ブックガイド

|平成26年3月号

「なまけもののエメーリャ」

山中まさひこ/文 ささめやゆき/絵 (小学館)

 あたたかいペチカの上(うえ)でねころんでいるのが大(だい)すきなエメーリャ。
 あるさむい朝(あさ)のこと、エメーリャはしぶしぶ川(かわ)へ水(みず)をくみに行(い)きました。川(かわ)はすっかりこおっています。おので氷(こおり)にあなをあけて水(みず)をくんでいると、一(いち)ぴきのカマスがあらわれました。エメーリャがそのカマスをつかまえると、カマスは「わたしを川(かわ)にもどしてくれたら、あなたをお金(かね)もちにしてあげますよ。」と言(い)ったのです。
 ロシアのむかしばなしです。  えほん

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「漢字だいぼうけん」

宮下すずか/作  (偕成社)

 小学生(しょうがくせい)のすうくんは、おじいちゃんとおばあちゃんから旅行(りょこう)のおみやげをもらいました。それは、「見(み)ざる、聞(き)かざる、言(い)わざる」と言(い)われている三(さん)びきの木(き)ぼりのサル。そして、「見(み)ざる、聞(き)かざる、言(い)わざる」がどういうことなのか、おじいちゃんから教(おし)えてもらったすうくん。「見」「聞」「言」の漢字(かんじ)を見(み)て、それぞれの字(じ)に「目(め)」「耳(みみ)」「口(くち)」の文字(もじ)が入(はい)っていることに気(き)づきます。  低学年から

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「すてもる」

はやみず陽子/作  (佼成出版社)

 啓太(けいた)の家(いえ)の庭(にわ)は、パパが植(う)えた木々(きぎ)がたくさん生(お)いしげっています。そんな庭(にわ)に何(なに)か生(い)き物(もの)がいることに気(き)づいた啓太(けいた)。友(とも)だちと一緒(いっしょ)にその生(い)き物(もの)を保護(ほご)しようと思(おも)い、捕獲器(ほかくき)をしかけます。翌日(よくじつ)、その捕獲器(ほかくき)に入(はい)っていたのは二匹(にひき)のモルモット。啓太(けいた)はそのモルモットを飼(か)おうと考(かんが)えますが、家(いえ)には、これまで啓太(けいた)が拾(ひろ)ってきたたくさんのペットがいて、これ以上(いじょう)新(あたら)しい動物(どうぶつ)は飼(か)えそうにありません。そこで、啓太(けいた)は動物愛護(どうぶつあいご)センターをたずねますが・・・。  中学年から

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「ラブ・ウール100%」

井上林子/作  (フレーベル館)


 主人公(しゅじんこう)のアミコは転校(てんこう)したばかり。ある日(ひ)、学校(がっこう)の図書室(としょしつ)で、思(おも)いがけず一冊(いっさつ)の本(ほん)を借(か)りることになってしまったのです。本(ほん)のタイトルも見(み)ずに、一番(いちばん)近(ちか)くの本棚(ほんだな)から適当(てきとう)に選(えら)んだその本(ほん)は、編(あ)み物(もの)の本(ほん)。アミコは、前(まえ)の学校(がっこう)の友達(ともだち)のためにマフラーを編(あ)もうと決心(けっしん)しますが、思(おも)うようにうまくはいきません。そんな時(とき)、本(ほん)のカバーの裏側(うらがわ)に書(か)かれている『ニットカフェ・モヘア』の地図(ちず)を発見(はっけん)します。  高学年から

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|平成26年2月号

「モラッチャホンがきた!」

ヘレン・ドカティ/文 トーマス・ドカティ/絵 (光村教育図書)

 あっちの家(いえ)でもこっちの家(いえ)でも、子(こ)どもはみんなベッドでおやすみ前(まえ)のおはなしの時間(じかん)をすごしています。そんな時(とき)に、あっちの家(いえ)でもこっちの家(いえ)でもだいじな本(ほん)がきえてしまうというじけんがおこったのです。どの家(いえ)の本(ほん)だなもすっからかんになってしまうほど、じけんは毎日(まいにち)おこります。あるばん、うさぎのエリザは本(ほん)がきえるなぞをとこうと、ねたふりをしてどろぼうをまつことにしました。  えほん

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「鬼(おに)まつりの夜(よる)」

富安陽子/作  (講談社)

