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としょかん通信 平成25年新春号




題字は 大久保 雅奏さん (大川内小 2年)



・第4回うちどくサミット in 三郷(みさと)
・【シリーズ】 図書館ボランティアの活動を紹介 伊万里おはなしキャラバン
・平成7年の開館以来 貸出9,000,000冊達成!!
・図書館家読の集いを開催します
・図書館フレンズいまり主催 図書館めばえの日 ぜんざい会
・日本図書館協会 東日本大震災復興支援活動写真展
・マナーを守ってみんなで快適に
・図書館の利用状況(10月・11月分)
★ 1面
第4回うちどくサミット in 三郷 (平成24年12月1日)

オープニングでは『心つないで』を小学生が合唱

オープニングでは『心つないで』を
小学生が合唱

 昨年12月に「第4回うちどくサミット(主催:埼玉県三郷市、三郷市教育委員会、後援:伊万里市ほか)」が開催されました。まず、オープニングセレモニーでは、伊万里発の家読テーマソング『心つないで ~read and talk~』を小学生が合唱して開会に花を添えました。

ゆうびんコンクールで三郷市長から表彰

ゆうびんコンクールで
三郷市長から表彰

 続いて三郷市が独自に行っている「家読ゆうびんコンクール」入賞者の表彰があり、親子一緒に壇上で賞状を受け取られました。その後には、幼稚園・小学校・中学校での活動を紹介。舞台いっぱいに並んだ小学生が朗読を披露したりと、三郷市で広く家読が浸透していることがよく見て取れました。基調講演ではノンフィクション作家の柳田邦男さんが「大人の再生、子どもの成長」と題し、家読が広がることで大人が感性を取り戻し、子どもは感情豊かに育つことを、様々な事例と共に説明されました。
 伊万里からは江頭副市長をはじめ、6名が参加しましたが、全ての小・中学校で展開されている三郷市の熱心な取り組みに、家読の今後を見るようでした。


第2回 子ども司書推進全国研究大会も同時開催

三郷市の子ども司書による本の紹介

三郷市の子ども司書による本の紹介

 昨年から始まった「子ども司書推進全国研究大会」がうちどくサミットの前日、11月30日に行われました。最初の基調講演では宮城県女川町での図書館復興の状況を説明されました。次に、開催地の三郷市の発表があり、昨年から始まった養成講座を受講して 子ども司書に認定された小学生が元気良くブックトークを行いました。最後に千葉県八街市、福島県矢祭村、栃木県小山市、千葉県柏市からそれぞれ事例発表があり、全国各地で子ども司書の取組が進んできています。


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★ 2面
【シリーズ】 図書館ボランティアの活動を紹介
伊万里おはなしキャラバン
■クリスマスお話し会

クリスマスおはなし会

クリスマスおはなし会

 12月15日(土)午後2時半から、ホールを1時間お借りして、毎年恒例のクリスマスおはなし会をさせていただきました。暗い中で光るブラックシアター2作品は、昨年の夏にメンバーが作ったばかりで、今回初めての披露でした。また、これまでは幕間(まくあい)でしていた手遊びを、今回は演目の一つとしてプログラムに入れてみました。こんな時は、子供さんだけでなく大人の方も一緒に手遊びをしてくださるととてもうれしいです。
 私たちは仕事や家事の合間に活動をしていますので、当日まで、練習時間の確保やお菓子の用意、道具の準備などでてんてこまいになることもありますが、当日来られた皆さんの笑顔を見れば全てが報われ、やってよかったという気持ちでいっぱいになります。毎年来られている方、初めて来られた方、それぞれいろんな感想を持たれたことと思います。よかったらみなさんの声をお聞かせください。また、読み聞かせに興味を持ち一緒に活動をしてみたいと言う方がいれば大歓迎ですのでぜひ声をかけてください。
 お話し会の後で反省会をして、また来年に向けて頑張る気持ちを新たにしました。「来年もクリスマスおはなし会に行きたい。」という気持ちになられた方がたくさんいればいいなあと思っています。(川浪智子)


■読書で遊ぼう『読書へのアニマシオン』勉強会
  講師:倉光信一郎氏(鳥取県米子市立尚徳小学校校長)

