ブックガイド

|平成24年3月号

「パンケーキをたべるサイなんていない?」

アンナ・ケンプ/ぶん サラ・オギルヴィー/え  BL出版

 デイジーが あさごはんを たべていると、なんと、大(おお)きな むらさきいろの サイが だいどころに 入(はい)ってきました。さらに、デイジーの パンケーキを 食(た)べて、かいだんを のぼっていったのです。そのことを ママと パパに つたえようと、「ママ」「パパ」と話しかけ ますが、二人(ふたり)とも きいてくれません。

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「トミーは大いそぎ」

ヘレン・パーマー/ぶん  大日本図書

 ぜんそくりょくで じてんしゃを こいでいた 男(おとこ)の子(こ)。木(き)に ぶつかって、じてんしゃが こわれてしまいました。そのようすを 見(み)ていた トミー。男(おとこ)の子(こ)が もっていた しちょうさんへの だいじな てがみを あずかると、「ぼくが とどけて あげるよ」といって 走(はし)り出(だ)しました。バスに のったり、ぎゅうにゅうはいたつの 車(くるま)に  のせてもらったり…。てがみは ぶじに とどけられるのでしょうか。

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「バティストさんとハンガーブルグ=ハンガーブルグ伯爵のおはなし」

ルドウィッヒ・ベーメルマンス/作 BL出版

 長(なが)い(い)間(あいだ)、王(おう)さまやお姫(ひめ)さまのもとで働(はたら)いてきたバティストさん。今(いま)は、黒猫(くろねこ)と二人(ふたり)で質素(しっそ)に暮(く)らしています。ある日(ひ)、バティストさんは、ハンガーブルグ=ハンガーブルグ伯爵(はくしゃく)が“優秀(ゆうしゅう)で正直(しょうじき)で、有能(ゆうのう)な男性(だんせい)執事(しつじ)を求(もと)めている”という広告(こうこく)を目(め)にし、伯爵(はくしゃく)のもとで働(はたら)くことになりました。しかし、その伯爵(はくしゃく)はちょっと変(か)わっていて、「この世(よ)のすべてのものが、ひどくまちがって名(な)づけられている」と言(い)うのです。

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「パパのメールはラブレター!?」

メアリー・アマート/作 徳間書店

 パパが二泊(にはく)三日(みっか)の出張(しゅっちょう)から帰(かえ)ってくる日(ひ)、知(し)らない女(おんな)の人(ひと)からパパあてにメールが届(とど)きました。どうやら出(しゅっ)張(ちょう)先(さき)で知(し)り合(あ)った女(おんな)の人(ひと)みたいですが、12才(さい)の女(おんな)の子(こ)、フランキーはそれが気(き)に入(い)りません。ママは亡(な)くなったけれど、弟(おとうと)が二人(ふたり)もいるというのに…。
フ ランキーはパパが帰(かえ)ってくる前(まえ)に、パパにはないしょで女(おんな)の人(ひと)にメールを送(おく)ります。「もう二度(にど)とメールしてこないでください」。

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|平成24年2月号

「たぬきがいっぱい」

さとうわきこ/作・絵 フレーベル館

 ぼくが たいこを もって のはらに 行(い)くと、たぬきは「ナムクシャドローン」と ぼく そっくりに ばけた。森(もり)に 行(い)くと、ほかの たくさんの たぬきたちも「ナムクシャドローン」と ぼく そっくりに ばけた。そして、みんなが ぼくの まねをして たいこを ドンドコドンドコ たたいていると…。
 「ばばばあちゃん」シリーズで おなじみの、さとうわきこさんの、1975年(ねん)の 作品(さくひん)です。

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「しつもんおしゃべりさん」

さいとうしのぶ/作  リーブル

ねえ、ねえ、しつもんって しってる?「しってる?」とか「なにが すき?」とか たずねたりすることだよ。この本(ほん)に 出(で)てくる 「ちょうかん」や「ひこうき」や「おふろ」が、みんなに いろいろな しつもんを しています。さあ、きみも たくさんの しつもんに こたえてみよう!