 せつぶんの夜(よる)、ケイタはゆめの中(なか)で、「おにごっこするもん、この指(ゆび)とまれ。」という歌(うた)をききました。雪(ゆき)のつもったさむい夜(よる)におにごっこをするつもりはありません。しかし、まどの外(そと)をのぞいてみると、ぽつんと立(た)っている子(こ)が見(み)えたのです。そして、その子(こ)がケイタのすがたを見(み)たとたん、ケイタはなぜかその子(こ)にすいよせられるように外(そと)にとびだしていったのです。  低学年から

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「イチゴの村(むら)のお話(はなし)たち」小さなおうちへようこそ

エム・エーフィールド/文  (学研教育出版)

 一年中(いちねんじゅう)イチゴのとれるイチゴの村(むら)。そこに住(す)んでいる女(おんな)の子(こ)たちの、かわいらしいお話(はなし)が3つはいっています。
 ふたごのアリーとエリーがこの村(むら)へ引(ひ)っこしてきたのは、ほんの少(すこ)し前(まえ)のこと。森(もり)が大(だい)すきな二人(ふたり)のために、おばさまがわかいころに住(す)んでいたお家(うち)をプレゼントしてくれたのです。
 ある日(ひ)、おばさまからとどいた手紙(てがみ)に、「ひみつのお部屋(へや)にすてきなたからものを用意(ようい)しておきました。」と書(か)いてありました。そこで、二人(ふたり)は力(ちから)を合(あ)わせてたからものをさがします。  中学年から

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「木(こ)かげの秘密(ひみつ)」

浅野竜/作  (集英社)


 クラスで生(い)き物(もの)係(がかり)をしている六年生(ろくねんせい)の今村(いまむら)葉月(はづき)。ある日(ひ)、教(きょう)室(しつ)で飼(か)っている金(きん)魚(ぎょ)が病(びょう)気(き)になってしまいました。「おまえ、生(い)き物(もの)係(がかり)だろ。ちゃんと世話(せわ)したのかよ。」とクラスメートに言(い)われ、もう一人(ひとり)の同(おな)じ係(かかり)の中井(なかい)君(くん)が金魚(きんぎょ)を捨(す)てにいくことになったのです。数日後(すうじつご)、葉月(はづき)は校庭(こうてい)のエノキの幹(みき)で何(なに)かが光(ひか)ったのを見(み)ました。光(ひかり)の正体(しょうたい)を確(たし)かめに行(い)った葉(は)月(づき)は、枝(えだ)の真(ま)ん中(なか)のくぼみに水がたまっているのを見(み)つけました。さらに、その水(みず)の中(なか)では、あの時(とき)の金魚(きんぎょ)が一匹(いっぴき)泳(およ)いでいたのです。  高学年から

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|平成26年1月号

「としょかんのよる」

ローレンツ・パウリ/文 カトリーン・シェーラー/絵 (ほるぷ出版)

 ネズミを おいかけて、キツネが ついたところは〈としょかん〉。「としょかんって、なんだ?」という キツネに、ネズミは、「たのしい おはなしだから よんでごらんよ。」と、絵本(えほん)を 一(いっ)さつ わたします。絵(え)を 見(み)ると おもしろそうですが、キツネは 文字(もじ)が よめません。それで、次(つぎ)の日(ひ)の よる、また、としょかんに やってきます。  えほん

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「たまたま たまちゃん」

服部千春/作 (WAVE出版)

 たまちゃんの家(いえ)は〈さぬきや〉といううどん屋(や)さん。たまちゃんは町(まち)のみんなから「さぬきやのたまちゃん」とよばれていますが、まるで自分(じぶん)がタヌキにでもなったような気(き)がして、好(す)きではありません。同(おな)じクラスのケーキ屋(や)のプリンちゃんのことがうらやましくてしかたがないのです。そこで、二人(ふたり)は入(い)れかわって、それぞれにお店(みせ)のてつだいをすることにしました。  低学年から

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「なぞかけときじろう」

もとしたいずみ/作 (岩崎書店)

 江戸(えど)の町(まち)では、『なぞかけ大会(たいかい)』というなぞなぞの対決(たいけつ)がはやっています。とけないなぞなぞはないと評判(ひょうばん)の〈なぞかけときじろう〉は、近所(きんじょ)の子(こ)どもや大人(おとな)からもたよりにされています。
 ある日(ひ)、ときじろうの妹(いもうと)が何者(なにもの)かにさらわれてしまいました。部屋(へや)に残(のこ)されていたのは、紙(かみ)が一枚(いちまい)とはしが一(いち)ぜん。紙(かみ)にはコイの絵(え)が書(か)かれています。これは何(なに)を意味(いみ)しているのでしょうか。ときじろうはなぞときをしながら、犯人(はんにん)さがしをします。  中学年から

