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No.418 平成21年1月
   
『100歳になった介助犬』
『九州男児の解説書』
藤原 嗣治/著  ポプラ社

 私達にとても身近な生き物である犬。今ではペットとしてだけでなく災害の現場や体の不自由な人の手助けをする等、パートナーとしても認知されています。本作は日本で最初に育成された介助犬「グレーデル」の生涯のお話です。
 今では介助犬という言葉も社会的に認知されていますが、その誕生には数々の問題とトラブルがあったことが本作でわかります。人間のパートナーとしての犬について認識を深めるために本作はいかがでしょうか。

 (N・Y)

こよなく九州男児を愛する会/著
              ブックマン社


 「東京にはジョイフルがなくてびっくりした」「とんこつ以外はラーメンじゃないと思っている」等、なるほどと頷いてしまうものから、そうなの?と首を傾げるものまで、九州男児についての50の解説文が面白おかしく書いてあります。
 その他、有名人を挙げての各県における九州男児の特徴や、九州男児データなどもあり、九州男児だけでなく、周りに九州男児がいる女性にも楽しめる一冊となっています。

 (K・I)

『小金さん 熱海百年芸者物語』
『脳の休ませ方 ~いきいき・スッキリとした毎日を過ごすために』
鏑木 賀代/著  東邦出版 

 日本テレビ「ザ!世界仰天ニュース」で話題となった現役熱海芸者の“小金さん”こと鏑木賀代さんが、2008年9月、百歳を機に86年の芸者生活に幕を下ろしました。
 明治、大正、昭和、平成を生き抜いた著者は、関東大震災や戦争などを身をもって体験し、また生涯たった一人、妻子ある人への一途な想いを貫きました。
 波乱万丈、芸者一筋に生きた女の人生。この一人語りは、「芸は好き。でも芸者は嫌い。」と言い続けてきた著者の一世一代、最後の晴れ舞台です。

 (S・I)

米山 公啓/著  PHP研究所

 ストレスの多い毎日だけど、脳にやさしく生きましょう!深呼吸をしたり、音楽を聴いたり、想像したり、温めたり・・・。誰でもできる具体的な方法を紹介します。
 さらに、もっと重要な「脳の健康を作る方法」も伝授!強い脳でストレスをぶっとばし、おまけに生活習慣病の予防につながります。
 あなたの脳の“本当の健康”を取り戻しましょう!

 (Y・M)

『わたしの好きな時代小説』 『オヒョイのジジ通信』
常盤 新平/著  晶文社

 歴史を背景として、その時代や人物、出来事などを題材として書かれた時代小説は根強い人気があります。翻訳などを手がける著者も、時代小説の魅力にとりつかれた一人。そこで、お気に入りの作品14作を取り上げ、作家の視点や感性、作品背景などを解説しています。
 時代小説ファンはもちろんのこと、まだ手にしたことがない人にも、物語に描かれたヒーローの活躍ぶりや人情味あるれる町の風景など、時代小説の醍醐味を楽しんで欲しいという思いこがめられた時代小説ガイドです。

 (Y.O)

藤村 俊二/著  集英社

 テレビなどでおなじみの藤村俊二さん。嫌なことからヒョイ・ヒョイと逃げ出してしまうので「オヒョイ」と呼ばれだしたのだそうです。
 そのオヒョイさんも75才。本当に大事に考える事、大切にする事に精一杯生きてきたら、とてもステキなおじいさんになっていました。
 本書には、無理をせず、自分らしく、しかし、きちんと年を重ねている生活が綴られています。老いてなお、輝いているオヒョイさんのジジ通信です。

 (K・K)


 





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