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「すすめ!ドクきのこ団」

村上しいこ/作  文研出版

 幼稚園(ようちえん)からずっと一緒(いっしょ)の男(おとこ)の子(こ)四人組(よにんぐみ)。小学(しょうがく)一年(いちねん)の時(とき)から、四人(よにん)で、毎年(まいとし)じゅんばんにグループ名(めい)をつけています。今年(ことし)はようやくぼくが名前(なまえ)をつける番(ばん)です。そして、ぼくが考(かんが)えたのは「ドクきのこ団(だん)」。ようやく名前(なまえ)が決(き)まったのに、四人(よにん)の中(なか)の一人(ひとり)、守(まもる)が、とつぜんグループに入(はい)らないと言(い)い出(だ)したのです。どうして? 

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「11号室のひみつ」

ヘザー・ダイヤー/作  小峰書店

 トビーは、赤(あか)ちゃんのころ、ホテルのあき部屋(べや)で発見(はっけん)されました。最初(さいしょ)は、赤(あか)ちゃんをホテルに置(お)きわすれたうっかりもののお母(かあ)さんが、ホテルに引(ひ)きかえしてくるだろうと、みんなが思(おも)っていましたが、いつまでたってもだれもやってきません。やがて、トビーはホテルに住(す)みこみではたらくことになりました。
 ある日(ひ)、トビーがほしたせんたくものが風(かぜ)に飛(と)ばされてしまったのです。それをさがしに出(で)かけたトビーは、桟橋(さんばし)の下(した)で人魚(にんぎょ)の女(おんな)の子(こ)と出会(であ)います。

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|平成24年1月号

「3びきのうさぎ」

ゼルク・ゾルターン/作  レイク・カーロイ/絵 文溪堂

 大(おお)きな 森(もり)の くさむらに 3びきの うさぎが おうさまみたいに すわっています。そして、「おうさまは これから きつねを つかまえて たべるとしよう」と いったのです。それを しんじた カササギ。いそいで きつねの ところに とんでいき、そのことをつたえるのですが…

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「つむぎがかぞくになった日」

なりゆきわかこ/作 ポプラ社

ぼくの いえの となりに、すんでいる じいちゃん。ぼくの 大(だい)すきな じいちゃんは、ある日(ひ)、にわで 子(こ)ねこを みつけます。そして、「つむぎ」と なづけられた その 子(こ)ねこを だいじに そだてています。今(いま)は、つむぎの ことで あたまが いっぱいのよう。これまでは、よく ぼくの あたまを なでてくれていたのに…。

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「クリーニングのももやまです」

蜂飼 耳/作 理論社

 クリーニング屋(や)のももやまさんは、どんな時(とき)にも、心(こころ)をこめて仕事(しごと)をしています。シャツやセーターなどをあらって、アイロンをかけ、ぱりっときれいにしあげることは、ももやまさんにとって、気持(きも)ちのよいこと、うれしいことでした。
 さて、今日(きょう)はどんなお客(きゃく)さんがきてくれるのでしょう?
 「すみません、きのう、おねがいしたのですが」と、さっそくドアがあきました。

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「あやかしファンタジア」

斉藤 洋/作 理論社

 商店街(しょうてんがい)にある中華(ちゅうか)そば屋(や)。店(みせ)の前(まえ)を通(とお)りかかる時(とき)には必(かなら)ず見(み)える大(おお)男(おとこ)。しかし、実際(じっさい)に店(みせ)の中(なか)に入(はい)ってみると、なぜかその姿(すがた)が見(み)えなくなってしまうのです。
 さらに、近所(きんじょ)のひとが《桜坂(さくらざか)》とよんでいる坂(さか)では、なぜか、くだる時(とき)に同(おな)じ女(おんな)を二(に)度(ど)、追(お)いこしてしまうのです。
 ひとりの青年(せいねん)のまわりで起(お)こった不思議(ふしぎ)な出来事(できごと)が9編(へん)書(か)かれています。