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「チャーリー・ジョー・ジャクソンの本がキライなきみのための本」

トミー・グリーンウォルド/作 (フレーベル館)


 チャーリーは本(ほん)を読(よ)むのが大(だい)きらいな男(おとこ)の子(こ)。本(ほん)からにげるためならどんなことでもやってしまうほどです。
 そんなチャーリーが、本(ほん)を読(よ)まずにハッピーに生(い)きられる方法(ほうほう)をみんなに教(おし)えてくれます。さらに、読書(どくしょ)しないための「マル秘(ひ)裏(うら)ワザ」も紹介(しょうかい)してくれるのです。
 チャーリーが本(ほん)からにげるためにどんな手(て)を使(つか)ってきたのか、努力(どりょく)するチャーリーの姿(すがた)、読(よ)んでみませんか?  高学年から

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|平成25年12月号

「さるくんにぴったりなおうち!!」

おおはしえみこ/作 村田エミコ/絵 (すずき出版)

 さるくんが じぶんに ぴったりな いえを つくろうとしています。ねずみさんの おうちを 見(み)に行(い)くと、かわいいけれど、さるくんには 小(ちい)さすぎるようです。きりんさんの おうちは、まどが たかすぎて、さるくんには 外(そと)が みえません。ぞうさんの おうちは ひろくて プールもあります。だけど、さるくんには ひろすぎるよう。いったい、さるくんに ぴったりな おうちって、どんな いえでしょうか?  えほん

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「せかいでいちばん大きなおいも」

二宮由紀子/作 村田エミコ/絵 (佼成出版社)

 ヤマモトさんとおくさんが、はたけでいもほり。おいもが一(ひと)つ、二(ふた)つ、三(みっ)つ、四(よっ)つ…そして、もう一(ひと)つ出(で)てきました。さいごの一(ひと)つは、見(み)たことがないほどの大(おお)きなおいもです。ヤマモトさんは、やきいもにしてたべようと考(かんが)えますが、「おれさまは、せかいでいちばん大(おお)きなおいもなんだぞ、ただのやきいもにされるなんてまっぴらだ」と、大(おお)きなおいもがしゃべったのです。そして、「せかいでいちばん大(おお)きな人(ひと)にたべてもらおう」と、大(おお)きな人(ひと)をさがす旅(たび)に出(で)ます。

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「ラッキィ・フレンズ」

佐川芳枝/作 (講談社)

 瑠(る)衣(い)のパパは人形(にんぎょう)作家(さっか)。そんなパパのところへ金髪(きんぱつ)の男(おとこ)の子(こ)、アキラ君(くん)がやってきました。オーマ(おばあちゃん)のために人形(にんぎょう)を作(つく)ってほしいとたのみに来(き)たのです。そんなアキラ君(くん)は、有名(ゆうめい)なキッズ・ダンサー。どんなダンスでも一度(いちど)見(み)ればおどることができ、体(からだ)の動(うご)きがしなやかで力強(ちからづよ)いダンスをします。アキラ君(くん)のダンスを見(み)て、ふだんはバレエをしている瑠(る)衣(い)もキッズ・ダンスに夢中(むちゅう)になっていきます。  
中学年から

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「図書館のトリセツ」

福本友美子・江口絵理/著 (講談社)

 「トリセツ」とは「取(とり)扱(あつか)い説(せつ)明(めい)書(しょ)」のことで、この本(ほん)には、図(と)書(しょ)館(かん)の使(つか)い方(かた)や本(ほん)と仲良(なかよ)くなるためのヒントが書(か)かれています。
 図書館(としょかん)は自由(じゆう)な場所(ばしょ)です。どんな本(ほん)を見(み)ようと自由(じゆう)だし、本(ほん)は借(か)りても借(か)りなくてもいいし、何時間(なんじかん)いたってかまわないのです。そんな自由(じゆう)な時間(じかん)が過(す)ごせる場所(ばしょ)・図書館(としょかん)。本(ほん)の並(なら)び方(かた)から調(しら)べ方(かた)、そして、おもしろい本(ほん)に出会(であ)うワザまで、図書館(としょかん)初心者(しょしんしゃ)のためにわかりやすく説明(せつめい)されています。読(よ)んで、実際(じっさい)に図書館(としょかん)に触(ふ)れて、図書館(としょかん)のことをもっと知(し)ってください。  高学年から

