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No.463 平成23年1月
 
  
『最高齢プロフェッショナルの教え』
『おくうたま』
徳間書店取材班/著  徳間書店

 現在、高校や大学を卒業しても、就職先がみつからない若者が増えつづけています。しかし、一方でなんとか就職をしても、その職を辞めフリーターになってしまう人も増えつづけています。
 人生最大の難関ともいえるやりがいのある仕事を見つけるということはそう簡単ではありません。しかしこの難関を突破し、各界のプロフェッショナルとして活躍している人も少なくありません。
 この本では、各界で最高齢といわれながらトップクラスの実力を維持し、いまだに現役で活躍している人たちを紹介しています。
彼らプロフェッショナルの言葉から、仕事に対する姿勢を学びとれる一冊です。

 (U.A)
岩井 三四二/著    光文社

 織田信長によって滅ぼされた北近江の浅井一族。長政の息子・喜十郎は、織田勢の追っ手から逃れ、瑞石という変わり者の医師の弟子として匿われる。身分を隠しながら十二歳の少年は、破天荒な師匠に同行して敵方の戦場へと身を投じることに。やがて十七歳になった喜十郎は、長年心に秘めていた浅井家の再興を実現するために、医師ではなく武士の道をめざすのだが…。
 戦国の乱世に翻弄されながらも夢を追い続ける若者の雄姿が描かれています。

 (Y.O)
『Twitterの神々
-新聞・テレビの時代は終わった-』
『ダライ・ラマ法王に池上彰さんと
「生きる意味」について聞いてみよう』
田原 総一朗/著   講談社

 Twitterは自分の考えていることを140字以内でつぶやくことで、世界中の人とコミュニケーションができるサイトです。その動きは若者文化の発信だけでなく政界にも広まっています。そして著者は、Twitterはすでに新聞やネットに代わる新しいメディアになっていると指摘しています。
 本書では、著者が堀江貴文氏や津田大介氏といったIT時代のカリスマたちと対談する形で新聞やテレビではタブーとされている記者クラブ問題やテレビの電波利権といった事柄について徹底的に語っています。

 (S.Y)
ダライ・ラマ/著   池上 彰/著
講談社

 「生きる意味って何ですか?」「死ぬのがこわくありませんか?」「世界は平和になりますか?」など、誰もが考えたことがあるような疑問を、日本の若者たちがダライ・ラマ法王に質問している本書。
 仏教の教えを織り交ぜつつも、多少噛み砕いた表現で説明される回答はとても読みやすく、ダライ・ラマ法王を少し身近に感じることができます。
 生きていくうえでの悩みに何らかのヒントを与えられるような一冊です。

 (M.Y)
『つるかめ助産院』 『宇宙飛行士が撮った 母なる地球』
小川 糸/著   集英社

 突然姿を消した夫を探すため昔一緒に訪れた南の島へ出かけたマリアは、そこで声をかけられた助産院の先生に自分が妊娠していることを告げられます。
 一度は島から帰ろうとしたものの、先生の優しい言葉に導かれて島に戻ったマリアは、助産院の手伝いをすることに。
 出生のつらい過去をもつマリアは、助産院に集まる個性豊かな人びとと触れあい、出産にも立ち会い、また自分自身が新しい命を育みながら少しずつ自分の過去と向き合っていきます。

 (S.S)
野口 聡一・メッセージ 中央公論新社

 国際宇宙ステーションから見た、母なる星・地球。それを、宇宙飛行士の野口さんが撮影し、そしてツイッターで画像を全世界に配信しました。そこに写っていたものは、美しくそして不思議な地球のありのままの姿だったのです。
 メキシコ湾の原油流失事故の流出の様子や、ハイチ地震後の、様変わりした状況など、リアルタイムの地球が見えてきます。世界で30万人ものツイッターの読者が体感した感動と驚きを、ぜひ手にとってみませんか?

 (Y.M)

 





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