『理系あるある』 |
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『身体巡礼 ドイツ・オーストリア・チェコ編』 |
小谷 太郎/著 幻冬舎
最近、何かと話題の理系の人々。「リケダン(理系男子)」「リケジョ(理系女子)」なる言葉も発生する人気ですが、ときに変わり者、というイメージを持たれてしまうことも…。
この本は、「4桁の数字を見ると10を作りたくなる」「ブレーキがかかると『慣性の法則!』と思う」そんな理系の人たちにありがちな行動パターンをとりあげ、その背景にある理論が何かを紹介しています。と同時に、それらの科学的理論を分かりやすく解き明
かし、科学の入門書としても楽しめる面白い一冊。
これを読めば、理系の人にいっそう親し
みを覚えてしまうかも。あなたのまわりにも、こんな愛すべき理系の人たち、いませんか?
(T.Y)
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養老 孟司/著 新潮社
著者が解剖学者として東大医学部で現役だった頃に、欧州の埋葬儀礼に関心をもちました。そして引退したらやってみようと抱いていた思いがきっかけでできたのがこのヨーロッパの墓地巡りの本です。
中部ヨーロッパで勢力を持った名門王家・ハプスブルグ家の特異な埋葬儀礼がなされている地、骸骨が装飾品のように集められた骸骨堂、ユダヤ人墓地などを訪れ、その土地の社会や文化、人々の死生観に触れ思索を巡らしています。
この旅を「陽気な墓参りツアー」と称した楽天的な著者と一緒に、ヨーロッパの知られざるお墓事情をのぞいてみてください
(Y.O)
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『ニャンか、しあわせ
今日をごきげんに過ごす“禅の言葉”』 |
『「フルベッキ写真」の暗号』
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リベラル社
忙しくて時間に追われゆとりが無い方、疲れた体と心に栄養不足を感じている方、単にタイトルに反応してしまった猫好きさん、お待たせしました!
この本は、毎日をごきげんに過ごすヒントとして『禅』を取り入れています。禅といえば修行僧が真の悟りを求め無我の境地に入る、といった印象がありますが、この本では禅語や禅の教えをわかりやすく紹介しつつ、暮らしに役立つ禅の心や作法、アイデアが満載です。禅の言葉と猫の萌え写真の組み合わせが絶妙で、心が和み・・・もとい、ニャゴみます。
読んでニャゴんで穏やかスッキリ爽快、ハッピーになりましょう。
(A.M)
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斉藤 充功/著 学研パブリッシング
「フルベッキと塾生たち」と呼ばれる幕末に撮られたと見られる一枚。歴史好きに知られたこの写真は、明治28年7月に発行された雑誌「太陽」で、「維新前の長崎洋學」というキャプションが入り初めて紹介されました。
それから八十年後、その写真にまつわるひとつの論考が発表され、再び脚光をあびることとなります。それによると写真にはフルベ
ッキをはじめ、西郷隆盛や伊藤博文、大隈重信など明治政府で活躍した人物が集まった写真だというものでした。
現在も論議を呼ぶ、写真に写る人物たちの正体とは?幕末明治期日本の謎にせまります。
(U.A)
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『7 セブン』 |
『偽恋愛小説家』 |
乾 くるみ/編 講談社
この本は、2013年に発表された数多く短編推理小説の中から、日本推理協会が選んだすぐれた短編10篇が紹介されています。
新幹線の清掃会社の中でリーダー的役割を担っていた女性が倒れたと聞かされた職場の仲間たち。女性の容態が気になりながら仕事をこなす仲間に起こった少し不思議な出来事とは?伊坂幸太郎の「彗星さんたち」など、日ごろ長編で活躍している作家たちの粒ぞろいの短編がそろっています。とても読み応えのある1冊です。
(U.A)
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森 昌麿/著 朝日新聞出版
新人編集者・井上月子が担当するのは、文学賞を受賞し、華々しく文壇デビューを果たした恋愛小説家・夢宮宇多。二人が遭遇する事件は、どこかおとぎ話を彷彿とさせる事
件ばかりだった。その一方で、夢宮の受賞作は他人が書いたものではないか、という疑惑が持ち上がる。夢宮は恋愛小説家か、それとも“偽”恋愛小説家か―。
手軽に読める短編ミステリーです。「夢センセ」の策略に、あなたもきっと騙される…!
(S.S)
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