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|平成25年11月号

「うごいちゃだめ!」

エリカ・シルヴァマン/ぶん S.D.シンドラー/え (アスラン書房)

 あひると がちょうの きょうそうです。およぎでも、たかく とぶことでも まけてしまった あひるは、「“うごいたら まけ”きょうそうを しましょうよ。」と いいだします。そして、「いち、にの、さん!」で きょうそうが はじまりました。とちゅう、はちが きても、うさぎが きても 二(に)ひきは ぜんぜん うごきません。ものすごい かぜが ふいても うごきません。さて、かつのは どっち?                                   
                             えほん

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「しょうぶだ しょうぶ! ―先生vsぼく―」

野村一秋/作 (文研出版)

 二年(にねん)二組(にくみ)の上山(かみやま)先生(せんせい)はいつもガミガミどなってばかり。そんな先生(せんせい)にぼくがつけたあだ名は〈ガミヤマ〉。「なんで、しずかに話(はなし)がきけないのか」と、今日(きょう)も朝(あさ)からおこっているガミヤマにもんくをいってしまったぼく。そこで、男(おとこ)どうしのしょうぶがはじまります。三回(さんかい)しょうぶをして、かったほうがまけたほうになんでもちゅうもんできるというのです。まず、一回(いっかい)せんのしゅもくは、ジャングルジムでおにごっこ。二回(にかい)せんは、五十メートル走(そう)。そして、いよいよ三回(さんかい)せん。しょうぶはどうなるでしょう?
                              低学年から

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「ねこじゃら商店世界一のプレゼント」

富安陽子/作 (ポプラ社)

 ほしい物(もの)がなんでもそろっている≪ねこじゃら商店(しょうてん)≫。ある日(ひ)の夜(よる)、「アメは、ござんすかね?」と、やってきたのは一(いっ)ぴきのキツネ。お稲荷(いなり)さまのおつかいでやってきたというのです。空(そら)からザアザア降(ふ)ってくる雨(あめ)を買(か)いたいという、むずかしい注文に、店(みせ)の主人(しゅじん)・白菊(しらぎく)丸(まる)は、「ただいま、あいにく在庫(ざいこ)を切(き)らしておりますが、明日(あす)の朝(あさ)までにはちゃんと仕入(しい)れてまいりましょう。」と答(こた)えます。
                              中学年から

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「ふたり」

福田隆浩/著 (講談社)

 去年(きょねん)の冬(ふゆ)に転校(てんこう)してきた佳(か)純(すみ)が、同(おな)じクラスの女子(じょし)に意地悪(いじわる)されていることを知(し)った准(じゅん)一(いち)。ふたりとも、月森和(つきもりかず)というミステリー作家(さっか)のファンだということが分(わ)かってからというもの、その作家(さっか)の新刊(しんかん)を図書館(としょかん)で読(よ)んだり、その作家(さっか)のことについて話(はな)したりと仲良(なかよ)しになります。そして、正体(しょうたい)不明(ふめい)の覆面(ふくめん)作家(さっか)だといわれているその作家(さっか)が、別(べつ)の名前(なまえ)で本(ほん)を出(だ)しているということを知(し)り、その名前(なまえ)のヒントが既刊本(きかんぼん)の中(なか)にかくされているという情報(じょうほう)を得(え)たのです。ふたりはもう一(ひと)つの名前(なまえ)を探(さぐ)るため、図書館(としょかん)に通(かよ)います。 
                           高学年から 

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|平成25年10月号

「ミルクこぼしちゃだめよ!」

スティーヴン・デイヴィーズ/文 クイストファー・コー/絵 (ほるぷ出版)

 にしアフリカの小(ちい)さな村(むら)にすむ、ペンダという女(おんな)の子(こ)。ある日(ひ)、山(やま)の上(うえ)のお父(とう)さんに、ミルクをとどけることにしました。たくさんのミルクが入ったおわんをあたまの上(うえ)にのせてしゅっぱつです。さきゅうをとおって、おまつりをぬけ、川(かわ)をわたって…、「こぼしちゃだめよ、1てきも!」。ミルクをこぼさないようにきをつけてあるくペンダ。
 はたして、ぶじにミルクをとどけられるでしょうか?     えほん

