> トップページ > 伊万里市民図書館について > 広報 としょかん通信 > 平成27年秋号
・人生に寄り添う図書館であるために ・絵本を読んで脳を活性化しよう! ・11月21日、いよいよオープン!!森永太一郎コーナー ・子どもたちでにぎわった夏休み ・蔵書点検および特別整理により休館いたします ・草谷桂子さん講演会 ・図書館員おすすめの本 ・利用状況(6・7月分) |
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人生に寄り添う図書館であるために 今年は市民図書館の開館20周年です。その記念事業として、「図書館と 伊万里の未来 考える」を合言葉に “図書館伊万里塾”の連続講座を開催することにしました。 その1回目は、9月6日、九州大学大学院准教授、岡(おか)幸江(さちえ)さんをお招きして、『場としての図書館を考える~生涯学習の視点から~』のテーマで、講演会を行いました。 図書館は生涯学習の拠点だ、と言われますが、いったいどういうことでしょうか?岡さんは一昨年、院生たちと来館者の声を丹念に拾い上げる利用調査を行われました。滞在型と言われる伊万里の図書館で、どんな人たちが、どんな使い方をして、そして、どんな過ごし方をしているのでしょうか?そこで館内の利用者65人に話を聞き、分析して導かれた言葉があります。それは“人生に寄り添う図書館”だというのです。 時間を見つけて利用にきた理由が、「ゆっくりできるところが、ここしかないんですよ」という30代子育て中の女性。本棚や企画展示の本を見て、「何気ない日常を意識するきっかけになるのが楽しい」という50代男性。また、「包み込むようなあたたかさがあって居心地がいい」という方や「知りあいが多いから来る」という図書館で友達をつくった方などの、多くの声がありました。 ここに集う市民は、この図書館を通して自分の人生の広がりを実感しているようです。様々な人生の段階や年齢において、仲間を増やしたり、新たな世界に出会ったりしているというのです。図書館は、本との出会いだけではありません。ボランティアやサークル活動を通してかかわることや、共に学び、生きる力を育むことで、人生や学びの世界が広がっているようです。 そうした市民の一人ひとりが、自分なりの図書館観を育み、そして生き生きと輝くような使い方をしていました。その人の人生をより豊かにするための場、それが生涯学習の視点からみた図書館だというのです。 きっと誰にでも<私と図書館の物語>があるはずです。それは思い出、熱い思い、大きなこと、それともごくささいなことだったり……。 “人生に寄り添う図書館”で、あなたの物語をつくってみませんか。 (Y.N) ▼もどる |
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絵本を読んで脳を活性化しよう! 「図書館フレンズいまり」記念講演会第3弾が9月12日(土)午前10時から図書館ホールで開かれました。当日は、いすの木合唱団の歌で始まり、その後6月に上映した映画『じんじん』の収益により絵本117冊が図書館に贈呈されました。岡田実行委員長のあいさつの中で、当日の日経新聞NIKKEIプラス1で市民図書館が、西日本で1番に選ばれた記事を紹介されました。 講師は東京都健康長寿医療センター研究所で研究部長を務める医学博士の藤原佳典さんです。「絵本の効用について」と題し、高齢者が絵本の読み語りによって、健康、長寿を保ち、ボランティア活動に加わり、人生を輝かせることが可能になる、という 内容です。藤原先生は、平成16年から国内で、シニア読み語りボランティア団体「りぷりんと」の活動を展開されています。 「少子高齢化が進む中、年金や医療保険、介護、高齢者医療等に国の予算の過半数が使われている。高齢者の生きがいや健康づくりとして、社会参加がキーワードになる。絵本による読み語りは、世代間の交流はもとより、本人への心理的効果、身体的効果、認知機能効果をもたらす。 そこで『絵本を読んで脳を活性化!』として、絵本の読み語り講座を開いている。絵本はコミュニケーションのツールであり、世代間交流は、持続可能なふるさと創生の鍵である。」と話されました。講演後の質問や感想の中で、「年齢的にボランティアを卒業しようと思ったが、自分のために再度挑戦したい。」との活発な発言がなされました。 ▼もどる |
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11月21日、いよいよオープン!!森永太一郎コーナー エンゼルマークでおなじみの森永製菓株式会社の創始者、森永太一郎の生涯を学ぶための展示場所を図書館に設置します。6月に森永太一郎翁顕彰会から130万円の寄附を受けました。そこで、太一郎を顕彰するための展示場所を伊万里学コーナーに設置して、事前の調査で見つかった太一郎ゆかりの品や、昔懐かしいポスターやキャラメルの箱などを展示いたします。11月21日(土)は、テープカットの他に、次の催しを予定しています。 1.森永コーナー披露式典(伊万里学コーナー) 2.森永太一郎特別展示(企画展示室) 3.調査委員会による特別講演会(ホール) 詳しいスケジュールが決まり次第、伊万里市および市民図書館のホームページと掲示板にてお知らせいたします。(入場無料) ▼もどる |
