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おすすめの本


No.604 平成29年5月
 
                                     
『誰かが見ている』 『ブランド力』
宮西 真冬/著 講談社

 やっと授かったわが子に嫌悪感を抱き、家事や育児そっちのけでブログにはまる千夏子。子どもがほしいと願うが夫から避けられる結子。同僚や保護者に嫌気がさし保育士の仕事から逃れるため、恋人との結婚を願う春花。そして、幸せな家庭生活を送っているように見えた柚季は何かに怯えて暮らしていました。やがて、4人の運命は点と線がつながるように絡み合っていきます。
 嫉妬、劣等感、孤独感、猜疑心の渦にのみ込まれ、もがき苦しむ4人の女性の心の葛藤を浮き彫りにした物語。現実世界での女性の生き方を考えさせられる作品です。
(Y.O)


関野 吉記/著 日経BPコンサルディング

 買い物へ出かけるとき、お店や商品をどういった基準で選んでいますか。価格や品質はもちろん、販売会社や商品自体のブランドも選ぶ際に重要になってくると思います。企業は消費者に選んでもらうために、どうやって顧客をつかんでいるのでしょうか。さまざまなアイディアを駆使し、そして他にないものを追求し続ける。そして、新しいことに全力でチャレンジする。全部が揃って初めて発想が生まれるのかもしれません。
 企業や自治体のブランディングを行う『株式会社イマジナ』が取り組んできたことを学ぶことができる一冊です。
(M.T)

『ねてもさめてもとくし丸~移動スーパーここにあり』
『習い事狂騒曲』
水口 美穂/著 西日本新聞社

 「とくし丸」とは、買い物困難者を救うため徳島県から始まった、小型トラックによる移動スーパーです。
 著者の水口さんは知人からこの話を聞き、興味を持ちますが、資金面で断念します。しかし、家族の協力とやらなければ後悔するのでは・・・という気持ちに押され、始めることに。はじめは色々と戸惑うこともありましたが、徐々に地域の方と触れ合い、今では会話が弾む憩いの場となっています。
 移動販売だけではなく、地域の見回りにも一役買っている「とくし丸」と水口さんは、今日も元気にお客さんの元へ走ります。
(Y.E)


おおた としまさ/著 ポプラ社

 「しゅうかつ」と聞いて思い浮かべる漢字はどれでしょう。「就活」「終活」もありますが、この本は「習活」=習い事に関して親がやらなければならない一連の活動について書かれています。
 豊富な経験を積ませようと、子どもの成長過程でどんな習い事をさせたらよいだろうかと悩む親は多いはずです。知識量だけでなく、思考力や表現力など幅広い能力が求められる時代だからこそ、現代の習い事の常識と現実を理解した上で、子どもの習い事を選びませんか。
(R .K)


『字が汚い!』 『女の機嫌の直し方』
佐藤 巖太郎/著 文藝春秋

 人は何かしら、他人に比べて自分が劣っていると思う事にコンプレックスをもってしまうものです。社会人になっても消えないコンプレックスの代表的なものとしてあげられるのは、自分の字の下手さをあげる人も少なくないのでは・・・。
 著者は小さい頃から字が上手く書けないことに悩み、社会人となっても改善しなかった自分の字を、「もう少し年齢に見合った字が書けるようになりたい。」と挑戦をはじめます。果たして『字が汚い』コンプレックスから晴れて脱出することができるでしょうか?
(U.A)


黒川 伊保子/著 集英社

 今まで楽しく会話をかわしていたのに、急に妻が、娘が、会社の女性の同僚や部下が、はたまた女性の友人の機嫌が急に悪くなったことありませんか?
 また、夫や周りの男性のなにげない一言で急に自分が不機嫌になってしまったことはありませんか?
 男性はなぜ、その不必要な一言を発するのでしょうか?女性はなぜ、急に機嫌が悪くなるのでしょうか?AIの研究者である著者が、脳からみた女性の機嫌の直し方を伝授します。
(U.A)



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