> トップページ > 伊万里市民図書館について > 広報 としょかん通信 > 平成22年立春号
(今月の記事) ◆ 心のオアシス 伊万里市民図書館 ◆ 『「子ども読書の街」づくり推進事業』 命の授業 ◆ 2010年は「国民読書年」です。 ◆ 新春かるた会 ◆ 図書館めばえの日・ぜんざい会 ◆ 黒川町「家読」のすすめ発表会 ◆ 寄贈ありがとうございます |
★ 1面 |
心のオアシス 伊万里市民図書館 伊万里市教育長 森 哲也 今年のお正月は3歳と6歳の孫と一緒に過ごしました。孫たちの一番の楽しみは、寝る時の私やつれあいがする絵本の読み聞かせでした。絵本は図書館からたくさん借りて準備していました。何度も読むうちに、私が「あめがふっては しかたありませんね 1しゅうかん のばしましょう」と読むと、3歳の孫は私をさえぎって「かさを さしていけば いいんだ! ながぐつ はいていけば いいんだ! かっぱ きていけば いいんだ!」と得意気に話します。(『おおきなおおきな おいも』赤羽末吉 作・絵)孫たちの楽しみと言いましたが、実は、私たちの一番の楽しみでした。読み聞かせは子どもたちの心に様々な種をまき、豊かな感情を育てますが、私たち大人も子どもによって癒やされ、生きる支えをもらっているようです。 この二人の孫は、小さいころからよく母親と市民図書館に行き、夢にあふれた、おとぎの国のような乳幼児のコーナーで、ぬいぐるみや飾りに囲まれ、絵本を見たり、お話し会に参加したりして楽しく過ごしていました。幼いころから本に親しむ習慣を身につけさせていただいた図書館に感謝しています。これからの成長過程でも、読書に親しみ、想像力をはぐくみ、知性や感性を豊かにしていってくれることを願っているところです。 私も、知恵の宝庫である市民図書館を大切に活用し、より読書に親しみたいと思います。 市民との協働により「伊万里をつくり 市民とともに育つ 市民の図書館」を旗印に図書館サービスを展開され、素晴らしい実績をあげてこられた伊万里市民図書館の活動と読書推進に携わってこられた関係の皆様に深く感謝いたします。 ▼もどる |
★ 2面 |
『「子ども読書の街」づくり推進事業』 命の授業 昨年11月26日、27日に、福岡県久留米市在住のシンガーソングライター・野田かつひこさんを迎え、立花小学校と山代東小学校で命のコンサートを行ないました。これに合わせ、立花小学校では、6年1組の児童がみんなで詩を作り、それに野田さんが曲をつけて素敵な歌が完成しました。 命のつながり~EVER LASTING LIFE~ 作詞/立花小学校6年生 補作/野田かつひこ 作曲/野田かつひこ 私が生まれたとき 父さんは万歳をしてくれた 僕が生まれたとき 母さんは涙を流してくれた 立派に育ってという みんなの思いを 体いっぱいに受け 今 私は生きている 同じ時代に 同じ時を 過ごすことってキセキだから 同じ場所で 同じことを 考えるってすごいことだね EVER LASTING LIFE あなたとの出会い ずっと ずっと 大切に EVER LASTING LIFE この出会いが広がって 今 誰かと生きている 大声で笑いたいとき 一緒に笑える仲間がいる 泣きそうになったとき はげましてくれる仲間がいる 人は決して一人では 生きていけない あなたがいて私になり 今 一緒に生きている 夢に向かってジャンプアップ 始めなければ進めない 夢を信じて歩くんだ どんな一歩も無駄にならない EVER LASTING LIFE 自分の人生 いつか 夢をつかむんだ EVER LASTING LIFE 大空に飛び立つため 今 精一杯生きている みんなで生きている つながっている つながっている命のバトン みんなで生きている 私もずっと つなげていきたい心のバトン EVER LASTING LIFE つながる幸せ この命も この思いも EVER LASTING LIFE たくさんの人に支えられ 今 みんなで生きている EVER LASTING LIFE この思いが広がって 今 誰かと生きている ~立花小・児童の感想より~ 今日は、野田さんのコンサートでした。野田さんと会えるのをずっと楽しみにしていました。歌が始まったとたん、鳥肌が立ちました。ドキドキして、心がふるえました。野田さんの声は、優しくてなめらかで、とてもきれいでした。たくさん歌ってくださったけれど、一番気に入ったのは、やっぱり私達が作った「命のつながり」でした。とても素敵で優しくてかっこよくて・・・。みんなで一生懸命に作ってよかったです。私達の思いがいっぱいつまっている曲になっていました。大人になるまで絶対忘れたくありません!野田さんに感謝です。そして、こういう経験をさせてくださった皆さんにも感謝です。本当にありがとうございました。 (立花小学校 6年1組 古川優花) ▼もどる |