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「もしかしてぼくは」

内田麟太郎/作 (すずき出版)

 ヘビの“にょろ”は、うたがとくいで、ヘビクイワシがこわい、7才(さい)の男(おとこ)の子(こ)。ある日(ひ)、うたをうたいながら、にょろにょろとさんぽしていると、どんなに力(ちから)をいれても、からだが前(まえ)へすすまくなってしまったのです。うしろをふりかえると、なんとそこにはヘビクイワシが。“にょろ”のしっぽをかた足(あし)でおさえていたのです。ヘビクイワシは“にょろ”をたべようとしますが・・・。     低学年から

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「6人のお姫さま」

二宮由紀子/作 (理論社)

 お城(しろ)が二つある国(くに)のおはなしです。ドコナンダ城(じょう)には6人のお姫(ひめ)さまが住(す)んでいます。そして、そのとなりにあるイツナンダ城(じょう)には6人の王子(おうじ)さまが住(す)んでいます。6人(にん)のお姫(ひめ)さまはみんな食(く)いしんぼう。それに比(くら)べて、6人(にん)の王子(おうじ)さまはみんな体(からだ)が弱(よわ)そうです。さらに、この国(くに)には魔女(まじょ)が17人(にん)もいます。魔女(まじょ)たちは、ミミズクとコウモリを使(つか)ってお姫(ひめ)さまたちと王子(おうじ)さまたちの様子(ようす)をさぐろうとしているのです。ある日(ひ)、一人(ひとり)の魔女(まじょ)が、魔法(まほう)のりんごで作(つく)ったアップルパイを、美(うつく)しいお姫(ひめ)さまに売(う)りに行(い)くことになりました。     中学年から

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「ネコの目からのぞいたら」

シルヴァーナ・ガンドルフィ/作 (岩波書店)

 数字(すうじ)も作文(さくぶん)もちょっと苦手(にがて)な小学(しょうがく)五年生(ごねんせい)の男(おとこ)の子(こ)ダンテ。放課後(ほうかご)、家庭(かてい)教師(きょうし)について勉強(べんきょう)することになりました。家庭(かてい)教師(きょうし)の先生(せんせい)は、昔(むかし)、ダンテのお母(かあ)さんが小学生(しょうがくせい)だった頃(ころ)の担任(たんにん)のドレンテ先生(せんせい)。ダンテは、ネコがいっぱいいる先生(せんせい)の家(いえ)に行(い)き、勉強(べんきょう)を教(おし)えてもらいます。
 ある日(ひ)、先生(せんせい)の家(いえ)のネコが四匹(よんひき)の子(こ)ネコをうみました。そのうちの三匹(さんびき)は間(ま)もなく目(め)をあけましたが、最後(さいご)の一匹(いっぴき)の目(め)はとじたまま。その様子(ようす)に先生(せんせい)は、自分(じぶん)が発明(はつめい)したという液体(えきたい)を子(こ)ネコの目(め)にさすよう、ダンテに言(い)います。       高学年から

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|平成25年8・9月号

「古(ふる)どうぐ~るぐる」

赤城香織/文 はらだゆうこ/絵 (西日本新聞社)

 りょうたの家(いえ)にある、100年(ねん)いじょう前(まえ)にたてられたくらは、りょうたの大(だい)すきなひみつきち。そんな大切(たいせつ)なくらがこわされることになってしまったのです。「なんでこわすんだよ」とりょうたがないていると、なんと、くらにおいてあるがらくたがしゃべりだしました。そして、おどろくりょうたがつれていかれたのは、がらくたたちが生(う)まれた江戸(えど)のまち。なおし屋(や)の手(て)によって、がらくたたちがうまれかわります。   えほん

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「はりねずみのルーチカ」

かんのゆうこ/作 (講談社)

 フェリエの国(くに)は、人(にん)間(げん)の住(す)む世(せ)界(かい)とにているところもありますが、花(はな)や木(き)など、いろいろなことが少(すこ)しずつちがっています。
 そんなフェリエの国(くに)に住(す)んでいるはりねずみのルーチカ。家(いえ)にのこっていたジャムが全部(ぜんぶ)なくなってしまい、あかすぐりのジャムを作(つく)ろうと、実(み)をあつめるために森(もり)へ出(で)かけます。とちゅう、なかよしのもぐらのソルと出会(であ)い、二人(ふたり)は歌(うた)いながら、さらに、森(もり)のおくへと向(む)かいます。   中学年から

