> トップページ > 伊万里市民図書館について > 広報 としょかん通信 > 平成24年秋号
・『平和を願って』 10回目の朗読会 ・図書館の利用状況(6月・7月分) ・夏休み特集 子ども図書館員講座 ・10月1日(月)から10月15日(月)まで特別整理及びシステム更新のため休館いたします。 ・子ども国会で「家読」の発表 |
|||||||||||||
★ 1面(1) |
|||||||||||||
『平和を願って』 10回目の朗読会 対面朗読のボランティアグループ「草ひばり」は、8月4日の午後、図書館ホールで朗読会を開いた。タイトルを『平和を願って』に決めてから10回目になる。 今年の内容は二部構成で、第1部は[小さな祈り~詩画集]、[長崎から~画文集]の2冊の中から4作品を選んで朗読した。その中での「娘よ、ここが長崎です」は、被爆後、6年の闘病の末に亡くなられた永井隆医学博士の娘の筒井茅乃さんが、~子どもたちが生きていく世の中が、ずっとずっと平和であってほしい~と願って書かれた体験記で、わかりやすくて深く共感を覚える作品であったと思う。第2部では、「伊商動員学徒被爆記」の井手泰治氏の体験部分・福島原発の詩集「ふたたびの春に~和合亮一~」から4編の詩・満州からの引き揚げ体験小説「流れる星は生きている~藤原てい~」の抜粋部分・外国の人の目を通した「ヒロシマ~ジョン・ハーシー~」などと広いジャンルを朗読し、想いも語った。また最後の写真集「戦争が終わっても~高橋邦典~」では、作者が出会ったリベリアの子どもたちの数十枚の写真をスクリーンに映しながら朗読した。制服のかわりにバンダナを頭に巻き、教科書のかわりに銃をかかえ緊張しているあどけない顔の少年兵たち、怖さをまぎらわすためか銃を振りかざし気勢をあげて戦いに臨み、戦争が終わっても、心や身体に受けた深い傷が消えることはないのだ・・・。 未来を荷う子どもたちに、いま、私たち大人は何を託し伝えていけばいいのか? 「戦争はいけない」と、毎年8月15日にラジオを通して童話「かわいそうなぞう」を朗読する方がいる。評論家秋山ちえ子氏(95歳)で、今年で45回目になるという。私たち「草ひばり」は、来年も「平和を願って」の朗読会をするだろう。地味で静かな朗読会だが平和を願う気持ちは大きい、一人でも多くのリスナーの来場を期待しつつ。 (代表 國武ミドリ) ▼もどる |
|||||||||||||
★ 1面(2) | |||||||||||||
図書館の利用状況(6月・7月分)
▼もどる |
|||||||||||||
★ 2・3面 |
|||||||||||||
夏休み特集 子ども図書館員講座 夏休み期間中の7月31日(火)・8月1日(水)と8月7日(火)・8日(水)の2回に分けて、「子ども図書館員講座」を開催しました。これは、子ども達に図書館のことを知ってほしい、今までよりももっと本に興味を持ってほしいとの思いから実施したものです。 小学3年生以上が対象で、市内各地から18名が参加してくれました。
▼もどる |
|||||||||||||
★ 4面(1) |
|||||||||||||
10月1日(月)から10月15日(月)まで 特別整理及びシステム更新のため休館いたします。 蔵書点検(資料の状況把握作業)や書架の整理などを上記の期間に行いますが、今年は図書館システム(貸出・返却や資料の管理に使用するコンピュータなどの機器やプログラム)の更新を併せて行います。6年に1度行う作業のため、例年の休館日数よりも少し長く休館いたします。なお、この期間は資料の貸出・予約や資料に関するお問い合わせには対応できない場合がございますので、どうぞご了承ください。 ◆図書や雑誌の返却は駐車場側と子ども玄関横の2ヶ所に設置している「本のポスト」をご利用ください。なお、CDやDVDなどの視聴覚資料は破損するおそれがありますので、特別整理休館後に直接窓口へお持ちください。 ◆自動車図書館「ぶっくん」も運休いたします。(10月19日まで) 市民のみなさんには大変ご迷惑をおかけいたします。ご理解とご協力をお願いいたします。 ▼もどる |
|||||||||||||
★ 4面(2) |
|||||||||||||
子ども国会で「家読」の発表 平成24年7月29日と30日に東京で子ども国会が行われました。東日本大震災からの復興を議論するため全国から小学生150名が集まり、議論や提言を行いました。佐賀県代表として黒川小学校6年生の松尾ほのかさんも参加しました。松尾さんは「家族、友達とのきずな第2委員会」に所属し、「家読」の活動を紹介されました。 【インタヴューまとめ】 ●東日本大震災のことは映像をテレビで見て、ショックを受けました。家族が大事だということ、絆の大切さを改めて思い知らされ、日常の暮らしを大切にしたいと感じました。黒川町で取り組んでいる「家読」が、家族を大事にしたり、絆を深めるのにちょうど良いと思い、それで家族の絆を深めるためには「家読」がお勧めの方法であることを発表しました。毎月第1日曜日が「家読の日」なので、私がリビングで本を読むと、家族みんなで聞いてくれます。この「家読」は家族のみんなが同じ気持ちになれる貴重な時間だと思い、続けています。 ※インタビューの内容はこちらのページに詳しく掲載しています。どうぞご覧ください。 ▼もどる |