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No.424 平成21年4月
   
『江戸の数学教科書』
『ワルキューレ』
桜井 進/著
集英社インターナショナル


 江戸時代、鎖国中の日本には、「和算」という独自の数学がありました。
 西洋の数学とは全く違う道筋をたどり、世界最先端のレベルに発達した日本独自の数学とはどんなものでしょうか?
 江戸の驚異の数学ワールドを堪能してみませんか?

 (Y・M)

スティ・ダレヤー/著 
加藤 節子ほか/訳  原書房
 

 第二次世界大戦下のドイツ。国家に忠誠を誓い、命をかけて戦っていた将校・シュタウフェンベルクはヒトラーの非道な独裁政権の実態を間の当たりにし、いつしか信念は崩れ去る。やがて、彼は国内の反乱鎮圧を意図として作られた「ワルキューレ計画」を逆手に取り、ヒトラーの暗殺計画を企てるのであった。
 史実に基づき、極限状態にあるヒトラー暗殺の首謀者たちの二日間を描いた小説。

 (Y・O)
『政治家失格~なぜ日本の政治はダメなのか~』
『500円からはじめるらくらくお金を貯める本』
田崎 史郎/著  文藝春秋

 かつて日本は「経済は一流、政治は三流」といわれた時代があった。日本は経済がしっかりしているから、政治は三流でもやっていけるという意味だ。
 しかし、もはや政治は三流でかまわないとは言えなくなった。政治の無策はそのまま国民の生活を直撃する。
 では、政治が国をリードするためには、どのような政治家が必要なのか。著者は政治家に必要な六つの力を、「風圧」力、「運用」力、「デザイン」力、「軍師」力、「操縦」力、「言葉」力だと言う。
政治取材三十年の記者が考える、本物の政治家とは。

 (M.H)

上野 やすみ/監修  成美堂出版

 「お金を貯める」には使わない事が一番ですが、生活していく上でそういうわけにもいきません。ですが、あまり面倒な事もできない…。本書は今の生活の中で簡単にできる小さな事から、株や投資信託などで本格的にお金を増やす方法、更にそこに関わってくる税金まで、「お金のキホンのキ」が集めてあります。
 文字だけでなく、イラストを使用して分かりやすく書かれたこの本を読みながら、叶えたい夢や将来のため、自分にとって大切なお金の使い方を考えてみませんか?

 (K・I)

『ベストセラー作家 その運命を決めた一冊』 『原 辰徳~その素顔~』
塩澤 実信/著  北辰堂出版

 今年は松本清張生誕100周年です。初のベストセラー作品である『点と線』は社会派推理小説の先駆けと言われていますが、もともとJTBから出ている『旅』という雑誌の連載小説だったそうです。
 松本清張のほかに、東野圭吾の『探偵ガリレオシリーズ』や森村誠一の『人間の証明』、江戸川乱歩の『怪人二十面相』など10人のベストセラー作家とその作品を取り上げ、作品が生まれるまでの出版社とのやり取りや、作家の仕事ぶりが書かれています。

 (N・K)
今井 美紀/取材・編  三修社

 先日のWBC連覇の記憶がまだ新しい「侍japan」の活躍。連覇達成という重圧を背負いながら日本代表チームを率いていたのが指揮官、原辰徳監督です。
 ニューヒーローとして巨人軍に入団し、スターとして活躍した現役時代。そしてキャスター、コーチ、監督として、今もなお野球人生を突っ走る原監督の素顔とはいったいどんなものでしょう。
 WBCの前監督である王貞治氏や松井秀喜選手からみた原監督の姿や、さまざまなエピソードなど、原監督と交流があった15人が語る野球人「原辰徳」の素顔とは?

 (S・S)

 





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