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「七月(しちがつ)七日(なのか)はまほうの夜(よる)」

石井睦美/作 (講談社)

 りえ、みな、ゆかは、小学(しょうがく)二年(にねん)のなかよし三人組(さんにんぐみ)です。すずしいところをもとめて三人(さんにん)が行(い)ったのは、赤(あか)い鳥(とり)居(い)の“はたおり神社(じんじゃ)”。小屋(こや)を見(み)つけて入(はい)ってみると、中(なか)はがらんとしていて、まん中(なか)にたった一(ひと)つ、なんだかわからないものがおいてありました。三人(さんにん)がそれをがたがたとゆすりだした時(とき)、声(こえ)がきこえ、そこには、真(ま)っ白(しろ)なきものをきたおばあさんが立(た)っていたのです。   低学年から

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「夏(なつ)っ飛(と)び!」

横山充男/作(文研出版)

 毎年(まいとし)八月(はちがつ)一日(ついたち)に行(おこな)われる神(しん)柱(ばしら)祭(さい)。四万十川(しまんとがわ)に突(つ)き出(で)た岩(いわ)山(やま)のてっぺんから、木(き)の柱(はしら)を川(かわ)の方(ほう)に突(つ)き出(だ)して、そこから飛(と)びこむ神事(しんじ)です。参加(さんか)できるのは十二歳(じゅうにさい)の男(おとこ)の子(こ)だけに限(かぎ)られています。
 小学(しょうがく)六年生(ろくねんせい)の勇人(ゆうと)は、父親(ちちおや)も祖父(そふ)も飛(と)んだという理由(りゆう)で、神柱(しんばしら)祭(さい)に参加(さんか)するよう、父親(ちちおや)から言(い)われました。十(じゅう)メートルもの高(たか)い所(ところ)から飛(と)びこむなんて、じょうだんじゃないと考(かんが)える勇人(ゆうと)ですが・・・。   高学年から

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|平成25年7月号

「びっくり!どうぶつデパート」

サトシン/作 スギヤマカナヨ/絵  アリス館

 ぼくが お父(とう)さんと お母(かあ)さんと いっしょにデパートに 出(で)かけたら、デパートは 人(ひと)で いっぱい。人(ひと)だけかと 思(おも)ったら、なんと どうぶつも いっぱい。かさうりばには コウモリさんが いるし、ようふくうりばでは、シマウマさんが 水玉(みずたま)もようの ふくを きようと していたり…。さらに、かつらうりばでは ハゲタカさんと ライオンさんが かつらを かぶって「こんな かみがたも いいかもなぁ」だって。どうぶつたちの かいものを 見(み)ながら、ぼくといっしょに デパート中(じゅう)をたんけんしよう!  (えほん)

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「おならゴリラ」

もりやしげやす/作  偕成社

 まちの はずれの 「にこにこどうぶつえん」。さいきん、おきゃくさんが へって、どうぶつたちは エサを ちょっとしか もらえずに おなかを すかせています。中(なか)でも いちばん おなかを すかせていたのは ゴリラ。ある日(ひ)、オリの そとで 女(おんな)の子(こ)が 歌(うた)っている 歌(うた)を きいて、口(くち)を パクパク うごかしてみると、歌(うた)を 口(くち)の中(なか)に 入(い)れて たべることができたのです。女(おんな)の子(こ)の 歌(うた)は、とても おいしい あじ でした。  (低学年から)

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「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」

廣嶋 玲子/作  偕成社

 泳(およ)ぎが苦(にが)手(て)な小学生(しょうがくせい)の真由美(まゆみ)。明日(あした)からプールが始(はじ)まるという日(ひ)の帰(かえ)り道(みち)にふしぎな駄菓子屋(だがしや)を見(み)つけました。学校(がっこう)と家(いえ)の間(あいだ)にある商店街(しょうてんがい)で、何度(なんど)も通(とお)っている所(ところ)なのに、その日(ひ)初(はじ)めて見(み)つけたお店(みせ)「銭天堂(ぜにてんどう)」。そこにある品物(しなもの)たちは、他(ほか)の駄菓子屋(だがしや)さんとはちがった、「猫目(ねこめ)アメ」や「招(まね)き猫(ねこ)もち」など名前(なまえ)もちょっと変(か)わった商品(しょうひん)ばかり。泳(およ)げるようになりたいと願(ねが)う真由美(まゆみ)に、その店(みせ)の店主(てんしゅ)・紅子(べにこ)さんがすすめた駄菓子(だがし)は「型(かた)ぬき人形(にんぎょう)グミ」。はたして、真由美(まゆみ)の願(ねが)いはかなえられるのでしょうか?  (中学年から)

