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おすすめの本


No.534 平成26年4月
 
  
『私がくまモンの上司です』 『おくりものがたり』
蒲島 郁夫/著  祥伝社

 日本初のゆるキャラ公務員として、その名を世界にまで知られる「くまモン」。熊本県の営業部長という異色の存在でくまモンが誕生したのは、蒲島県知事と県職員の「お役所仕事」から脱却し、新しい発想にチャレンジするという仕事への取り組みによるものです。
 著者はハーバード博士号、筑波大教授、東大教授から熊本県知事になりましたが、実は高卒で地元の農協勤務を経て今に至ります。波乱万丈な人生の中で学び得たものを通して、リーダの在り方を説き、身をもって「熊本の幸せ」のために奔走する姿が魅心的です。

(Y.O)
伊藤 まさこ/著  集英社

 出産祝いに何を贈ったらよいか悩んだことはありませんか。著者はふた付のかごをもらって、哺乳瓶やおむつを整理するのにとても便利だったそうです。さらにその時に「おまけね」と言われて自分用にもらった牛乳を温めて溶かすだけでショコラになるチョコレートがとってもうれしかったとか・・・。
 それ以来、赤ちゃんにだけでなくお母さんや、お兄ちゃんお姉ちゃんになったばかりの兄姉にもおまけのプレゼントを贈るようになりました。
 旅のお土産やお見舞いなど、著者が贈ったものを写真で紹介し、ラッピングやメッセージなどちょっとしたアイデアを教えてくれています。

(N.K)
『本気で5アンペア』 『荒野の古本屋』
斉藤 健一郎/著 コモンズ

 東日本震災を福島で体験した新聞記者の著者は、東京への転勤を機になるべく電気を使わない生活を実践し始める。電力会社との契約を一般的な40アンペアから5アンペアに切り替え、多くの電化製品から次々と解放されていく。
 一か月の電気代は平均224円。エアコンはもちろん冷蔵庫もなし、電燈はランタンのみの生活。
 脱原発と自然の快適さを見直すために、電気の自産自消にまで乗り出した著者の本気の奮闘記。

(K.K)
森岡 督行/著  晶文社

 東京で写真集専門の古本屋を営む著者の自伝です。
 目標もなく散歩と読書に明け暮れていた日々から、神田神保町での古本屋勤務を経て現在に至るまでの転機には、いつも「坑夫」というキーワードがありました。不思議な縁やきっかけから、今を生きる著者の等身大の姿が見えてきます。でも「坑夫」って何だか気になりませんか?
 とても読みやすく書かれていますので、お気軽に手に取ってもらいたい一冊です。

(S.S)
『佐賀酒ものがたり』 『サバイバル宗教論』
平尾 茂/著  西日本新聞社

 「鍋島 大吟醸」がチャンピオン・サケに選ばれ、ますます佐賀県の日本酒がアツい!
 この本は、佐賀県各地の酒蔵を紹介。地元伊万里の松浦一酒造、古伊万里酒造、樋渡酒造場が掲載されています。 
 佐賀県では2013年に、全国で初の日本酒で乾杯を推進進する条例を施行。日本酒文化の普及促進を謳っています。
 さあ、今夜はわが家でも、地元の日本酒で乾杯といきますか?

(Y.M)
佐藤 優/著  文藝春秋

 民族の成り立ちに多大な影響を与えたといってもいい宗教。今現在の民族間の紛争の原因のひとつは宗教といっても過言ではありません。
 もともと大学の神学部で学んだ著者が、臨済宗相国寺派の研修会で行った連続講座を一冊の本にまとめたものです。宗教に関する豊富な知識をもとに、世界の宗教の歴史や現代の宗教が抱えている状況などが紹介されています。
 昔も今も心のよりどころとしてなくてはならない「宗教」について一度、考えてみませんか。

(A.U)

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