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・図書館は情報の宝庫 ~一日図書館長を体験して~ ・第19回図書館☆まつり 平成26年7月5日・6日 ・第15回市民俳句まつり入選作品 ・(お知らせ) 藤田浩子さん講演会 ・図書館員おすすめの本 ・利用状況(4月・5月分) |
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図書館は情報の宝箱~一日図書館長を体験して~ 村上武大 6月27日に一日図書館長を体験してくださった、村上武大さんの感想をご紹介します。 今回、まちなかのイベントと市民図書館との初のコラボイベント『まちなか☆にぎわいフェス』スタンプラリーを催すご縁で、一日図書館長をさせていただきました。 まず、古瀬館長より委嘱状の交付を受け、市民図書館の歴史と概要の説明を聞き、窓口で本の貸出・返却業務を体験しました。そして館内を視察し、普段入れない書庫も見学したあと、国立国会図書館と日経テレコンのデータベースを実際に体験してみました。 伊万里市民図書館の素晴らしさは伊万里市民にとっての宝だと、改めて感動いたしました。アナログ情報(本)だけではなく、デジタル情報(データベース検索)と見事に合わさった情報の宝庫。それ故に、この図書館から様々な特許が生まれ、新たなビジネス(風水力発電システムや有田焼の万華鏡)が全国展開されている話は興味深かったです。私の仕事柄、マーケティングの参考として日経テレコンのデータベースが図書館で閲覧できるのは、大きな活用に繋がるのではないかな、と嬉しくなりました。 市民が支えるボランティア活動やイベントと、専門家(司書)による資料の構築とサービスとが融合した図書館。決して集客だけに目を向けず、市民目線で行われる運営と専門機関としての機能。図書館とは市民にとってどう活用されるべきかが体現できているように感じます。 スタッフからは、「自分の本棚だと思って図書館を利用してください」と言われました。「図書館をどう利用するか」という問いは、図書館に来れば解決するのです。本当に皆さんの想いとアイデアが、グッと詰まっている施設だと感じました。 館長を始め、スタッフの皆様、お忙しいところご丁寧な対応をして頂きまして、本当にありがとうございました。 ▼もどる |
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平成26年7月5日・6日 第19回 図書館☆まつり 『みんなで育てて19才』 図書館の開館をお祝いする「図書館☆(ほし)まつり」。今年は『みんなで育てて19才』をキャrッチコピーとして7月5日(土)・6日(日)の2日間、開催されました。 初日の伊万里中学校吹奏楽部によるオープニングセレモニーでは、いまりんモーモちゃんが登場。子どもたちも大喜びでした。翌日の6日はあいくにの雨になりましたが、啓成中学校によるブラスバンド演奏で楽しくスタート。期間中は市内24団体と4つの協力団体による催し物や活動の展示、販売などが行われ、たいへん賑わいました。また、「まちなか☆にぎわいフェス」と共催のスタンプラリーも今年はさらにバージョンアップして実施しました。2日間で約4,000名の皆さんにご参加いただき、大盛況の☆まつりとなりました。 ▼もどる |
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第15回 俳句まつり入選作品 【主催:図書館フレンズいまり】 (敬称略) 【選者第一席】 ★図書館フレンズいまり賞 雨ばかりあじさいだけがうれしそう 津上 広次朗 牧島小三年 夕立のきれいな色につつまれる 田中 愛莉 波多津小六年 涼風が草原かける阿蘇の朝 岩野 早希 青嶺中三年 夏休み計画だけは完璧だ 島田 侑佳 伊万里農林高二年 われもまた宇宙のかけら星月夜 山口 照子 伊万里町 【選者第二席】 ★選者賞 カブトガニおかおふたつでなかよしだ 犬塚 優月 牧島小三年 砂浜に続く足跡風は初夏 武田 駿 大川内小六年 新緑に取り囲まれる茶つみの日 松本 怜士 滝野中一年 桜舞ひひらひらスカートなびかせて 前田 里帆 伊万里農林高三年 