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平成22年 春号

 
(今月の記事)
◆ 大人も子どもも「じゃあ、読もう」
◆ この一年を振り返る ~平成21年度~
◆ ぶっくん1号が新しくなりました!
◆ 童謡タペストリー展「布絵でつづる残したい心のうた」

◆ 「心と命の文庫コーナー」を新設しました
◆ としょかんニュース
◆ 寄贈ありがとうございます


★ 1面
大人も子どもも「じゃあ、読もう」

 春は、冬眠していた動物も目覚め、木々の芽も膨らみ始め、子どもたちも進級や卒業という喜びの時を迎えます。
 3月18日は、市内の小学校の卒業式で、581名が晴れて卒業証書を手にしました。卒業式には多くの方からお祝いの言葉が贈られます。今年の市長の祝辞には「読書は人生の師である。プロ野球・西部の新人・菊池遊星選手は大変な読書家であり、野球の練習に忙しいにも拘らず、月に数冊から数十冊の本を読んでいた。みなさんもこれから勉強に部活にと忙しくなるが、時間は自分で作るものである。本には心の糧となることが必ず書いてあるはずだ。中学生になっても読書は続けて欲しい」というはなむけの言葉がありました。
 卒業生はまっすぐ前を向き、時々頷きながら話を聞いていましたが、その姿を見て頼もしさを感じると同時に、この子達が大きくなったときは、伊万里市もすばらしい町になるだろうと思い熱いものがこみ上げてきました。
 毎年行われる学校読書調査では、中学生、高校生になると小学生のときに比べ読書量がグッと減少しています。「読書で輝くまちづくり」を目指す伊万里の子どもたちは中学生になっても高校生になっても、本を紐解く習慣をつけてほしいものです。そのためには大人の役割も大切です。
 今年、伊万里市では『第二次伊万里子どもの読書活動推進計画』を策定します。目指すのは「子どもが自主的に楽しく、読書に親しむ環境づくり」です。『第一次計画』期間の過去5年間で伊万里市の子どもの読書環境はとても良くなり、家庭、保育園、幼稚園、学校、地域がひとつになって、「朝読」も「家読」も全地区で取り組まれるようになりました。
 折しも、今年は国民読書年、標語は「じゃあ、読もう。」です。大人も子どももじっくりと本に向かいあう時を持ちたいものですね。
                                        (犬塚まゆみ)



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★ 2面
この一年を振り返る ~平成21年度~

◎4月30日  図書館記念日
   
大坪保育園年長児を一日図書館員に任命。

◎7月11日・12日   第14回図書館☆まつり

◎8月21日  切り紙を楽しもう
   
講演会のプレイベントとして開催。

◎9月12日  今森光彦さん・川端誠さん対談

◎9月26日  子どもへの語りの文化を学ぶ集い
   
櫻井美紀さんの講演会と語りのワークショップを開催。

◎10月9日  長谷川義文さん講演会(牧島小・大川小)

◎10月31日 家読サミットin伊万里
  
 自治体をあげて家読に取り組んでいる3市町がアイデアや課題について
   意見交換。多くの参加者が集い、家読について関心を深めた。


◎11月13日~11月29日  乾千恵 書画展・講演会
    書家・乾千恵さんの書画展にあわせ、元・能登川図書館長の才津原哲弘
    さんによる講演会を開催(演題「乾千恵の生き方)。

◎11月26日・27日  野田かつひこさん 命のコンサート(立花小)

◎12月13日  愛詩子コンサート&ダイエット講演会

◎平成22年2月28日  図書館めばえの日・ぜんざい会

◎3月16日  新ぶっくん1号出発式


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★ 3面
ぶっくん1号が新しくなりました!

 平成3年度から本を載せて市内を走り続けてきた「初代ぶっくん1号」。このたび、車両の老朽化が進んだことから新車両に更新し、3月16日、市役所玄関前で「新ぶっくん1号」の出発式を行いました。
 当日は、塚部市長、前田市議会議長、馬場崎教育委員長をはじめ、市民の方々やぶっくんを利用してくれている立花保育園の年長組のみなさんが「新ぶっくん1号」のスタートを祝ってくれました。
 「新ぶっくん1号」のイラストは、こぐま社出版の絵本『ぶたたぬききつねねこ』(馬場のぼる/作)の絵を使わせていただいています。平成22年度はこれまでより500冊多い約3000冊の本を載せて市内73のステーションを巡回する予定です。
 テープカットの後、多くの人に見送られ、「新ぶっくん1号」は子ども達の待つ保育園へと出発していきました。
 また、「初代ぶっくん1号」は黄色と緑の外観で、約2500冊の資料を載せて、市内の保育園や小学校、公民館などを巡回してきました。18年間、多くの市民の皆さんに利用していただきありがとうございました。任務を終了した後は、社団法人日本外交協会に譲渡し、譲渡後は南アフリカ共和国へ寄贈されることになっています。
 市域の広い伊万里市にとって自動車図書館はなくてはならないものです。図書館へ足を運ぶことができない子どもやお年寄りにも利用していただきたい、全市民に平等な図書館サービスを、と巡回を続けています。現在、図書館の総貸出点数のおよそ2割をぶっくんの貸出が占めており、多くの方に利用していただいていますが、もっと市民に愛される存在に。そんな期待をこめて今日もぶっくんは走り続けます。


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★ 4面(1)
童謡タペストリー展「布絵でつづる残したい心のうた」

 啓成中学校での朝読みがきっかけで、歌のタペストリーを作りはじめられた前山ノブさん。そのタペストリーがこのほど100枚完成し、図書館に寄贈されました。そして、その作品は、昨年、伊万里市が発行した、童謡歌集「みんなで歌おう ふるさと伊万里」で取り上げられています。
 今回、子どもの読書週間に合わせ、50枚の作品を展示します。
 懐かしい童謡、唱歌を、子どもさんやお孫さんと一緒に、タペストリーを見ながら口ずさんでみませんか。
    ☆期間 4月23日(金)~5月9日(日)
    ☆場所 市民図書館 展示コーーナー



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★ 4面(2)
「心と命の文庫コーナー」を新設しました

  地域に生きる人たちが健康で生きがいを持って暮らすことができるよう、また、心の悩みを抱えた時の手助けとなることができるよう、「いのち」や「こころ」に関する本のコーナーを作りました。悩みがある時は一人で悩んでいないで図書館へ。そこには、悩みを解決してくれる本との出会いがきっとあるはずです。


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★ 4面(3)
としょかんニュース

  先日、図書館にとって嬉しい出来事がありました。市内に住む古川慎二さん・美由紀さんが図書館で結婚式の写真の前撮りをされたのです。お二人は高校時代から付き合い、図書館で勉強をしたり本を借りたりしていたそうです。思い出の図書館での撮影を希望されました。
 5月に挙式予定のお二人。末永くお幸せに。


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★ 4面(4)
寄贈 ありがとうございます
                
(敬称略)
・金崎洋典
・高森 保
・門司岩男
・野田京子
・大平美穂子
・栗原真澄
・岩田健治
・仲江健治
・芳澤幸子
・狭間秀夫
・ひのくに同人
・佐賀ひしのみ童話会
・宮古島市議会


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