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|平成23年12月号

「ファーディのクリスマス」

ジュリア・ローリンソン/さく ディファニー・ビーク/え (理論社)

 きょうは、クリスマス・イブです。きつねのファーディは、げんきよく おさんぽ。でも、つい このあいだまで ウサギたちが すんでいた いえの まえに くると、あしを ぴたっと とめました。「ウサギさんたちの あたらしい いえに、サンタさん いけるのかなぁ…」。ファーディは とっても いいことを おもいついて・・・。

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「もぐらのおまわりさん」

斉藤洋/作 (講談社)

 じめんの 下(した)に すんでいる もぐらたちは、にんげんの せいかつと よくにた くらしを しています。もぐらの せかいの おまわりさんの おしごとは、しょうがっこうに かよう 一年生(いちねんせい)たちに みちを わたらせたり、かんこうりょこうに やってきた もぐらに、みちあんないを したり、おとしものを もちぬしに とどけたり…。まいにち おおいそがしです。

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「ココロ屋」

梨屋アリエ/作 (文研出版)

 ゆうやとひろきは仲良(なかよ)しです。でも、すぐにけんかをしてしまい、ひろきはいつも、みか先生(せんせい)にしかられています。「しっかり反省(はんせい)して、ココロを入(い)れかえなさい。」と言(い)われたひろきは、教(きょう)室(しつ)から逃(に)げ出(だ)し、全速力(ぜんそくりょく)でろうかを走(はし)りますが、ふしぎなことに、ろうかがどこまでもまっすぐ続(つづ)いています。そんなひろきの前(まえ)に「ココロ屋(や)」の主人(しゅじん)・ウツロイ博士(はかせ)が、「さて、どのココロにいたしましょうか。」とあらわれました。〔どんかんなココロ〕や〔ガチガチしたココロ〕など、「ココロ屋(や)」にはいろんなココロがおいてあります。 

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「ラブレター物語」

丘修三/作 (小峰書店)

 けいこちゃんが転校(てんこう)するまで、あと三日(みっか)。幼稚園(ようちえん)のころから知(し)っていたし、けいこちゃんのことが好(す)きだったから、ぼくはショックを受(う)けていた。あと三日(みっか)しかないと思(おも)うと、ぼくの気持(きも)ちを知(し)っておいてもらいたいと、生(う)まれてはじめてラブレターを書(か)いた。…さて、ぼくの想(おも)いは伝(つた)えられるのでしょうか。
 ラブレターをめぐる6つのおはなしが収録(しゅうろく)されています。

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|平成23年11月号

「どんぐりむらのぱんやさん」

なかや みわ/作 (学研教育出版)

 どんぐりむらの 朝(あさ)は、やきたてぱんの においで いっぱいです。ぱんやさんには いつもぎょうれつが できているのです。
 ぱんやの パパと ママは、あたらしい ぱんを つくろうと がんばりますが、なかなか うまくいきません。そんなとき、ふたごの きょうだいの こっぺと くっぺが よなかに そっと おきだして…「ぼくらで あたらしい ぱんを かんせい させるんだ!」と、ぱんづくりの じゅんびに とりかかります。

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「赤ちゃんおばけベロンカ」

クリスティーネ・ネストリンガー/作 (偕成社)

 ヨッシーは、かなりのこわがりや。いつも妹(いもうと)にばかにされています。妹(いもうと)は何(なに)があってもこわがらないのです。そんな妹(いもうと)がぞっとするようなおばけを作(つく)ってやるぞ!ヨッシーは、古(ふる)くなったクッションやタオルでおばけの人形(にんぎょう)を作(つく)りはじめます。

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「魔女のネコ」

ルース・チュウ/作 (フレーベル館)

 お父(とう)さんとお母(かあ)さんが旅行(りょこう)に出(で)かけたため、マシューとホーリーの二人(ふたり)は、おばあちゃんの家(いえ)に泊(と)まりにきました。そこには、アルバートとよばれている黒(くろ)ネコがいます。そのネコはとてもふしぎで、話(はな)すこともできるし、本(ほん)を読(よ)むこともできるのです。さらにおどろくことに、まじょが飼(か)っていたネコだったようなのです。