黒髪に緑が映える野立かな 坂田 良孝 山代町 ★図書館長賞 ひまわりのタネをかぞえてみようかな 山中 夕華子 伊万里小二年 満かいのサクラで祝う駅まつり 橋本 萌華 山代西小五年 霧晴れてようやく見えた草千里 古澤 春菜 青嶺中三年 桜咲き高校生活頑張ろう 齋藤 純 伊万里農林高一年 若葉風白くつながる里の道 三溝 久仁子 ケアハウスいまり ★国際ソロプチミスト伊万里賞 たんぽぽのわたげにそっとねがいこめ 相良 美紗稀 牧島小一年 海の中真夏の光のぞいてる 塩田 ミオ 立花小五年 夕焼けが雲の中から手を伸ばす 池田 莉乃 南波多中三年 夜の空涙のように花火垂れ 藤 明日香 伊万里農林高一年 峠越え青葉清々香り立つ 深江 千鶴子 山代町 ■選評 選者・田中南嶽(ホトトギス會) 雨ばかりあじさいだけがうれしそう 梅雨に入ってうっとうしい日々が続くなか、紫陽花だけが元気よく咲いている。さらにその花は雨粒を受け、とても「嬉しそう」に見えた、広次郎くんの目。 夕立のきれいな色につつまれる 夏の午後に降る激しい夕立は、白雨とも呼ばれる明るい感じの雨。その明るさを「きれいな色につつまれる」と詠んだ素直さが、夕立の特徴をつかんだ句となった。 涼風が草原かける阿蘇の朝 涼風とは、涼しい風。その風が阿蘇の大草原の朝を渡って来た。「草原かける」の感じが、阿蘇の雄大な景色を読者に彷彿させる句となった。 夏休み計画だけは完璧だ これから迎える長い夏休みの過ごし方をいろいろ考え、勉強や旅行等、細々と計画を練る。すべての計画が机上では完璧に出来た。その時の気持ちを素直に詠んだ句。 われもまた宇宙のかけら星月夜 星月夜とは、晴れて星の光が明るく、月の無い夜。俳句の季題の中でも美しい一語である。「かけら」とは、その物質の一部分であること。作者が自分も「宇宙の一部分である」と詠んだことが、季語と呼応した一句。 ☆投句総数 二四三〇句 ・小学校 一二八七句 ・中学校 七九〇句 ・高校 三〇三句 ・一般 五〇句 ★学校賞 伊万里小学校 青嶺中学校 伊万里農林高等学校 ▼もどる |
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市制60周年記念事業 藤田浩子さん講演会 肌のぬくもりを感じながら「ことば」と「こころ」を通わすかけがえのないひと時を、絵本をとおして持つことを応援する「ブックスタート」。伊万里市では、3か月児検診の際に赤ちゃんとその保護者に読み語りを行い、絵本のプレゼントをしています。その「ブックスタート」が今年で10周年となるのを記念し、「おはなしおばさん」として各地で楽しいおはなしを語る活動をしている藤田浩子さんを講師に迎え、講演会を開催します。 ■日時:平成26年9月10日(水) 午後2時~ ■場所:伊万里市民図書館 ホール ■入場無料 *藤田浩子さんプロフィール* 1937年東京生まれ。幼児教育に携わりながらおはなしを語って50年。現在は幼稚園をはじめ、小学校や大学などでも小道具を使った楽しいおはなしを語り、大人向けの講演会のため全国を飛び回っている。 アメリカのストーリーテラーたちの招待で、日本の民話やわらべ歌を紹介。アメリカの子どもの文化功労者に送られる「ペガサス賞」を受賞。 ▼もどる |
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図書館員おすすめの本 『初恋料理教室』 藤野 恵美/著 ポプラ社 京都の祇園。薄暗くてひっそりとした路地に建つ大正時代の長屋に、その料理教室はあります。 年齢も国籍も違う4人の男性が通う「男性限定の料理教室」。 ていねいに相手を思いやって作る愛情料理。「おいしいものにはひとを引き寄せる力があります。」やさしく語りかけ、家庭料理の奥深さを教える愛子先生の人柄が魅力の作品です。 では、なぜ題名に初恋とついているのでしょうか。それは読んでのお楽しみ。 (K・K) ▼もどる |
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利用状況(平成26年4月・5月)
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