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おすすめの本


No.622 平成30年2月
 
                                     
『スマホゲーム依存症』 『ハリケーン』
樋口 進/著 内外出版社

 スマートフォンはいつでも、どこでも使用できる大変便利なものです。電話だけでなくパソコンのように文書を書いたり、ゲームを楽しんだりと、ものすごい速さで発展し続けています。
 その一方、スマホゲームに依存してしまう人が増えているといいます。ゲームにはまるなんて何か問題があるのだろうか?と考えてる方は要注意かもしれません。
 本書では依存してしまう原因と、それが引き起こす体への悪影響について解説されています。改善するための治療法も紹介されていますので、一度目を通されてみては如何でしょうか?
(H.F)


高嶋 哲夫/著 幻冬舎

 気象予報官である主人公のセリフに「土と水は人を裏切る」とあります。心や体が疲れているときに自然に触れ、癒され、その力を感じ圧倒されることがありますが、裏切るとはどういうことなのでしょう。
 人がそれぞれに問題や悩みなどを抱えて生きている中、自然は突然裏の顔を見せ、容赦なく私達に牙
を剥いてきます。都会では記録的集中豪雨にみまわれ、長く続く雨により、大量の雨粒が土に浸透し発生する土砂崩れ。
 自然と共に生きていく為に…もし災害を目の前にしたときに一体自分には何が出来るのか、と考えさせられる1冊です。
(Y.U)


『会社の“終活”読本~社長のリタイア<売却・廃業>ガイド』
『ジャパゥン ルイス・フロイス戦国記』
内藤 博・金子 一徳・戸田 正弘/著 日刊工業新聞社

 最近“終活”という言葉を耳にする機会があります。自分がこの世を去る時、残された家族や関係者に迷惑を掛けないよう身の回りを整理するというものです。
 そして、同じようなことが会社にも言えます。社長の引退や、後継ぎ問題等で会社を終わらせようとした時、自分の家族や取引先、関係者など様々なところに迷惑をかけることになります。
 では、周囲に迷惑を掛けず終わらせるにはどうしたらいいのでしょう。廃業、事業継承、吸収合併等のやり方を中小企業診断士が優しく解説します。
(Y.E)



清涼院 流水/著 幻冬舎

 戦国時代にキリスト教の布教のためにポルトガルからやってきたルイス・フロイス。日本に滞在した間に記録した膨大な数の資料を『日本史』という本にまとめています。著者はポルトガル語で書かれた『日本史』の原著を3年以上かけて読み込み、それを基にして、新たに日本語の物語を書き始めました。
 日本に到着し、現在の長崎県西海市に位置する横瀬浦にフロイスが上陸するところからこの物語が始まります。先に日本に来ていた宣教師と共に、キリスト教の布教を行いながら、京の都に到着するまでが描かれています。
 文章の中に表記されたポルトガル語の読み仮名までこだわった著者の思い入れが感じられる壮大な物語の第1巻です。
(K.S)


『おいしい記憶』 『僕の音楽畑にようこそ』
上戸 彩/著 中央央論新社

 人間、生きていくことで大事なことは飲んだり、食べたりすることです。食欲がなくなると、生きている元気も次第になくなっていくものです。
 「食べる」ことは「生きる」こと、食に関するおいしい記憶は、まさに人間を幸せな気分にさせてくれる記憶のひとつではないでしょうか?
 この本では、食に対する記憶をテーマにしたエッセイが掲載されています。幼い頃の母親の手作りから、お店で食べた忘れられない味まで、「食」が満載のエッセイ集です。
(A.U)



      
服部 克久/著 日本経済新聞出版社

 偉大な作曲家・服部良一を父に持ち、生まれた時から音楽あふれる環境で育ってきた著者。父と同じ職業を選んだ彼は、音楽をどのように志したのでしょう。
 留学後、プロとしての第一歩を踏み出し、「親の七光」の恩恵を受けながらも、時代のニーズに応える音楽を作り続けていこうとする姿からは、彼の音楽に対する愛が感じられます。
 著者の長男も作曲家。時を経ても服部家に代々流れ続ける音楽の本質を感じることができる一冊です。
(R.K)



       

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