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「野鳥もネコもすくいたい!~小笠原のノラネコ引っこし大作戦~」

高橋 うらら/文 (学研教育出版)

 東京都(とうきょうと)の小笠原(おがさわら)諸島(しょとう)は、大小(だいしょう)30あまりの島々(しまじま)があります。これらの島々(しまじま)には、そこだけにしか見(み)られない動物(どうぶつ)や植物(しょくぶつ)がたくさん生息(せいそく)しています。そんな動植物(どうしょくぶつ)の中(なか)で、今(いま)、危険(きけん)な目(め)にあっているのが野鳥(やちょう)たち。野生化(やせいか)したノラネコが鳥(とり)たちの首(くび)や足(あし)をかみきっていたのです。このままでは、小笠原(おがさわら)の自然(しぜん)がこわされてしまうと、国(くに)、東京都(とうきょうと)、小笠原村(おがさわらむら)の関係者(かんけいしゃ)が立(た)ち上(あ)がります。

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|平成23年10月号

「つぎのかたどうぞ はたけやこううんさいいちざ ざいんぼしゅうのおはなし」

飯野和好/作 小学館

 「はたけやこううんさい」という いちざがありました。そこでは、ざいん(やくしゃ)を ぼしゅうしています。そこで、しんさいんに えらばれたのが 「のりつきにぎりめし」 「なすみひとつ」 「いなわらはくまい」の3人(にん)。
 さて、その しんさかいじょうに おとずれたのは…。まっかな たいこの かおを した「どん!」。なにも しゃべらず、どん!どん!たいこをたたきつづけます。そして、こおりで できた「こうりんこ」。とくぎを みせようと、水(みず)の 中(なか)に はいってしまい、とけてしまいます。ほかにも たくさんの おうぼしゃが。さあ、この しんさ、いったい どうなるのでしょうか。

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「にんぎょのいちごゼリー」

末吉暁子/作 フレーベル館

 チッチは、みなみの うみに すんでいる、にんぎょの おんなのこ。 シャカシャカシャカと かきまぜて、いちごゼリーを つくります。
 ゼリーを 貝(かい)がらの カップに そそいで…ゼリーが かたまるまで、外(そと)で あそびます。とびうおの ぼうやたちに ひっぱってもらって、水上(すいじょう)スキーを していると、なみの むこうから うたが きこえてきました。

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「めざせ日本一! 熱投!北海アニマルズvs熱々!大阪オイデヤス」

二宮由紀子/作 文渓堂

 プロ野球(やきゅう)日本一(にほんいち)を決(き)める日本(にほん)シリーズの最終(さいしゅう)決戦(けっせん)。今年(ことし)は、北海(ほっかい)アニマルズと大阪(おおさか)オイデヤスの対決(たいけつ)です。
 一回(いっかい)の表(おもて)は、大阪(おおさか)オイデヤスの攻撃(こうげき)から始(はじ)まります。先頭(せんとう)バッターは、体格(たいかく)にはめぐまれないものの、しっかりした芯(しん)があって熱(あつ)いファイトの持(も)ちぬし、タコヤキです。ピッチャーのゴリラが投(な)げた球(たま)に、思(おも)い切(き)りバットを振(ふ)りますがライトフライに。しかし、ライトを守備(しゅび)しているナマケモノは一歩(いっぽ)も動(うご)かず…。続(つづ)いて、串(くし)カツがバッターボックスに入(はい)ります。
 両(りょう)チームとも個性的(こせいてき)なメンバーが日本(にほん)シリーズをもり上(あ)げます。はたして、勝(か)つのはどっち?

