> トップページ > 伊万里市民図書館について > 広報 としょかん通信 > 平成27年夏号




平成27年 夏号 (第186号)

・支えあい育みあって20年~市民図書館☆まつり3日間開く~
・第20回図書館☆まつり 7月4日
・第20回図書館☆まつり 7月5日
・伊万里市開館開館20周年記念 図書館伊万里塾連続講座 第一回
 「岡幸江さん講演会」
・図書館員おすすめの本
・利用状況(4月・5月分)
★ 1面
支えあい 育みあって20年 ~市民図書館☆まつり3日間開く~

★7月3日★
 開館20周年を記念した図書館☆まつりでは、表題の言葉をキャッチコピーにして、今回は、前日の金曜日の開館延長に併せて前夜祭が開かれました。
 夕暮れ迫るこども開架室のグランドピアノ前でのいすの木コンサートで開幕。
 塚部市長のスピーチに続き、アコーディオンの伴奏でタンゴの曲目を熱唱されました。艶やかな歌声に、参加者はうっとり。
 続いて登り窯の部屋の前で、おはなしキャラバンによるおはなし会が開かれ、最後は、登り窯の部屋で、伊万里ケーブルテレビのニュース映像で制作された図書館の記録映像DVDの映写会がありました。
 ぶっくんの出発式に始まり、ぜんざい会の発端となった起工式、新館のテープカットや図書館で夢を実現した人の紹介などがあり、若かりし頃のみなさんの顔に歓声が上がりました。


■子ども開架室で素晴らしい歌声を披露されるいすの木合唱団のみなさん


■おはなしキャラバンによる布絵本「三びきのこぶた」など、楽しいおはなし会が行われました。



▼もどる

★ 2面
★7月4日★
 土曜日、朝からあいにくの雨模様。10時少し前、ホールでの開会式では、図書館フレンズの橋口京子代表に続き、20周年記念事業の岡田政昭実行委員長のあいさつがありました。岡田さんは、開館前の「図書館づくりをすすめる会」の代表でもあり、感慨も一入のようでした。来賓を代表して塚部市長が祝辞を述べた後、福祉喫茶「あおぞら」から大型絵本『だるまさんの』の寄贈がありました。大坪保育園児19人と市長、実行委員長が、誕生ケーキへ蝋燭を立てたイベントの後、特別企画として市長が絵本「たなばたバス」の読み語りを行いました。
 オープニングは、啓成中学校ブラスバンドの演奏で、☆まつりのイベントが始まりました。20周年の今回は、交通安全フェスティバルが開かれ、大川内保育園児による青螺太鼓の演奏で始まり、佐賀県警のゆるキャラ「ごろうくん」や「いまりんモーモちゃん」が登場し、子どもたちの人気を独占しました。こども開架室では、七夕ミニコンサート、ホールでは☆まつりおはなし会があり、和室では、お茶会などがありました。館内には「らいぶ★ラリー」でポイントを探しまわるこどもたちで賑わい、回廊での販売部会のバザーや古本市には、人だかりができました。

■オープニングで挨拶をする岡田さん(上)と橋口さん(下)




■福祉喫茶「あおぞら」から絵本のプレゼント


■園児に読み語りを行う塚部市長


■オープニングを飾った啓成中学校ブラズバンド部の皆さん


■交通安全フェスティバル交通安全クイズに佐賀県警の「ごろうくん」と「いまりんモーモちゃん」が登場


■おはなしキャラバンによる、☆まつりおはなし会『ぞうのエルマー』他たくさんのお話がありました



▼もどる
★ 3面
★7月5日★
 日曜日、雨も上がり、伊万里中学校のブラスバンド演奏でスタート。開架室でのバイオリン演奏、人形劇や対面朗読と続き、ホールではフラダンス。午後は俳句まつりの表彰式があり、募集2,626句の中から入賞者44人に表彰状が贈られました。その後、子ども達も出演した琴の演奏と続き、親子ユニットや親父バンドのライブがありました。
 エンディング・セレモニーでは、古瀬館長が20年前に井戸を掘った人たちへの感謝を述べ、この日のために横浜から駆け付けた設計者の寺田芳朗さんと犬塚まゆみ元館長を壇上へ誘い、寺田さんは、市民が主役の☆まつりの感想と励ましの言葉を述べました。フィナーレは全員で、「手のひらを太陽に」の大合唱で3日間の幕を閉じました。今回の参加者は、約5,500人でした。

■2日目の開幕を飾った伊万里中学校吹奏楽部の皆さん


■●優雅なフラダンスを踊るハワイアン・フラ・プア伊万里


■子どもたちに大人気の「ふうせんや」さん


■フィナーレであいさつをする寺田設計士(中)と古瀬館長(左)犬塚元館長(右)


■エンディングは皆さんとともに、「手のひらを太陽に」の大合唱。とても楽しい3日間となりました。



▼もどる
★ 4面(1)
伊万里市民図書館 開館20周年記念 
図書館伊万里塾連続講座 第1回  岡 幸江さん講演会


■演題:場としての図書館を考える ~生涯学習の視点から~
■日時:平成27年9月6日(日) 午後2時~
■場所:伊万里市民図書館 ホール  
■入場無料

*講師プロフィール*
 九州大学院准教授、滞在型図書館での利用調査・分析
糸島市の新図書館利用検討委員長(福岡市在住)。

◇これからの図書館伊万里塾連続講座
第2回 10月 4日(日) 講師 草谷 桂子さん
第3回 12月20日(日) 講師 猪谷 千香さん

▼もどる
★ 4面(2)
図書館員おすすめの本

『世界の果てのこどもたち』   中脇 初枝/著  講談社社

 戦時中、高知県から家族と満州に渡った珠子。朝鮮人の美子(ビジャ)と横浜から来た茉莉と満州で出会います。そしてある事をきっかけに友情が生まれます。戦後の日本と中国で、3人は別々の人生を歩みながらも、友情を忘れていませんでした。
 作者は、この本を書くために中国と韓国を訪れ、綿密な取材をされたそうです。日本と中国と朝鮮と平等な視点で、真摯に描かれています。過酷な戦争の状況が描かれながらも、3人の子ども達の友情が平和の尊さを物語っているようです。
(H.Y)

▼もどる
★ 4面(3)
利用状況(平成27年4月・5月)
伊万里市民図書館利用点数
(月別)
4月
(開館:25日)
5月
(開館:24日)
市民図書館(公民館含む) 27,501点 27,245点
自動車図書館(ぶっくん) 10,955点 12,016点
全館合計 38,319点 38,261点

▼もどる








- copyright(c) Imari Public Library All Right Reseaved. -