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おすすめの本


No.521 平成25年8月
 
  
『スポーツ業界の歩き方』 『ここは花の島』
河島徳基/著  ぱる出版

 最近、Jリーグなどの活動によりスポーツ産業は活発になりつつあります。しかしながら、外国に比べると日本のスポーツ産業はなかなか浸透していかないという問題点を抱えています。実は、日本は小・中学校での体育の授業で幅広くスポーツを体験する基盤ができていますが、スポーツを商業的に捉えられない風潮が大きな課題となっています。
 この本ではスポーツを仕事にしたい人等を対象として、日本のスポーツ界の現状を理解し、これからこの産業を盛り上げていくためのポイントを紹介しています。            

(K.S)
野口勝宏/写真・文 
橋本和弥/花作家 IBCパブリッシング

 東日本大震災から2年半。福島は、原発事故による除染のために地面を削られる日々が続きました。その中、子どもたちに、ふるさとの花に触れてほしいという想いから、福島の写真家と花作家による本ができました。
  大震災以降の福島の花木に、詩を添えられたこの本には、花を見て元気になってほしいという願いが込められています。露草、鷺草、吾亦紅。何気なく見かける野の花ですが、だからこそ普通の毎日の大切さを感じる一冊です。

(T.M)


『高く遠い夢 ふたたび 『UNTITLED』
三浦 雄一郎/著  双葉社

 今年5月、80歳で3度目のエベレスト登頂を世界最高齢で果たした著者。そんな著者がエベレストの頂上に立ってみたいと思い始めたのは65歳の時。それから準備を始め、70歳、75歳と二度の登頂を果たします。途中、不整脈と心房細動を発症してしまいますが、そこで諦めないのが著者。手術など不整脈との戦いを経て、二度目の登頂も果たしました。
  そして今回、3度目の夢への挑戦。本書では、著者のエベレストへのこだわりや、常に死と隣り合わせの過酷な挑戦を綴った登山日記がまとめられています。諦めずに夢を見続ける著者のエベレスト登頂記です。               

(S.S)
飛鳥井 千砂/著  ポプラ社

 家出同然で出て行った弟から2年ぶりに家へ立ち寄るとの連絡が入りました。周囲との調和を大切にし、親を困らせたことがない桃子と違い、弟の健太は子どもの頃から問題児で、20代後半になった今でもアルバイト生活をしている始末。それでも、桃子も両親も健太の帰りを楽しみにしていました。ところが当日、健太は女の子を連れて来て、挙句のはてにお金の支援を求めてきたのでした。それを機に桃子の生活には不穏の空気が漂います。今まで積み重ねてきたものが音を立てて崩れていくのを感じながら、桃子は自分の存在を問いなおすのでした。
 ありふれた家族の中で起きた出来事が、桃子や家族の心情に大きな波紋を広げていく様がリアルに描写されています。 

(Y.O)
『国会の楽しい見方』 『たぶんねこ』
時事通信社政治部/監修  東京書籍

 7月に参議院選挙が行われ、10月には臨時国会が行われる予定となっています。では、国会とはどのようなところなのでしょう。
  本書では国会にまつわる様々な事をやさしく解説。 ニュースや新聞でよく見聞きする言葉の意味から、議員歳費の内訳、さらに国会議事堂の部屋割りに至るまで、知っているようで知らない情報がたくさん掲載されています。この本を読んだらきっとあなたも国会通になることでしょう。

(Y.E)




畠中 恵/著  新潮社

 身体が弱くて有名な長崎屋の跡取り一太郎。ところがめずらしい事に、この2か月病気にかからず無事に過ごす事ができたため、2人の兄や達は大喜び。これを機会にと、一太郎に無理はせず、面倒な事に巻き込まれず、まずは半年無事に過ごしてくれと懇願します。了解した一太郎でしたが、なぜか面倒な
事が向こうから降りかかってくることに。
 一太郎は無事に約束の半年を乗り切れるでしょうか? 大人気「しゃばけ」シリーズ最新刊です。

(A.U)

 

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