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「真夏のマウンド」

マイク・ルピカ/著  あかね書房

 主人公(しゅじんこう)のマイケルはリトルリーグのピッチャーです。ワールドシリーズに出場(しゅつじょう)することが彼(かれ)の夢(ゆめ)でもあり、父(ちち)の夢(ゆめ)でもあります。父(ちち)が亡(な)くなり、日々(ひび)苦(くる)しくなる生活(せいかつ)の中(なか)、彼(かれ)は必死(ひっし)で野球(やきゅう)に打(う)ち込(こ)みます。しかし、投げる球が速すぎて年齢(ねんれい)を疑(うたが)われ、試合(しあい)に出(で)られなくなるなど、マイケルに数々(かずかず)の困難(こんなん)が降(ふ)りかかってくるのです。  (高学年から)

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|平成25年6月号

「ライオンをかくすには」

ヘレン・スティーヴンズ/作  ブロンズ新社

 ぼうしを かおうと まちに やってきたライオン。まちの ひとたちに おいかけられて にげだしてしまいました。そして、もぐりこんだところは、アイリスという 女の子が おままごとをするときの こや。でも、ライオンは 大(おお)きすぎて うまく かくれることが できません。そこで、アイリスは いえの中に ライオンを 入れ、ちゃんとした かくればしょを みつけて あげようと しますが・・・。(えほん)

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「オバケたんてい」

藤江 じゅん/作  あかね書房

 としょかんに すんでいる オバケ “ぱらぱら・ぽん”と、とけいとうに すんでいる オバケ“ぐるぐる・ぽん”。
 夏(なつ)の夜(よる)、ダイくんの へやに しのびこみますが、ダイくんは ちっとも おどろいてくれません。ふかい ためいきを ついて、ダイくんは とても こまっているようすです。ダイくんから わけを きいた ふたりの オバケは、 ダイくんを たすけるために がんばります。(低学年から)

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こちら動物のお医者さん「モルモットおうえんだん」

ルーシー・ダニエルズ/作  ほるぷ出版

 マンディは動物(どうぶつ)が大好(だいす)きな女(おんな)の子(こ)。お父(とう)さんとお母(かあ)さんは動物(どうぶつ)のお医者(いしゃ)さんで、マンディも将来(しょうらい)は両親(りょうしん)のようになりたいと思(おも)っています。
 シリーズ8作目(さくめ)の動物(どうぶつ)はモルモット。
めずらしい三毛(みけ)のモルモットを飼(か)っている友(とも)だちのお姉(ねえ)さん。年(ねん)に一度(いちど)のペット・ショーで優勝(ゆうしょう)をめざしますが・・・。(中学年から)

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「みんなの家出」

藤田 のぼる/作  福音館書店

 読書(どくしょ)感想(かんそう)文(ぶん)を書(か)くために、フミが図書館(としょかん)で借(か)りてきたのは『どっちが家出(いえで)?』という本(ほん)。「第一部(だいいちぶ)」と「第二部(だいにぶ)」に分(わ)かれていて、小学(しょうがく)五年生(ごねんせい)の二人(ふたり)の女(おんな)の子(こ)の話(はなし)が書(か)かれています。二人(ふたり)の「家出(いえで)」は、考(かんが)え方(かた)も行動(こうどう)も全(まった)く違(ちが)うのです。
 本(ほん)を読(よ)み終(お)えたフミは、どちらが本当(ほんとう)の「家出(いえで)」なのか疑問(ぎもん)に思(おも)い、作者(さくしゃ)に質問(しつもん)することにします。(高学年から)

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|平成25年5月号

「もしも、ぼくがトラになったら」

ディーター・マイヤー/文 フランツィスカ・ブルクハルト/絵  光村教育図書

 小(ちい)さな ネズミの 男(おとこ)の子(こ)・オスカーは、土(つち)の中(なか)の おうちが いやになり、そとへ 出(で)てみました。しかし、キツネや フクロウなど、こわい どうぶつが たくさんいます。もっと つよい どうぶつに なりたいと、オスカーは まほうつかいの ブルツルさまに おねがいしてみますが・・・。(えほん)

