伊万里市民図書館　としょかん通信

平成２６年冬号（第１８２号）

・平成７年の開館以来　貸出１，０００万冊達成！！
・エベレストより高い市民の読書意欲
 ・伊万里市制６０周年記念事業　うちどく川柳コンテスト作品募集
・おめでとうございます　図書館フレンズいまりに感謝状
 ・クリスマスおはなし会
・よろしくおねがいします
 ・図書館員おすすめの本
 ・利用状況（８・９月分）

★ １面

平成７年の開館以来　貸出１，０００万冊達成！！

　１１月３日（月）文化の日に、通算貸出冊数が1,000万冊に到達しました（雑誌・視聴覚資料および自動車図書館での貸出冊数を含む）。平成７年の開館から１９年４ヶ月での達成です。
　記念すべき1,000万冊目の本を借りたのは、大坪町在住の山﨑慶太さんです。山﨑さんは「毎日のように図書館に来ていますが、私が1,000万冊目になるなんて、思いがけないことで驚きました。今日は、まちづくりの勉強のために『季刊地域』を借りました。」と語ってくれました。山﨑さんには、塚部芳和市長から達成の証書と記念品を贈呈し、あわせて図書館フレンズいまりからも記念品が贈られました。
　また、前後賞として木須町在住の副島愛玖(あぐ)梨(り)ちゃんと有田町在住の山崎由起乃(ゆきの)さんに図書館長から記念品を贈りました。このお二人も、よく図書館を利用されています。
　偶然にもこの日は読書週間のまっただ中の「文化の日」にあたり、しかも今年は「伊万里市制施行６０周年」でもあります。たくさんの来館者が、あたたかい雰囲気のなか、一緒にこの喜びを分かち合いました。
　市民のみなさんには、日頃から「わたしの図書館」としてたくさんご利用いただき、館員一同心より感謝申し上げます。「伊万里をつくり　市民とともにそだつ　市民の図書館」の言葉を胸に、よりいっそう暮らしに役立つ図書館サービスの向上に取り組んでいきますので、さらにご利用くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。

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★ ２面（１）

エベレストより高い市民の読書意欲

　平成７年７月の開館以来、毎年５０万冊前後のコンスタントなご利用により、貸出１千万冊を達成することができました。この１千万冊を単行本にみなして積み重ねると、１万メートルの高さになり、あのエベレストを凌ぐほどです。
　これはひとえに市民の読書意欲が高いことを表しており、それこそが、窓口に来る住民一人一人の顔を思い浮かべ、「読みたい本・役に立つ本を」、と選書に努める私たち司書への励ましでもあります。
　読書については、古今たくさんの本がありますが、何より読書は「心の糧」であり、満足や成長を育むものではないでしょうか。柳田邦男さんは人生に三度、絵本に巡り合うと言われていますが、伊万里市では子どもの読書推進のため、赤ちゃんへのブックスタート、学校での「朝の読書」、家庭や地域での「家読」を展開しています。また、仕事や日常の課題を解決するための調査相談、お年寄りへの対面朗読と、ライフステージの場面に応じて図書館を利用していただいた市民の活力が伊万里を元気にしてきます。そんな目に見えない成果が、この記録達成の裏側にはあるのではないでしょうか。
　そして市民図書館も来年には２０周年の節目を迎えようとしています。多くの市民、ボランティア、図書館フレンズいまりに支えられながら、「ひとづくり、まちづくりの拠点となる成長する市民図書館」として新たな飛躍をめざしていきたいと思います。

◆◇◆平成７年の開館から貸出点数１，０００万冊達成までの貸出点数の累計◆◇◆

・平成７年度　４３３，６９６冊
・平成１１年３月２４日　２００万冊達成
・平成１５年２月２８日　４００万冊達成
・平成１９年２月２５日　６００万冊達成
・平成１９年２月２５日　８００万冊達成
・平成２６年１１月３日　１，０００万冊達成！！

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★ ２面（２）

市制６０周年記念事業　うちどく川柳コンテスト

　読書を通して家族の絆を深める家読（うちどく）をすすめるため、市内在住者を対象に
「うちどく川柳」を募集します。「うちどく」の楽しさを川柳にしてみませんか？
ご応募、お待ちしています！

