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平成22年初夏号

・読書のまち・伊万里
・平成21年度活動報告
 1年間の貸出は524,722点
 市民1人当たり9.03冊借りられました

・図書館記念日
・平成22年度「使おうビッグライブラリー」スタンプキャンペーン
・寄贈ありがとうございます

★ 1面
読書のまち・伊万里

 満開の桜が川面に花筏を浮かべるころ、この図書館の顔であった犬塚さんが、館長として十年間、愛情を注がれた市民図書館を去られました。開館当初の「市民と共に育つ市民の図書館」という森田元館長の理念を受け継ぎ、暮らしに役に立つオアシスとして市民の期待に応えた図書館運営に邁進されました。今、そのバトンを引継いだものとして、身の引き締まる思いがしています。
 3月の議会で前館長が、図書館を利用しているうちに巡り合った二人が、ウェディング姿の写真を図書館で写されたという話を紹介されました。
 子どもたちの成長、そして結婚、赤ちゃんへの本の読み聞かせ、その子が愛情をいっぱいに受け成長する、その舞台が図書館だったのは、まさに市民生活にしっかり根を張った「市民と共に成長する図書館」を実感させるものでした。私が着任してすぐに目にした光景は、高齢のご夫婦が仲良く手を取り合い、杖をつきながら来館される姿でした。
 この市民の自慢の図書館をさらに多くの人に利用していただくため、私に出来ることは一人でも多くのみなさんの想いや意見に耳を傾け、職員と一丸となってそれを実現していくことであり、市民との協働の原点に返ることだと思っています。
 幸い館長のいる場所は、みなさんの目に触れる最前線にあります。みなさんがお気軽に館長室に立ち寄って、声をかけていただけるような場所にしたいと思っています。
 今、国も地方も長引く景気低迷の中、将来の展望が見えない閉塞の時代にあります。こんなときこそ先人の知恵をたずね、未来を切り開いていかなければなりません。「知り、学び、考える」その全てが読書にはあります。若い人の自己を知る発見も人の世の喜びも悲しみも読書にあります。読書は、食べ物が体を育てるように頭と心を育てます。
 今年は新図書館が生まれて15周年の立志の年であると同時に、国民読書年になります。‘読書のまち・いまり’を皆さんと一緒に築いていきましょう。
                                     (館長・古瀬義孝)


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★ 2・3面
平成21年度活動報告
 1年間の貸出は524,722点 市民1人当たり9.03冊借りられました


☆伊万里市民図書館の望ましい基準値との比較
1.施設 目標値 平成21年度実績 達成率
  図書館数 1館 1館
  自動車図書館数 2台 2台
2.職員
 職員数(内司書数)(注1) 6人(6人) 5人(3人) 50.0%
 嘱託職員数(内司書数)(注1) 8人(8人) 8人(8人) 100.0%
 臨時職員数(内司書数)(注1) 3人(3人) 4人(1人) 33.3%
3.資料
 資料購入費 30,000千円 21,269千円 70.9%
 蔵書点数(注2) 350,000点 347,425点 99.3%
 図書年間購入冊数(注3) 15,725冊 12,234冊 77.8%
 雑誌年間購入冊数 250タイトル 188タイトル 75.2%
 新聞年間購入種数 15紙 9紙 60.0%
 視聴覚資料購入点数 550点 276点 50.2%
 新規図書冊数比(注4) 11.3% 13.3%
4.提供
 登録者数 78% 82.5%
 貸出資料数 550,000点 524,722点 95.4%
 貸出密度(注5) 11.7点 9.03点 77.2%
 予約受付件数 9,000件 7,517件 83.5%
 参考業務 (レファレンス)
 受付件数
15,100件 26,736件 177.1%
 団体貸出冊数 60,000冊 124,264冊 207.1%
(注1):達成率は司書数
(注2):蔵書点数には、雑誌、視聴覚資料、寄贈本を含む
(注3):雑誌を除く
(注4):年間購入冊数の開架冊数に閉める割合(1階開架冊数を10万冊とする)
(注5):登録者1人当たりの貸出点数

