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おすすめの本


No.571 平成27年12月
 
                   
『片岡繁男作詞集 伊万里はわが産土』 『ラジオのお仕事』
片岡 英男/編 指月庵

 
 愛郷の詩人と呼ばれる、片岡繁男さん。数多くの校歌や合唱曲を作詩されました。伊万里小学校や伊万里高校など、みなさんの青春時代に歌った、あの校歌です。さらに、「目をつむると 川がある」から始まる、ふるさと伊万里に想いを馳せて作詩された、『交響詩伊万里』。これは、團伊玖磨さんが作曲された、壮大な管弦楽です。
 その多くの作詩を、長男・英男さんが編集されました。そこには、人間 片岡繁男を垣間見る逸話も・・・。
 伊万里を愛し、家族を愛し、そして文学をこよなく愛した、片岡繁男さんの詩。CDと一緒に触れてみませんか?
(Y.N)


室井 昌也/著 勉誠出版

仕事や家事、また運転中にも楽しめるラジオ番組。テレビと異なり音声のみで情報を伝え、リスナーとの距離感が近いマスメディアでもあります。
 著者は、アナウンサーやディレクター、報道記者などその業界で働く様々な職種の方々にインタビューをしました。そして、仕事の内容から、業界で働きたい人へのアドバイスなどを紹介しています。
 普段は見ることのできない番組制作の舞台裏では、何が行われているのでしょうか。そこには、ラジオならではの面白さや大変さと共に、仕事の取り組み方のヒントが見つかるかもしれません。
(H.Y)

      
『季節の風に ~九州の絶景を撮る~』
『ゴースト・ボーイ』
松尾 悠二郎/著 海鳥社

 四季折々に様々な風景を楽しませてくれる九州。各県、季節ごとに見どころとなる場所があります。2006年から10年間、西鉄のカレンダー用の風景写真を撮影してきた著者が、作品の中から厳選した風景の写真を紹介しています。
 もう見飽きたと思っていた地元の風景に、こんな素敵なところがまだあったんだと、自分の目で実際の風景を見たくなる素敵な写真が満載の一冊です。
(A.U)

マーティン・ピストリウス/著 PHP研究所

 12歳まで、ごく普通の少年として生活してきた著者。のどの痛みを訴えて以来、食事ができなくなったり、日中に何時間も眠るようになったり、身体も頭も衰えるという原因不明の病気になってしまいました。 そして、意識不明の植物状態になったのは14歳の頃でした。2年後に奇跡的に意識が目覚めたのですが、そのことが誰にも伝わらないまま6年もの月日が流れたのです・・・。
 テレビで放送されて以降、話題になっている少年の実話、一読してみませんか?
(R.K)

『はじめての雪山BOOK』 『知の発見 「なぜ」を感じる力』
枻出版

 近年、登山やトレッキングは気軽な趣味の一つとして定着してきています。お気に入りのウェアに身を包み、友達と一緒に自然を満喫出来るこの趣味は、冬になるとまた違った世界を見せてくれます。しかし誰もが想像する通り、雪山には楽しさだけでなく大きな危険もあります。
 本作では雪山登山初心者のための道具の紹介から、基本的な危機回避の手段、登山のノウハウがやさしく紹介されています。実際のスノーハイキングの様子も大きな写真で紹介されていますので、まずは目で基本を学びましょう。冬の山歩きを体験したい方は本作を一読してから、準備を進めてみませんか。
(N.Y)


中村 桂子/著 朝日出版社

 大阪府高槻市にあるJT生命誌研究所の所長である中村桂子さんが高校での講演会や、母校の高校生に授業で語ったものを文章化し、まとめた一冊です。
 中村さんは大学で化学を専門的に学び、その後も地球科学などを学びながら、生命の様々なつながりを研究するため、生命誌の研究を行っています。
 様々な生物たちの生き方や、どう生きるかを探っていく中、日頃から“?”の疑問と“!”の感動を持っているそうです。この2つが学問の中で現れるたびに興味・関心を持って、生き物の研究に専念してきた様子を学生に分かりやすく語っています。
 理科が苦手な方は、生物や化学の話はさっぱり分からないと敬遠されるでしょうが、きっと中村さんの話に引き込まれるように読み進めることができると思います。
(K.S)


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