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「TSUNAMIをこえて」

アチェ・フォトジャーナリストクラブ/写真 藤谷健/文 ポプラ社

 2011年(ねん)3月(がつ)11日(にち)、巨大(きょだい)な津波(つなみ)が日本(にほん)を襲(おそ)いたくさんの人(ひと)たちが犠牲(ぎせい)になりました。そして、今(いま)もその被害(ひがい)によって苦(くる)しんでいる人(ひと)たちがたくさんいます。
 今(いま)から7年(ねん)前(まえ)の2004年(ねん)。インドネシアでも巨大(きょだい)な津波(つなみ)が発生(はっせい)し、世界中(せかいじゅう)で多(おお)くの被害(ひがい)が出(で)ました。特(とく)に、地震(じしん)が起(お)きた震源(しんげん)にもっとも近(ちか)いスマトラ島(とう)アチェ州(しゅう)では約(やく)17万人(まんにん)もの人(ひと)たちが犠牲(ぎせい)になり、全(すべ)てが津波(つなみ)によって飲(の)みこまれたそうです。
 この本(ほん)は、アチェの人々(ひとびと)が悲惨(ひさん)な状況(じょうきょう)から立(た)ち上(あ)がって行(い)く姿(すがた)を見(み)つめる写真(しゃしん)絵本(えほん)です。日本(にほん)は今(いま)、アチェの人々(ひとびと)から学(まな)べることがたくさんあります。

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|平成23年8月9月号

しげちゃん

室井滋/作 長谷川義史/絵  金の星社

わたしの なまえは 『しげる』。女の子なのに 男(おとこ)の子(こ)みたいな なまえのせいで、小学校(しょうがっこう)の 入学式(にゅうがくしき)の 日(ひ)に いやなことが ありました。このあいだ、友だち(ともだち)の 家(いえ)へ あそびに 行(い)ったときも、友(とも)だちの おにいちゃんから ケラケラ わらわれたし、わたしの お兄(にい)ちゃんの クラスには 『しげる』という 男(おとこ)の子(こ)が いるようです。どうしたら 女(おんな)の子(こ)っぽい なまえに なるかしら…もっと かわいい なまえに かえることは できるかしら?

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おとうさんの手

まはら三桃/作 講談社

わたしの お父(とう)さんは 目(め)が見(み)えません。わたしが 小(ちい)さいころ、車(くるま)のじこで 頭(あたま)を うって 見(み)えなくなったのです。
お父(とう)さんは 目(め)が 見(み)えなくても、においで わたしだと 分(わ)かります。音(おと)で うらの おばあちゃんが きたことが 分(わ)かります。そして、ゆびで おして、からだの こえを きくのです。 目(め)が 見(み)えなくても なんでも わかる お父(とう)さんって すごい!!

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おばけやさん① これがおばけやさんのしごとです

おかべりか/作  偕成社

「おばけやさん」という名(な)前(まえ)のお店(みせ)は、おばけをかし出(だ)すお店(みせ)です。おるすばん、おつかい、高(たか)い所(ところ)のでんきゅうのとりかえなど、おばけがいろいろなお手伝(てつだ)いをしてくれるのです。
「おばけやさん」のしゅじんは、小学生(しょうがくせい)の男(おとこ)の子(こ)のたもつ。ウサギのポンポーソ・ミステリオーソといっしょにはたらいています。
さあ、今日(きょう)も「おばけやさん」の一日(いちにち)がはじまります。

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ぼくたちのサマー

本田 有明/作 PHP研究所

健(けん)吾(ご)は「ゴールデンウィークのサッカーの試合(しあい)でゴールを決(き)めたら、ゴールデンレトリバーを見(み)せて!」と勇(ゆう)太(た)にお願(ねが)いしました。そして、試合(しあい)で見事(みごと)にゴールを決(き)めた健(けん)吾(ご)は、勇(ゆう)太(た)の家(いえ)に行(い)き、約束(やくそく)どおりゴールデンレトリバーを見(み)せてもらいます。しかし、その犬(いぬ)は、健(けん)吾(ご)が想像(そうぞう)していたかっこいい犬(いぬ)とは全(まった)く違(ちが)って、ねたきりで、とてもくさいにおいのする犬(いぬ)だったのです。 

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絵を描いてみよう!

