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おすすめの本


No.595 平成29年1月
 
                                     
『もったいないばあさんの知恵袋』 『科学で解き明かす超常現象 ナショジオが挑む55の謎』
真珠 まりこ/著 講談社

 「もったいないばあさん」をご存じですか?食べ物を残したり、水を出しっぱなしにしたり、紙を無駄にしていると「もったいなーい」と言いながらどこからともなく現れる、子どもに人気の高い絵本のキャラクターです。物を大切にすることや自然の恵みに感謝することをわかりやすく教えてくれるおばあさんなのです。
 そんなもったいないばあさんの生活の知恵や人生の知恵がたくさん詰まっています。日本人だからこそ大切にしたい和の心、そして、後世にも伝えていきたい先人の教え。物が溢れる豊かな時代にもったいないの意味をもう一度考えてみませんか。
(R.K)


松浦 俊輔/訳 日本ナショナルジオグラフィック社

 世の中には、まことしやかに現代まで伝えられてきた伝説の生き物が世界各地に存在しており、未確認飛行物体や心霊現象など、今まで解明されてきていない謎も存在します。
 謎が残る多くの超常現象に、ロボット工学やDNA分析、精神医学、古生物学、生物学などあらゆる分野の専門家たちが科学的手法を使い解明をすすめています。
 この本では超常現象の謎に迫る専門家たちの取り組みを紹介しています。
(U.A)


『聖地巡礼 Returns  長崎、隠れキリシタンの里へ!』
『図書館ねこベイカー&テイラー』
内田 樹×釈 徹宗/著 東京書籍

 「信じる」と「共苦」のふたつをテーマに巡る、長崎・聖地巡礼の旅。思想家と住職が、その街並みや露地、行き交う人々などまでつぶさに見て感じて語り合います。
 長崎で感じたのは、忘却と抑圧、そして抹消の記憶。そこから導かれるキーワードとは?
 そして、その深い意味とは??
 自由な感性で聖地を巡り、思索するふたり。宗教の持つ「信じる力」をするどく紐解いていくのです・・・。
(Y・N)





ジャン・ラウチ ライザ・ロガック/著
早川書房


 アメリカ西部ミンデンの小さな町の図書館には、2匹の図書館ねこがいました。書籍卸売会社の名前になぞらえて名付けられたベイカーとテイラーは、日がな一日図書館でくつろぎ、来館者を出迎えます。
 やがて書籍卸売会社のポスターで一躍有名となった2匹のもとには、世界中からファンレターが届き、他の図書館からねこの貸出依頼が来るほどでした。
 ファンクラブまで作られた2匹のねこと、深い愛情を持って2匹のねこの「お母さん役」をつとめた一人の司書の実話です。
(S.S)


『歯』 『日本と世界の塩の図鑑』
大野 粛英/著 法政大学出版局

 当書は、主に江戸時代・明治時代を中心とした日本の歯に関する歴史について書かれています。
 甘いお菓子の無い時代に生きた縄文人も虫歯に悩まされていたことや、江戸時代の既婚女性がしていた「お歯黒」、入れ歯を入れていた意外な有名人など、人間と歯の密接な関係が面白く書かれています。
 しかし、何と言っても印象深かったのは「抜歯」。歯科治療が苦手…という方も当書を読めば「現代の方がまだましかも」と気持ちが楽になりますよ。
(T.I)
青山 志穂/著 あさ出版

 塩は私たちが生きていくためにはとても必要なものです。日本の消費量は年間800万トンにもなり、世界第6位の消費国となっています。そんな塩は世界中で作られており、周りが海で囲まれた日本でもたくさんの種類の塩が作られています。
 本書では、日本や世界で製造され、国内で購入することができる食塩245種類を掲載。それらひとつひとつに合う食材や調理法の他、形状や購入先などの詳細なデータを写真と共に紹介しています。
 簡単な塩の選び方も書いてありますので、ぜひ自分に合った塩を探してみてください。
(Y.E)


       

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