★ 3面(1) |
2010年は「国民読書年」です。 みなさんは月に何冊ぐらい本を読みますか?毎日新聞の読書調査では、2008年に1ヵ月に読んだ本は小学生が9,4冊、中学生が3,4冊、高校生が1,6冊、2009年は中学生が3,7冊、高校生は1,7冊とほぼ横ばいですが、小学生は8,6冊と減少しまだまだ活字離れ、読書離れが進んでいるようです。国はこれまで平成12年を「子ども読書年」とし、平成13年「子どもの読書活動の推進に関する法律」、さらに平成17年に「文字・活字文化振興法」を制定しました。その結果、朝の読書運動の浸透、ブックスタートや読書の街づくりの広がり、読書に関する市民運動の増加など、国民の読書への意識は高まりつつありますが、まだ充分に子どもの読書へと結びついてはいないようです。そこでこの気運をさらに高めるため、平成22年を「国民読書年」と定めることが国会で決議されました。ちなみに国民読書年のロゴは、本や新聞の向こうにある無限の世界と知の世界に夢中になっている目をイメージし、キャッチフレーズの「じゃあ、読もう。」は生活習慣としての読書を呼びかけています。伊万里市でも平成19年から家族の会話を増やし、絆を深めるための『家読』を推進しています。ぜひ親子で、家族で本に親しむ機会を増やしてはどうでしょうか。 ▼もどる |
★ 3面(2) |
新春かるた会 1月17日(日)、図書館フレンズいまりの主催で新春かるた会が行われました。これは、子どもたちに昔の遊びに親しんでもらおうと、毎年開催されているものです。多くの親子連れの参加に加え、塚部市長や森教育長も会場を訪れ、熱気にあふれていました。 「伊万里観光かるた」や百人一首、「ドキドキたのしいおばけのかるた」など、さまざまなかるたが準備され、幼児の部、小学校低学年の部、高学年の部など、年齢別のグループに別れて、いざ対戦。 幼児の部では、字を読めるようになったばかりの子どもも参加して、和気あいあいとかるたを取るという微笑ましい光景の一方で、なかなか思うようにかるたが取れず、泣き出してしまう子もいました。また、小学校高学年の部では、一秒を争うような戦いで、一人でほとんどのかるたを取り、試合を制する姿も見られました。どのグループも白熱した戦いが繰り広げられていました。 最後には表彰式があり、フレンズ特製のキャンディの首輪が、鈴山会長から入 賞者の首にかけられ、健闘をたたえました。 ▼もどる |
★ 4面(1) |
図書館めばえの日・ぜんざい会 平成6年2月26日、図書館の起工式には大勢の市民が集い、ぜんざいでお祝いをしました。この時のよろこびを忘れないようにと毎年、図書館フレンズいまりから来館者へぜんざいがふるまわれます。今回は下記の日程です。 2月28日(日) ぜんざい会:11:00~13:00 (場所:市民図書館 ホール) いすの木コンサート:12:00~12:30 (場所:市民図書館 ホール) 古本市:10:00~15:00 (場所:市民図書館 会議室) ▼もどる |
★ 4面(2) |
黒川町「家読」のすすめ発表会 日時:2月28日(日)10:00~12:10 会場:黒川公民館 講堂 〈入場無料〉 10:00~ 開会 多読者表彰 10:15~ 家読取組み状況発表 10:40~ 基調講演 「作家になりたかった女の子のこと」 講師:児童文学作家 村山早紀さん 12:00~ テーマソング合唱 ~村山早紀さんプロフィール~ 1963年長崎県生まれ。91年「ちいさいえりちゃん」(あかね書房刊)で椋鳩十児童文学賞、第15回毎日童話新人賞最優秀賞を受賞。主な作品に「シェーラひめのぼうけん」シリーズ(童新社刊)、「風の丘のルルー」シリーズ(ポプラ社刊)など。 主 催:黒川町家読連絡会 連絡先:黒川公民館(電話 27-0001) 共 催:伊万里市教育委員会 ▼もどる |
★ 4面(3) |
寄贈 ありがとうございます (敬称略) ・山下徳夫 ・宮地 滋 ・西 仁美 ・江副壬曳子 ・古川光子 ・小島安博 ・麻生良子 ・中村 章 ・中野美香 ・金子泰子 ・樋渡たみ子 ・土佐乃里子 ・池田 厚 ▼もどる |