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No.457 平成22年9月
 
  
『しあわせ読書のすすめ』
『新聞で学力を伸ばす』
清水 克衛/著  辰巳出版

 読書は心の栄養です。疲れたとき、悩んでいる時は、心の栄養不足です。そうでなければ、カゼをひいてしまいますよ。
 著者は、本のソムリエで有名な本屋の店長さん。他人の機嫌ではなく、自分の機嫌をとる必要がある人が増えているそうです。この本には、仕事・恋愛・人間関係など女性が抱えがちなテーマに沿って53冊の本がセレクトされています。「どうすればポジティブになれますか?」「人の意見にすぐに流されてしまいます。」 など。笑顔で明日を迎えるために、あなたも『しあわせ読書』をはじめましょう!

 (Y.M)
斉藤 孝/著  朝日新聞社出版局

 グループホームでアルバイトとして働き始め、いつしか福祉の世界に入り込み、本業として働くことになった著者。多くのお年寄りと出会い、人生の師がたくさんいて幸福を感じています。
 本書では、介護の知識が無いところから一つ一つ手探りでお年寄りとの関係を築いてきた様子が綴られています。穏やかな日々のなかには笑いもハプニングも起こります。家族の絆を垣間見たり突然の別れに直面することもありました。
 介護の現場で働くことを決めた著者の奮闘ぶりが伝わってきます。

 (S・S)
『おべんとうの時間』
『飢えたピラニアと泳いでみた
~へんであぶない生きもの紀行~』
阿部 了/写真 阿部 直美/文  
木楽舎

 どこか張り詰めた毎日のなか、心をほっとさせてくれるお昼の時間。「おべんとう」をあけた時の楽しみは、いくつになってもかわりません。
 本書は、「おべんとう」にスポットをあて、中身を写真で紹介しながら、その「おべんとう」の持ち主に話しを聞いたフォトエッセイ集。
 奥さんやお母さんに作ってもらう「おべんとう」や自分の手づくりの「おべんとう」など、その「おべんとう」の数だけ 毎日を頑張っている人たちがいて、その人たちが綴る物語がありました。いつもの「おべんとう」が愛おしく感じる一冊です。

 (A・U)
チャード・コニフ/著 長野 敬ほか/訳   
青土社

 ピラニア、チーター、毒グモなどは、人間に危害を加える生き物として危険視されています。しかし、著者を含めた生物学者の中には、これらの生き物に異常なまでの愛情を抱き、人生を捧げている人もいます。
 本書は、著者がピラニアと実際に泳いだというエピソード、さらには150種類以上の昆虫にわざと刺され、サンプルとして「痛み指標」を作成した、などの紹介をしています。
 著者達の大冒険を楽しむことが出来ます。

 (S・Y)

『奇跡の夢ノート』 『この経済小説がおもしろい!』
石黒 由美子/著   NHK出版

 北京オリンピックでシンクロ代表の著者。素敵な笑顔とその輝かしい姿の裏側には、小学生の頃にあった交通事故による辛く苦しい体験がありました。彼女は、事故前から、自分の夢をノートに綴る『夢ノート』を書いていました。事故により、目が見えなくなったり、顔にひどい傷を負いながらも、前向きな彼女の夢は、シンクロでオリンピックに出る事でした。
 夢ノートに書いたその夢を、実現させるために努力や苦悩の日々が綴られた一冊です。
 あたなも『夢ノート』書いてみませんか?

 (M・O)

堺 憲一/著   ダイヤモンド社


 日本経済や企業・業界の内部、そこに携わる人びとに光を当て、とっつきにくい経済の世界を目の前の出来事のように生き生きと描く経済小説に魅了された著者。これまでに読破した経済小説は1000冊にも及ぶという。多くの人にそのおもしろさを伝えたいと、著者独自のランキングでオススメ本を紹介している。また、日本の文壇に「経済小説」の分野を確立させた作家や作品、その経緯なども時代を追って説いている。

 (Y.O)


 





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