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おすすめの本


No.547 平成26年11月
 
  
『皇后美智子さま 全御歌』 『子どもたちが身を乗り出して聞く道徳の話』
秦 澄美枝/釈 新潮社

 今年、80歳で傘寿を迎えられた美智子皇后。皇室初、民間からの東宮妃となられてから今まで数多くの御歌を詠まれてこられましたが、発表されてきた御歌の数々がまとめられ、一冊の本として出版されました。今回は御歌をテーマ別に分けて収録されています。
ご入内から詠まれてきた歌の数々には、ご家族の皆様のみならず、日本という国への深い愛情が感じ取れます。

(A.U)

平 光雄/著 到知出版社

 宿題はやらない、作業は乱雑、いろいろ口実をつけて皆のためにも働かない、何を能動的にやらずにいて、「私なんか何をやってもダメだ」と自己卑下する、そんな小学生に対して、どうしてあげるのがいいのでしょうか。
 著者の平先生は自作の紙芝居を使います。その絵とお話しを具体的に紹介しています。教育現場での試行錯誤を経て「子どもの心に伝わった」と自負する方法をたくさん教えてくれている本です。

(N.K)

『「ゆとり」批判はどうつくられたのか』 『大正の后』
佐藤 博志、岡本 智周/著
太郎次郎エディタス


 ネガティブな意味で語られることが多い「ゆとり世代」。しかし、実際はどうなのでしょうか?
 著者は本書で、各種調査結果のデータと合わせて、彼らが学んだ教育内容の特徴とそこにいかなる社会的背景があったのかを解説し、「ゆとり世代」への批判が理不尽なものであることを述べています。
 多様化する社会の中で、世代を一括りにするのではなく、共生社会を目指して、世代間の理解をすることの大切さが伝わってきます。

(H.Y)
植松 三十里/著 PHP研究所

 節子(ださこ)は生まれて間もなく里子に出され、高円寺村の大河原という地主の下で、野山を駆け回り、川遊びをするなどしてたくましく育ちました。
 6歳の時、父である摂家・侯爵の九条道隆の元へ戻ると、それまでとは違った生活が始まります。しかし、節子は闊達で「九条家の黒姫様」とよばれるほど元気な少女でした。やがて皇太子妃となった節子には、さらなる波乱に満ちた人生が待ち受けていました。
 病弱の大正天皇を妻として支え、のちの昭和天皇の母として激動の時代を生きた貞明皇后の生涯を描いた小説です。  

(Y.O)

『世界史で読み解く現代ニュース』 『北九州本~北九州の魂を、見せてやる。~』
池上 彰、増田 ユリヤ/著 ポプラ社

 世界情勢のニュースは分かりづらいと思ったことはありませんか?各国の歴史や宗教観に精通していないと、ニュースだけですべてを理解するのはなかなか難しいものです。
 ニュース解説でお馴染みの池上彰さんと、高校の現役教師をしながらテレビのリポーターも務める増田ユリヤさんが書き上げたこの一冊。明時代に端を発する現代中国の海洋進出、イスラム国の成り立ちに深く関係するオスマン帝国など、世界史の授業で習った歴史がそのまま現代に繋がっていることがよく分かります。
 現代の世界を理解するために、もう一度世界史を紐解いてみましょう。

(S.S)

枻出版社

 旅行のためのガイドブックは数多く出版されていますが、地元に住んでいる方に向けたものも、タウン誌などから提供されています。この本も北九州市に住んでいる地元の方向けの本ですが、観光スポットも多数紹介されていて、ガイドブックとしてもお勧めできる1冊です。
 五市合併によりできた自治体のため、面積が広く、風景も都会の街並みや、海・山の自然、そしてなじみ深い工場地帯など幅広く楽しむことができます。さらに、ラーメンを始め、寿司、スイーツなど多種多様な食文化も広がっています。特に、昭和の頃から続いている老舗のお店は、遠方からでも立ち寄ってみたい魅力が感じられます。

(K.S)


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