・「えのぐあそび

岩崎書店

・「絵(え)がたのしくかける本(ほん)」①~⑧

ポプラ社

・「ものがたりの絵(え)をかく

いかだ社

・「偉(い)大(だい)な芸(げい)術(じゅつ)家(か)に教(おそ)わる絵(え)の描(えが)きかた

◎スポーツ・レジャー編◎風景編◎動物編◎静物編◎人物編 (汐文社)

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読書感想文を書いてみよう!

・「読書(どくしょ)感想(かんそう)文(ぶん)書(か)くときブック

ディスカヴァー・トゥエンティワン

・「すぐ書(か)ける読(どく)書(しょ)感(かん)想(そう)文(ぶん)
小学低学年・小学中学年・小学高学年以上

学研

・「親子(おやこ)でとりくむ読書(どくしょ)感想(かんそう)文(ぶん)

国土社

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|平成23年7月号

「エイミーとルイス」

リビー・グリーン/ぶん フレヤ・ブラックウッド/え  岩崎書店

エイミーと ルイスは いつも いっしょに あそんでいます。エイミーは ママに おしえてもらったとくべつな ことばで ルイスをよび、ルイスも とくべつな ことばで エイミーを よびます。とてもなかのよい ふたりでしたが、ある日(ひ)、おわかれすることに なりました。エイミーの かぞくが とおくにひっこすことに なったのです

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「ばいきんあたろー はみがきしない子、みーつけた!」

村上しいこ/作 PHP研究所

あたろーの しごとは、おとっつぁんの ばいきんおにと いっしょに、はみがきを しない 子(こ)どもの 口(くち)に しのびこんで チクチクすること。きょうが はじめての しごとの 日(ひ)です。こうえんから でてきた 女(おんな)の子(こ)を 見(み)つけると、左(ひだり)のつのを さわりながら じゅもんを となえて…。小(ちい)さくなった あたろーと おとっつぁんは、女(おんな)の子(こ)の 口(くち)の中(なか)へ とびこみます。

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「ヘビとトカゲ きょうからとともだち」

ジョイ・カウリー/作 アリス館

ヘビとトカゲがけんかをはじめました。それは…ヘビが日(ひ)なたぼっこにぴったりの場所(ばしょ)を見(み)つけて、長い(ながい)体(からだ)をのばしていた時(とき)のこと。トカゲが「ぼくのとおり道(みち)からどいてくれないか?」と言(い)ったことがはじまりです。言(い)いあらそいはだんだんはげしくなり、おわりそうにありません。しかし、このことがきっかけとなり、二(に)ひきは、まるでずっと前(まえ)から友(とも)だちだったみたいに、とてもなかよしになりました。

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「ふぁいと!卓球部」

横沢 彰/作 新日本出版社

どの部活(ぶかつ)に入(はい)ろうかと、校舎(こうしゃ)の中(なか)を歩(ある)き回(まわ)っていた拓(たく)は、体(たい)育(いく)館(かん)倉(そう)庫(こ)で動(うご)く人(ひと)影(かげ)を見(み)つけました。近(ちか)寄(よ)ってみると、男子(だんし)卓球部(たっきゅうぶ)が活動(かつどう)しているようです。男子(だんし)が三人(さんにん)と一台(いちだい)だけの卓球(たっきゅう)台(だい)があります。そこには、体育館(たいいくかん)の中(なか)で行(おこな)われているほかの部(ぶ)活(かつ)とは全(まった)くちがう空(くう)気(き)が流(なが)れているようです。
拓(たく)は男子(だんし)卓球部(たっきゅうぶ)に入部(にゅうぶ)することになりましたが…。

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|平成23年6月号

「ボクは、なんにもならない」

さとみきくお/文 しんどうけいこ/絵  美術出版社

たいようは くさを そだて、くさは 牛(うし)の えさになります。牛(うし)は ぎゅうにゅうを 出(だ)し、その ぎゅうにゅうを ぼくらは のんでいます。そこには、いのちの つながりが あるのです。

