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No.415 平成20年11月
   
『ちょいな人々』
『最後の初恋』
荻原 浩/著  文藝春秋社

 突然、会社でノーネクタイの日が実施されることになった。その名も“カジュアル・フライデー”。 
 「ビジネスマンにとって日々は戦場、服装は鎧だ」とお堅い社風や上司のもとで働いてきた中年課長の井上誠一は戸惑いを隠せない。しかし、女子社員のほめ言葉を鵜呑みにし、おしゃれやファッションを意識し始めるのだった。
 おっちょこちょいだけど、どこかしら憎めない可愛さのある人々が、表題作のほか6編の物語に描れています。

 (Y・O)

ニコラス・スパークス/著 
 雨沢 泰/訳 
       ソフトバンククリエイティブ


 冬の嵐が近づく海辺の村で、心に傷を負った男女がであった。
 夫に裏切られ、子どもと介護の必要な父親を抱え不安で押しつぶされそうなエイドリアン。
 仕事に熱中しすぎて、家族が自分からすっかり離れてしまったことに気がつかなかったポール。
 5日間で知った本当の愛とは、そして家族とは?リチャード・ギア、ダイアン・レイン主演の話題の映画原作です。

 (Y・M)

『聖女の救済』
『すき焼き通』
東野 圭吾/著  文藝春秋

 「容疑者Xの献身」で注目を浴び、ドラマの放送でお馴染みになった「ガリレオ」シリーズの最新作です。毎回科学や数学を駆使したトリックと思わず引き込まれてしまうストーリーを皆さん毎回楽しみにしているのではないでしょうか。
今回ガリレオこと湯川が立ち向かうのは完全犯罪。犯人が判っているのに完璧なアリバイが湯川や草薙の前に立ちはだかります。つい睡眠時間を削ってしまうような一時を「聖女の救済」で楽しんでみては如何でしょう。他の「ガリレオ」シリーズも合わせてオススメします。

 (N・Y)
向笠 千恵子/著  平凡社

 日本人に最も愛され、幸福感あふれる鍋料理、すき焼き。
 この本では、日本三大ブランド牛や知られざる名牛について、また元祖「牛肉食い」福沢諭吉と元祖牛鍋屋との関わりなど、すき焼きの食文化や美味の秘密が熱く語られています。
 全国の老舗すき焼き店を訪ねた著者が語る、各々の食べ方の流儀や味。おいしそうな情景が頭に浮かびます。本書に登場する店の一覧も掲載されています。

 (S・I)

『ゴールド・ラッシュ』 『そのとき あの人はいくつ?』
天海 源朗/著  幻冬舎

 投資ジャーナリストと投資家という2つの肩書きを持つ著者が、様々な投資の日々の中で気付いたことは、「金(GOLD)」に関する投資で損をしたことがないということです。それは、金価格がインンフレに左右されない、テロなどの紛争が投資の出番である、小資金での売買などの手軽さ、「資金保全」の特長を持っていることなどからです。
 本書は、「金投資」の魅力と「運用のバリェーション」を、詳しく解りやすく披露しています。
 確実に儲けたい方にアイテム満載の手放せない一冊です。

 (T・K)

池上 彰/監修  小学館

 私たちがよく知っている歴史上の人物たち。彼らはいったい何才の時に何をしていたのでしょうか?
 14才の時、マリー・アントワネットはのちのルイ16世と結婚し、天草四郎は島原の乱を指揮しています。55才で、伊能忠敬は蝦夷地測量のため江戸を出発し、ファーブルは56才で昆虫記の第1巻を刊行しています。
 このように、本書では、101人の人生の断片が6才~100才まで年齢別に並べられています。
 時代を越えて、その当時に思いを馳せてみませんか。あなたは今、いくつですか?

 (K・K)


 





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