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おすすめの本


No.630 平成30年6月
 
                                     
『池上彰の世界の見方 朝鮮半島 日本はどう付き合うべきか』 『岩合光昭の世界ネコ歩き 2』
池上 彰/著 小学館

 4月に11年ぶりに開催された韓国と北朝鮮による南北首脳会談。いっきに融和ムードが高まり、北朝鮮にとって懸案だったアメリカとの史上初の首脳会談も開催されました。ところが、会談の結果、日米韓が求める「非核化」は言及されず、「拉致問題」は共同声明に盛り込まれませんでした。
 日本も北朝鮮や韓国との間にいろいろな問題を抱えています。韓国が慰安婦問題に強くこだわる理由とは?北朝鮮はなぜ日本人を拉致したのか?一番近い外国でありながら、過去の問題から歩み寄りが果たせないでいる日本と朝鮮半島。近くて遠い朝鮮半島の「今」を、その歴史的背景と現在の政治状況からわかりやすく解説しています。
(A.U)


岩合 光昭/著  クレヴィス

 動物写真家である著者が、NHK BSプレミアム『岩合光昭の世界ネコ歩き』という番組で紹介した、世界各地の猫を収めた写真集の第2弾です。
 ページをめくる度に、多くの猫の目線が上からのぞくように写っていることや、カメラのレンズとほぼ同じ位置にあることに気付きます。それは著者が、地面に座り込み、ときには体を横に倒して、猫の目線と同じ高さから撮影しているからです。その撮影スタイルにより、猫はとても可愛らしく、そして背景のダイナミックさとも相まって、とてもいきいきとした姿が写し出されています。
 猫好きの方にはたまらない1冊となるはずです。
(Y.U)



『おなかがすいたハペコだ。2
おかわりもういっぱい』
『空飛ぶ野菜ソムリエ世界の旅ごはん』
椎名 誠/著 新日本出版社

 現在、日本を取り巻く環境は大きく変わりつつあります。外交・政治・教育など、国に関わることからわたしたちに身近なものまで、日本が抱える山積みの問題を池上彰さんと一緒に考えてみませんか?全ての事柄に正解があるとは限りません。大切なのは「考える」という行動にでることなのです。
 世界の情勢に詳しく、ジャーナリストでもある著者が綴る日本のこれから。『日本経済新聞』の連載コラム「池上彰の大岡山通信 若者たちへ」を加筆・再編集し、「今」を生きるすべての現代人へ送るメッセージが込められた一冊です。
(A.K)


花井 綾美/著 ザメディアジョンプレス

 さすが世界の旅ごはん!!ページをめくる度に、「お腹すいた~!」と、たまらなくなるのではないでしょうか。各国の瑞々しい野菜と共に、現地の方の手料理や市場の美味しそうなご飯が、全ページフルカラーで余すことなく伝わってきます。中にはコオロギが盛り付けられていたり…。
 旅先で出会った人達の笑顔と、その地域の食と暮らしぶりも、読みやすく短くまとめられているので、旅の様子も楽しめます。各国の料理レシピも掲載。
読んだ後は作って楽しめる一冊です!
(M.T)


『猫にGPSをつけてみた~夜の森の半径二キロの大冒険』 『婚活食堂』
高橋 のら/著 雷鳥社

 日本の首都・東京から、自然たっぷりの大分県・国東半島に引っ越した著者。そこでたくさんの野良猫たちに出会います。その中の4匹を家族に迎え入れ、穏やかな時間を過ごす毎日。しかし、猫が行方不明になってしまい、GPSをつけて見守ることに。当初は猫のことが心配でGPSをつけた著者でしたが、次第に猫の持つ生態と驚きの行動範囲を目の当たりにします。猫社会での縄張りや闘争など、都会の飼い猫とは違う、野性味のある猫の姿が印象的です。
 猫たちの写真もたっぷりで癒されること間違いなしの一冊です。
(A.K)



山口 恵以子/著 PHP研究所

 四谷しんみち通りにある「めぐみ食堂」は、おかみの恵が一人で切り盛りをしているおでん屋です。常連客には人生や仕事、そして恋愛に悩みを抱えた男女が多数。以前、占い師をしていたという異色の経歴を持つ恵は彼らの話に耳を傾け、やさしくアドバイスをしたり、昔持っていた「他人に見えないものが見える」力で光が見えたり。
 いつしか婚活のパワースポットにもなった食堂では、今宵もおかみとおいしい料理がお客を出迎えてくれます。
(R.K)




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