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「ひみつのノック」

武鹿悦子/さく 佼成出版社

もりの そばに、ぶたの かぞくが すんでいて、こぶたの プーには、たくさんの きょうだいが います。朝(あさ)ごはんの とき、きょうだいたちは 大さわぎ。プーが「おぎょうぎよく!」と なんど さけんでも ききめが ありません。そこで、プーは こっそり 家(いえ)を ぬけだして、しずかな 森(もり)の ほらあなへ。自分(じぶん)だけの かくれがを つくります。

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「ミルクマンという名の馬」

ヒルケ・フォーゼンボーム/作 岩波書店

ヘルマンが微熱(びねつ)で学校(がっこう)を休(やす)み、一人(ひとり)で家(いえ)にいる時(とき)のことです。家(いえ)のポーチに巨大(きょだい)な馬(うま)があらわれました。どうやら迷子(まいご)になってしまったようです。その馬(うま)の頭(あたま)には“MM”と書(か)かれた布(ぬの)切(き)れがまいてあり、ヘルマンはその馬(うま)を“ミルクマン”と名(な)づけます。彼(かれ)は、親(おや)や近所(きんじょ)の人(ひと)や警官(けいかん)にもばれないように、ミルクマンを守(まも)ろうとしますが…

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「リターン」

山口 理/作 文研出版

主人公(しゅじんこう)は、何(なに)をやるにもめんどくさがりな5年生(ねんせい)の一樹(かずき)。ある日(ひ)、河川敷(かせんしき)のグラウンドで見(み)たブーメラン。大人(おとな)が空(そら)に向(む)かって投(な)げ、大(おお)きな弧(こ)をえがいて、再(ふたた)び投(な)げた人(ひと)のところへ戻(もど)っていく。そんな光景(こうけい)に出(で)くわした一樹(かずき)はブーメランに夢中(むちゅう)になり、自分(じぶん)で紙(かみ)ブーメランを作(つく)ったり、インターネットで三枚翼(さんまいつばさ)のブーメランを買(か)ったり…。そして、仲間(なかま)と一緒(いっしょ)に大会(たいかい)をめざします。

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|平成23年5月号

「ともがき」

久留島 武彦/作 古内ヨシ/絵   幻冬舎ルネッサンス

カラスは もりの みんなの きらわれもの。ある日(ひ)、もりのなかで、しんせつな ネズミを みつけ、ともだちに なりたいと おもいました。しかし、ネズミは どんなに たのまれたって ともだちに なりたくなんか ありません。そこで、なかよしの カメに そうだんします。 そのときです。 ズドーン! 大(おお)きな てっ  ぽうの おとが しました。いったい、なにが おこったのでしょうか

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「一円(いちえん)大王(だいおう)さま」

すとうあさえ/作  ひさかたチャイルド

一年生(いちねんせい)に なった ようたは、ママから おこずかいと パパの おふるの さいふを もらいました。うまれて はじめての おこずかいに ようたは おおよろこびです。100円(えん)玉(だま)を さいふに いれて、なにに つかおうかと かんがえます…。そうだ!ひとりで ぐるりんバスに のることにしよう! 
しかし…。

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「てんせいくん」

八束澄子/作 新日本出版社

てんせい君(くん)の家(いえ)はお寺(てら)です。彼(かれ)のクラス(くらす)、四年(よねん)二組(にくみ)では、生活(せいかつ)発表会(はっぴょうかい)で「じごくのそうべえ」という劇(げき)をすることになりました。てんせい君(くん)は、主役(しゅやく)のそうべえ役(やく)。それに、友達(ともだち)と四人(よにん)で背景(はいけい)を描(えが)く係(かかり)にもなりました。係(かかり)での話(はな)し合(あ)いで、背景(はいけい)は地獄(じごく)の絵(え)を描(えが)こうと決(き)めましたが、とてもむずかしいようです。そこで、みんなで、てんせい君(くん)の家(いえ)にある地獄(じごく)の絵(え)を見(み)にいくことにします。