『読書へのアニマシオン』勉強会

『読書へのアニマシオン』勉強会

 倉光先生とは一昨年秋に初めて「アニマシオン」とは?という図書館主催の講習会でお会いして、私たち、おはなしキャラバンのメンバーたちは、子どもたちを楽しく「読書」へ導くための「遊び」としてこんな方法もあるのかと、たくさんの学びをいただきました。
 今回は2度目の講習会として、昨年の11月23日(金・祝)に、読む力を引き出す読書指導法(75の作戦がある)の中級編として教えていただきました。この日はキャラバンや図書館関係者だけではなく、学校の先生や朝の読み語りボランティアに携わる保護者など30名以上が集まり、先生のご指導のまま、あっという間に参加者が童心に帰ったように倉光ワールドに引き込まれ、夢中になってしまいました。絵本の中の登場人物になって、体を動かしたり声を出したり体も心も熱くなりました。子ども連れで参加した人からは、子どもが一番楽しんでいたとの感想が寄せられました。特に作戦「読みちがえた読み聞かせ」では、どこがお話の内容と違っているかの質問に、小学校低学年の子どもが一番正確に覚えていました。このように、子どもの吸収力にぴったりあったアニマシオン。たくさんのやり方をとおして本の世界を発見する読解力、表現力、コミュニケーション力を育てる手助けをする方法ですから、これからの活動に大いに役立たせたいと思います。
 どんな時代になろうとも、本をとおして豊かな人間になってくれると信じて、私たちの活動がどんどん広がっていくことを願わずにはいられません。(平松伸子)


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★ 3面(1)
平成7年の開館以来
貸出9,000,000冊達成!!

 昨年の11月14日(水)に通算貸出冊数が900万冊に到達しました。(雑誌・視聴覚資料および自動車図書館での貸出冊数を含む)平成7年の開館から17年4ヶ月での達成です。

松浦町在住の山口創くん(2歳)

松浦町在住の
山口創くん(2歳)

 記念すべき900万冊目の資料を借りてくれたのは、松浦町在住の山口創くん(2歳)。この日はお母さんと弟と一緒に図書館を訪れ、自分で選んだ絵本『おおきなかぶ』が900万冊目となりました。これを記念して図書館長から900万冊達成の証書と記念品を贈呈し、合わせて図書館フレンズいまりからも記念品が贈られました。また、前後賞として伊万里町在住の田崎さんと有田町在住の林さんにも記念品を贈りました。 
 これまで年間に約50万冊の資料が借り出されていますので、順調にいくと2年後には1千万冊に到達する見込みです。市民のみなさんには日頃からたくさんご利用いただきますことに、この場をお借りして感謝申し上げます。


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★ 3面(2)
図書館家読の集いを開催します

 日時:3月9日(土) 13:30~15:30
 会場:市民図書館ホール (入場無料)

≪内 容≫
オープニング  布のタペストリー『モチモチの木』上演
  伊万里おはなしキャラバン
報 告  「家読の郷(さと)、黒川町の取り組みについて」
  小島哲郎館長(黒川公民館)
発 表  「子ども国会で家読を提案」
  松尾ほのかさん(黒川小学校6年)
講 演  「家読っていいな。家読の効果と全国の動きについて」
  中島 進 氏(うちどく推進プロジェクト事務局長)

対象は、家読に係わる保護者、地域の方や学校の先生方です。
どうぞお出かけください。


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★ 4面(1)
図書館フレンズいまり主催 図書館めばえの日 ぜんざい会

 平成6年2月26日に現在の図書館の起工式が行なわれました。図書館の完成を心待ちにしていた市民と関係者が一緒に集い、建設が予定されていた敷地を歩いた後、手作りのぜんざいでお祝いをしたのが「図書館めばえの日」の始まりです。今年も図書館フレンズいまりの主催によりまして、来館者にぜんざいがふるまわれます。当日は古本市も開催されますのでどうぞお出かけください。

 日時:平成25年2月17日(日) 10時から (先着300名分)
 会場:市民図書館ホール (古本市は展示コーナーで開催) <参加無料>


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★ 4面(2)
日本図書館協会 -Help Toshokan- 東日本大震災復興支援活動写真展

 日本図書館協会が実施した東日本大震災復興支援活動の様子を収めた写真をパネルで展示いたします。震災で被害を受けた図書館や支援する様子を多くの写真で紹介します。

 展示期間:平成25年2月1日(金)~2月17日(日)  
  ※図書館の休館日はお休みします
 会場:市民図書館 企画展示室  <入場無料>


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★ 4面(3)
マナーを守って みんなで快適に

 図書館の中で携帯電話の呼び出し音を聞くと、周りのみなさんはドキッとしませんか。続けて話し声が聞こえると、不快に感じる方もいらっしゃるのでは…。
 図書館内では携帯電話の通話をご遠慮いただいています。また、着信音についても音が鳴らないような設定(電源オフまたはマナーモード)に変更し、やむを得ず通話される場合は、屋外もしくは玄関~ホール間の廊下でのご利用をお願いいたします。


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★ 4面(4)
図書館の利用状況(10月・11月分)
伊万里市民図書館
利用点数(月別)
平成24年10月
(開館:14日)
平成24年11月
(開館:26日)
市民図書館 16,863点 29,996点
自動車図書館(ぶっくん) 5,691点(6日稼働) 14,197点
全館合計 22,554点 44,193点

※10月は蔵書点検を実施したため、開館日・稼働日が少なくなっています。


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