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★子どもたちでにぎわった夏休み★ 子ども図書館員講座 7月21日(火)~22日(水) 夏休みに入ってすぐに、「子ども図書館員講座」を開催しました。対象は小学3年生から6年生。たくさんの応募があり17名が参加してくれました。まずは館長の話を聞き、館内の見学をしてから図書館の仕事が始まりました。初めて聞く館長の話に、緊張しながらも質問をすることができた子どもたち。その後、本の修理、企画展示作り、貸出・返却と作業を頑張りました。 2日目は、お楽しみのおはなし会です。それぞれお気に入りの絵本を決めて、グループに分かれて練習です。練習の成果をみんなの前で披露する時は緊張した面持ちでしたが、全員が堂々と読んでくれました。 さらに2日間で学んだことを一人ひとり新聞にまとめました。これをきっかけに図書館を身近に感じてくれたようでした。 リサイクル工作教室 7月31日(金) 小学1年生から4年生を対象に、リサイクル工作教室を行いました。トイレットペーパーの芯やフェルトの端切れを使っての工作に、40名の児童が参加。 線にそってはさみで切るものままならない児童もいましたが、誰にもマネできないアイデアで勝負。最後は世界に1つだけの作品が完成し、いい夏の思い出ができたようです。 統計ワークショップ 7月25日(土) 佐賀県統計分析課との共催で「統計ワークショップ」を行いました。講師に大和中学校の中村先生を招き、グラフの作成に役立つ統計の調べ方やまとめる作業について指導を受けました。午前は小学生低・中学年が12名、午後からは高学年の児童と中学生の23名が参加。それぞれ異なる課題に挑戦し、館内でフィールドワークを行いながら数を調べていきました。また、タブレット端末がグループごとに配布され、慣れない操作で調べた内容をまとめました。 終わった後に中村先生が解説を加え、統計が生活や社会の中で活かされていることを話されました。このワークショップは初めての試みでしたが、子ども達も関心を示してくれて、楽しみながら統計についての理解を深めることができたようです。 うに。 ▼もどる |
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10月13日(火)から10月20日(火)まで 蔵書点検および特別整理により休館いたします 図書館では約39万4千点の資料を所蔵していますが、資料の状況を把握するために毎年蔵書の点検作業を行っています。今年も蔵書点検と書架整理などを上記の期間に行います。 なお、この期間は資料の貸出・予約や資料に関するお問い合わせには対応できない場合がございますので、どうぞご了承ください。 ■図書や雑誌の返却は駐車場側と子ども玄関横の2ヶ所に設置している「本のポスト」をご利用ください。なお、CDやDVDなどの視聴覚資料は破損するおそれがありますので、特別整理休館後に直接窓口へお持ちください。 ■自動車図書館「ぶっくん」は期間中も巡回いたします。 みなさんには大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご理解とご協力をお願いいたします。 ▼もどる |
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(開館20周年記念事業 図書館伊万里塾 第2回) 草谷 桂子さん 講演会 (日本文学者協会会員・静岡県図書館友の会運営委員) 演題:市民と目指す図書館の明日 日時:平成27年10月4日(日) 午後1時30分~ 場所:伊万里市民図書館 ホール 入場無料 ▼もどる |
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図書館員おすすめの本 『おやじダイエット部 新入部 脱・メタボ14日間の旅!』 桐山 秀樹/著 徳間書店 ダイエット」と聞くとキツイ運動に、食事制限、そんなことが頭に思い浮かびます。 美味しい物を食べながら、楽しく旅をしてダイエット!なんて夢のような話しですよね。 おやじダイエット部は京都を始めに、東京・大阪・静岡・福岡・佐賀・長崎等の全国各地さまざまな場所を訪れて美味しい物を食べます。そして、ダイエットの大事なポイントを学び、健康になって長生きをしようというお得なことが盛りだくさんな部活です!! ダイエットしようかなーと思っていた方は、是非この本を読んで健康王国へ出発してみて下さい。 (M.T) ▼もどる |
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利用状況(平成27年6月・7月)
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