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「バージャック アウトローの掟」

SFサイード/作 偕成社

バージャック・ポーという名(な)のシルバーブルーの猫(ねこ)。ペットとしてお屋敷の中で育ってきたその猫(ねこ)の夢(ゆめ)は、自(じ)由(ゆう)気(き)ままに生(い)きること。その夢(ゆめ)が今(いま)まさにかなおうとしているのです。お屋(や)敷(しき)から街(まち)に飛(と)び出(だ)し、冬(ふゆ)の寒(さむ)さに立(た)ち向(む)かいます。そして、街(まち)の野(の)良(ら)猫(ねこ)たちと協(きょう)力(りょく)して、街(まち)の猫(ねこ)すべてを支配(しはい)しようとたくらむ白(しろ)い猫(ねこ)と対(たい)決(けつ)します。はたして、バージャックは仲間(なかま)と街(まち)を救(すく)うことができるのでしょうか。

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|平成23年4月号

わたし、ぜんぜんかわいくない

クロード・K・デュボア/作・絵  ポプラ社

わたしは じぶんのことを かわいくないと 思(おも)っているの。でも、パパは わたしのことが かわいいんだって。かわいくて きれいで すべてが ととのっているから、同(おな)じ クラスの ヴァネッサは みんなから 注目(ちゅうもく)されていると 思(おも)うの。だけど、わたしは ヴァネッサとは まったく ちがう…。やっぱり、わたし かわいくなのかしら。

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マージともう一ぴきのマージ

エミリー・ロッダ/作 あすなろ書房

マージは チュウチュウ通(とお)り8番(ばん)地(ち)に住(す)んでいる ハツカネズミです。まじゅつしの マージは、マジックショーを ひらいたり、家(いえ)で 新(あたら)しい まじゅつを 考(かんが)えたりと 大(おお)いそがし。もっと いっぱい 時間(じかん)が あったら いいのに…と、マージは、じゅもんを となえ、自分(じぶん)を もう一(いっ)ぴき 作(つく)ろうと します。チュウチュウ通(とお)りの 1番(ばん)地(ち)から 7番(ばん)地(ち)までの 本(ほん)も ありますよ。

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ねこの魔法使い

日本児童文学者協会/編  偕成社

子(こ)ねこの時(とき)に捨(す)てられていた黒(くろ)ねこのちび。段(だん)ボールの中(なか)で鳴(な)いていると、ママとミィちゃんに拾(ひろ)われました。ある日(ひ)、ちびは、自分(じぶん)に不思議(ふしぎ)な力(ちから)があることに気(き)づきました。本(ほん)気(き)で願(ねが)えば、願(ねが)いがかなうという魔法(まほう)を使(つか)うことができるのです。魔法(まほう)を使う(つかう)と、頭(あたま)が痛(いた)くなってしまうのですが、ミィちゃんを救(すく)うため、ちびは魔(ま)法(ほう)を使(つか)います。他(ほか)にも、不思議(ふしぎ)なお話(はなし)が7編(へん)載(の)せられています。

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ぼくたちとワッフルハート

マリア・パル/作 さえら書房

トリレとレーナの家(いえ)はとなりどうし。しかも、二人(ふたり)は同(おな)じクラス。年(ねん)に一度(いちど)の夏至(げし)祭(まつ)りにつきものの、魔女(まじょ)づくりをまかされた二人(ふたり)。協力(きょうりょく)して、ようやく完成(かんせい)。そして、夏(げ)至(し)祭(まつ)り当(とう)日(じつ)をむかえますが、二人(ふたり)が作(つく)った魔女(まじょ)に火(ひ)が点(つ)けられて大(おお)騒(そう)動(どう)に。
その後(ご)も、二人(ふたり)は面白(おもしろ)いことや、時(とき)には危(あぶ)ないことを考(かんが)えて、まわりの人(ひと)たちをハラハラさせます。

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