○募集対象：市内在住のかた
○作品内容：「うちどく」での読書の楽しさや家族のふれあいについて
　　　　　　（自作で未発表のもの。記号などを含めて１７文字前後）
○応募方法：①小・中学校に配布する応募用紙に記入して学校へ提出する
　　　　　　　　②はがきまたはEメールで図書館へ送る
　　　　　　　　（うちどく川柳、氏名、住所、学校名、学年、連絡先電話番号を記入する）
○応募先：（はがき）〒８４８－００２７　伊万里市立花町４１１０－１
　　　　　　　　　　　伊万里市民図書館　うちどく川柳応募係
　　　　　　（E-mail）お問い合わせフォームから送信してください
○締め切り：平成２６年１２月１９日（金）必着
○問合せ先：伊万里市民図書館　☎２３－４６４６

＊主催　伊万里市・伊万里市教育委員会

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★ ３面

おめでとうございます！
　図書館フレンズいまりに感謝状～第１００回全国図書館大会～

　１０月３１日（金）、東京で開催された日本図書館協会の「第１００回全国図書館大会」において、図書館フレンズいまりに感謝状が贈呈されました。これは、図書館で功績のあった人や協力する団体に贈られるもので、図書館フレンズいまりの“協力と提言”による活動と支援などの貢献に対する感謝状となりました。現在は会員数４０５名となり、平成７年の開館以来変わらぬその活動と協働の姿は全国的にも注目されています。
　明治大学ホールでの式典会場には、受賞者１０３団体のうち５５団体が参加、その中から全体の代表として、図書館フレンズいまりの橋口京子代表が感謝状を受賞されました。橋口代表は「晴れの舞台でこんな栄誉に輝き、ありがたいと思うと共に責任の重さを改めて痛感しました。」と語られています。
　この日は東京在住の岩橋誠さん（フレンズ元副代表）も参加されており、懇親会では、基調講演をされた山根基世アナウンサーに続き、橋口代表がお礼のスピーチを行いました。参加者の中には、「伊万里はすばらしいですね。」「また行きたい。」「３、４回行きました。」と伊万里市民図書館のことをご存知の方が多く、橋口代表や岩橋さんも改めてその知名度の高さにびっくりしたそうです。

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★ ４面（１）

クリスマスおはなし会

★日時　　１２月１３日（土）　１４：３０～
★場所　　市民図書館ホール

今年のクリスマスおはなし会は、ペープサート絵本など、盛りだくさんの内容です。ぜひ、ご家族お誘いあわせてお出かけください。

☆サンタさんの絵をかいてきてね！
☆入場無料

よろしくおねがいします

今年、新しくメンバーになった図書館員をご紹介します。

・・重田清佳・・
皆さんこんにちは。４月から主に中央デスクで貸出返却の業務をしています。
まだまだ未熟者ではありますが、図書館のために力を尽くしていきたいと思っています。

・・吉永春香・・
武雄市に住んでいます。１０月に図書館に来てから、歴史民俗資料館とトンテントンに初めて行きました。少しずつ伊万里市のことを知って、図書館サービスにつなげていきたいと思います。

・・山下裟世・・
１０月１日からＡＶデスクを担当しています。図書館では、最近の映画のＤＶＤや絵画の貸出などもしています。ぜひご利用ください。

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★ ４面（２）

図書館員おすすめの本

『東海道新幹線開業５０周年　公式写真集　１９６４→２０１４』　
ウエッジ／編　　　須田　寛・副島　廣海・田中　宏昌／監修　　ウエッジ

　東京オリンピックを目前にした昭和３９年１０月１日に開業し、今年で５０周年を迎えた、東海道新幹線の公式写真集。０系から現在までの車体の変遷や、食堂車の風景に懐かしさを覚える方も多いでしょう。車両の設備や修理中の貴重な写真も多数載っています。
　子どもたちが憧れ、歌にもなった新幹線。時代とともに常に進化し、人々の夢や人生を乗せて何より安全に走り続ける新幹線の５０年の姿を辿ります。

（Ｔ・Ｙ）

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★ ４面（３）

利用状況（平成２６年８月・９月）

伊万里市民図書館利用点数（月別）	８月（開館：２７日）	９月（開館：２２日）
市民図書館（公民館含む）	３３，８４９点	３０，８４７点
自動車図書館（ぶっくん）	４，９０１点	１３，０５３点
全館合計	３８，７５０点	４３，９００点

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