☆「図書館の望ましい基準」とは、伊万里市民図書館協議会において答申された伊万里市民図書館のサービスの目標です。



☆蔵書内訳
一般書 228,020冊
児童書 56,834冊
雑誌 19,840冊
視聴覚資料 9,729点
ぶっくん 28,374冊
黒川公民館 4,018冊
松浦公民館 610冊





☆集会文化活動
講演会 (16回)2,370人
講座 107回
上映会 675人
図書館☆(ほし)まつり (2日間)3,500人





☆市民1人あたり20,198円を還元

図書館の経費÷伊万里市の人口
140,491千円÷58,068人
=2,419円(市民一人あたり)

市民

貸出点数×図書の平均単価
524,722冊×2,503円
 =13億1338万円
税金
市役所

図書館の1年間の経費
140,491千円

貸出サービス

図書館費


図書館

図書館の貸出資料の合計額÷伊万里市の人口-経費=市民1人あたりの還元額
13億1338万円÷58,068人-2,419円=20,198円





☆児童サービス
0歳~3ヶ月(赤ちゃん) ・ブックスタート 12回 547人
3ヶ月~2歳(乳児) ・おはなし012 82回 1,588人
2歳~6歳(幼児) ・土曜おはなし会 49回 1,401人
・ぶっくんおはなし会 24ステーション 492回
6歳~12歳(小学生) ・学校、保育園来館 46回 2,198人
12歳~15歳(中学生) ・職場体験 3回 7人
15歳~18歳(高校生) ・インターンシップ 5回 13人





☆レファレンス 26,736件
 内訳
・利用案内 9,789件
・所在調査 14,043件
・事実調査 1,371件
・文献調査 1,533件





☆予約・リクエスト 7,517件
・リクエスト(所蔵なし) 757件
・予約(所蔵あり) 6,760件
 うちインターネット
   資料検索端末
   携帯電話からの予約 
4,472件


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★ 4面(1)
図書館記念日

 4月30日は『図書館記念日』です。1950年4月30日に図書館法が公布されたのを記念して設けられました。
この日は、伊万里保育園の年長・年中児さん、60名が子ども図書館員として活躍してくれました。図書館長から任命証と、子ども図書館員のメダルをもらい、少々緊張気味の園児たち。自分の好きな本を選んで、いよいよ図書館員の仕事に挑戦。初めての体験にドキドキしながら、ぎこちない手つきでお友だちに絵本を貸し出す光景はとても微笑ましいものでした。

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★ 4面(2)
平成22年度「使おうビッグライブラリー」スタンプキャンペーン

 佐賀県内の図書館では、「使おうビッグライブラリー ~県は一つの大きな図書館~」をキャッチフレーズに、"だれでも、いつでも、どこでも、なんでも"必要な情報が手に入る図書館づくりをめざしています。より多くの方に本に親しむ機会をと、平成20年度から実施しているスタンプキャンペーン。今年度の応募受付が始まります。みなさまのご参加をお待ちしております。

   ☆内 容:市民図書館にある応募用紙に、貸出1回につき1個、スタンプを押
         印。スタンプが5個たまったら、応募用紙に必要事項を記入し、図
         書館にお出しください。抽選で記念品が贈られます。

   ☆記念品(図書カード)3,000円  10名様/回
                 1,000円  50名様/回
                   500円 160名様/回
 
    ※詳細は佐賀県のホームページでご確認いただけます。
          主催:佐賀県教育庁社会教育・文化財課


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★ 4面(3)
寄贈 ありがとうございます
                (敬称略)

・齊藤 明
・麻生 良子
・中間 祥子
・赤井 孝子
・夢野 良平
・長治 宏
・古川 光子
・福田 和行
・山下 巖
・樋渡 たみ子
・吉田 香苗
・松岡 智加子
・浦川 留美子
・藤邑 健太
・藤邑 のぞみ
・金崎 洋典
・松永 久美子
・中村 勝代
・林  直也
・平松 保男
・一ノ瀬敏明
・前田 豊策
・伊万里海上保安署
・アートコミュニケーション
・朝日新聞伊万里通信局



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