> トップページ > 伊万里市民図書館について > 広報 としょかん通信 > 平成19年初夏号
・感性に触れるもの ・平成18年度活動報告 1年間の貸出は491,718点 市民1人当たり8.38冊借りられました ・貸出600万冊達成 ・お知らせ |
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★ 1面 |
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感性に触れるもの 「伊万里伊万里と、呼んでごらん。ふるさと伊万里が返事する」犬塚堯氏作詞の伊万里讃歌第八章が、いすの木合唱団によって高らかに歌われ、「犬塚堯の世界展」特別記念講演は幕を開けました。詩人、新川和江さんは穏やかな語り口の中に、時に鋭く、あるいはユーモラスに、快活で鋭い感受性を持ち行動的であった犬塚氏の人柄と作品を絡めてお話しをされました。幼い頃、母親から涼開水(リャンカイスイ)と呼
ばれるほど泣き虫だったこと。朝日新聞日曜版の担当編集者として出会ったとき、はじめて詩に厳しい記者と出会ったと感じたこと。詩集「南極」が出された時、その鋭い感受性と、霊性を帯びた詩に詩壇中が注目し、翌年H氏賞を受賞したこと。マンドリンを持って取材に行く、型破りな記者だったこと。そして、短い詩の中に何千年と言う時間、空間が折り込まれ、また多重構造を極めた特色を持つ、まれに見る詩人であったと述べられました。 また、会場には犬塚氏の長女高橋ゆりあさんも同席され、「父はとても強い個性の人で、遠くから見ても炎の見えるような、時に家族にとっては近寄れば火傷しそうなほど大きな存在でした。父の詩のことも最近になってすこしづつわかるようになり、親交のあった方々のお話しを伺って、またひとつ父の姿を大きく捉えられる気がします」と語られました。 詩について新川さんは、「詩を理解しようとしてはいけない。いろいろな詩を読むうちに、きっと何かしら自分の感性に触れるものがあるはず。それを発見していきなさい。」と述べられました。少女の頃からたくさんの詩を読み、また世界中で愛される詩を、多く生み出してこられた詩人ならではの言葉だと思います。 この春、図書館を利用し、支えてきた人たちの中にも、転勤や進学などで、ふるさとを離れる方もあります。けれどきっと関わり方は違っても、新たな視点で図書館を見守ってくださることでしょう。皆さんにとって新たな人との出会い、そしてたくさんの心をふるわせる本との出合いある事を願っています。 ▼もどる |
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★ 2・3面 |
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平成18年度活動報告 1年間の貸出は491,718点 市民1人当たり8.38冊借りられました ☆伊万里市民図書館の望ましい基準値との比較
(注2):雑誌を除く (注3):年間購入冊数の開架冊数に閉める割合(1階開架冊数を10万冊とする) (注4):登録者1人当たりの貸出点数 ☆蔵書内訳
☆集会文化活動
☆市民1人あたり19,844円を還元
図書館の貸出資料の合計額÷伊万里市の人口-経費=市民1人あたりの還元額 12億6962万円÷58,670人-1,796円=19,844円 ☆児童サービス
☆レファレンス 17,143件 内訳
☆予約・リクエスト 7,091件
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★ 4面(1) |
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貸出600万冊達成 市民図書館が平成7年に開館してからの貸出冊数が、2月25日(日)、600万冊に達しました。 600万冊目となった人は立花町の片岡慶光くん(3歳)。慶光くんは、この日お父さんと一緒に本を借りにきていたところでした。お気に入りの絵本を借りた慶光くん。お父さんの慶治さんも突然のことに驚きながらも笑顔で喜んでいる様子でした。 前後賞は二里町の本山あゆみさんと、松島町の井上ひとみさん。お2人とも足繁く図書館へ来てくださる良き利用者です。図書館からは記念証と図書券を、図書館フレンズいまりからはバッグを贈りました。 この日は期せずして、としょかんめばえの日。13年前の起工式を記念して、図書館フレンズいまりから来館者にぜんざいが振舞われており、大勢の利用者で賑わっていました。 ▼もどる |
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★ 4面(2) |
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お知らせ ※雑誌・視聴覚資料の貸出期間が2週間になりました。 雑誌の冊数の制限はありません。視聴覚資料の貸出点数は、CD・カセットが3点、ビデオ・DVDが2点までです。 ※インターネットや館内の利用者端末でも視聴覚資料の予約ができるようになりました。 ※開館日を増やしました。 今年度、試行的に開館日をふやしています。詳しくは図書館カレンダーをご覧ください。 ※図書館第二駐車場を設置しました。(旧検察庁官舎跡) 図書館内に地図を掲示しておりますので、ご確認ください。 ▼もどる |