた二人はケーキ屋に戦いをいどみます。
 大人と子どもの対決です!!


『森からのてがみ』
N・スラトコフ/文 松谷 さやか/訳
あべ 弘士/絵 福音館書店
 森のあちこちの木に、きつつきがくちばしであけたあながあります。きつつきは自分が作ったあなに、だれがすんでいるのか、たずねてまわります。あなからどんな生き物がでてくるでしょう。森の動物たちのくらしがわかります。
 つづきの②③も読んでください。


『小さなスプーンおばさん』
アルフ=プリョイセン/作 大塚 勇三/訳 学研
 ある朝、おばあさんが目ざめると自分がスプーンみたいにちいさくなっていました。体がちいさいと、なにもできません。そこでおばあさんは考えました。「小さくなったなら、それでうまくいくようにかんがえなきゃ!」


『イェンス・ペータと透明くん』
クラウス・ペーター・ヴォルフ/作 木本 栄/訳 
アメリー・グリーンケ/画 ひくまの出版
 ふつうの男の子、イェンス・ぺーたーくんのところにとつぜん、とうめい人間があらわれました。「おれはおまえの分身みたいなもんだ」と言って、どこに行ってもついてくるのです。


『オバケだって、カゼをひく!』
富安 陽子/作 小松 良佳/絵 ポプラ社
 オバケだって、カゼをひいたり、おなかや頭が痛くなったり、ぎっくり腰になったりするんだ。そんなオバケたちをしんさつしてくれるのが、世界でたったひとりのオバケ科の名医、鬼灯(きとう)先生だ。
 鬼灯病院はぼくたちがすんでいるこの世とは、ちょっとちがうところにあるから、みんなは行くことができない。でも、ぼくはいつでも行けるんだよ。









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