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「こぎつねいちねんせい」

斉藤洋/作  あかね書房

 こぎつねは、にんげんの 子(こ)どもたちが たのしそうに 小学校(しょうがっこう)に 行(い)くのを 見(み)て、じぶんも 行(い)ってみたくなりました。そこで、一年生(いちねんせい)に ばけて 小学校(しょうがっこう)へ でかけます。小学校(しょうがっこう)では、こくごや さんすう、おんがくや ずこうの じゅぎょう、そして、きゅうしょくの じかんも あるのです。こぎつねは、小学校(しょうがっこう)で とても たのしい 一日(いちにち)を すごします。(低学年から)

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「ねこの郵便屋さん」

中村翔子/作  佼成出版社

 ある日(ひ)、おじいさんとおばあさんの家(いえ)へ、一匹(いっぴき)のねこがまよいこんできました。そのねこは、それから時々(ときどき)やってくるようになり、二人(ふたり)はねこに「ミルク」という名前(なまえ)をつけて飼(か)うことにしました。ところが、ミルクが家(いえ)に来(く)るようになってから一年(いちねん)がたったころ、ミルクは家(いえ)からすがたを消(け)してしまったのです。(中学年から)

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「虫のいどころ 人のいどころ」

おのりえん/作  理論社

 よりさんは四人(よにん)の子(こ)どもの母親(ははおや)で、六人(ろくにん)家族(かぞく)です。だんなさんの仕事(しごと)の都合(つごう)で、それまで住(す)んでいた都心(としん)のマンションとはまるで様子(ようす)の違(ちが)う地域(ちいき)に暮(く)らすことになりました。そこは自然(しぜん)豊(ゆた)かな場所(ばしょ)。ハエやゴキブリが一回(ひとまわ)り大(おお)きく、見(み)たことのない虫(むし)もたくさん現(あらわ)れる所(ところ)です。虫(むし)が大嫌(だいきら)いなよりさんですが、ひょんなことから虫(むし)の声(こえ)が聞(き)こえ、虫(むし)と会話(かいわ)できるようになります。(高学年から)

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|平成25年4月号

「ふかいあな」

キャンデス・フレミング/文 エリック・ローマン/絵  あすなろ書房

トラに おいかけられていた カエルがふかいあなに おっこちてしまいました。とんでも はねても 出られないほど ふかいあなに、「なんてこったい!」と さけんでしまいます。そこへ、ネズミが やってきて、カエルを たすけようと 手(て)をのばしますが おっこちてしまい、「なんてこったい!」。そのあと、つぎつぎにどうぶつたちが あなに おっこちてしまいます。(えほん)

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「ちいさなおはなしやさんのおはなし」

竹下文子/作  小峰書店

 おはなしやさんの いえの うらにある おはなしの木(き)。「ピップル パップル しゃっくり とっくり おはなしのみ おちてこい」と、おはなしやさんが となえると、きれいな色(いろ)の おはなしのみが たくさん おちてくるのです。 おはなしやさんは、そのみを おなべに入れて、ことことにます。かたいみが やわらかく にえたら、ガラスびんにつめて できあがり。さて、おはなしやさんの つくる おはなしって、どんなあじなのでしょう?(低学年から)

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「ジャコのお菓子な学校」

ラッシェル・オスファテール/作  文研出版

 ジャコは赤(あか)ちゃんの時(とき)から食(た)べることが大好きで、それは小学(しょうがく)2年生(ねんせい)になった今(いま)でもかわっていません。
 ある日(ひ)、ジャコは図書館(としょかん)でおもしろい雑誌(ざっし)を見(み)つけました。おいしそうなクッキーの絵(え)と作り方(つくりかた)が書(か)いてあるのです。ジャコはそれを紙(かみ)に書(か)き写(うつ)し、家(いえ)に帰(かえ)ると、一人(ひとり)で作(つく)りはじめたのです。初(はじ)めて作(つく)ったクッキーのできばえに大満足(だいまんぞく)のジャコ。お菓子作(かしづく)りをきっかけに、ジャコの生活(せいかつ)に変化(へんか)がおこります。(中学年から)

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「林業少年」

堀米薫/作  新日本出版社

 まもなく小学(しょうがく)5年生(ねんせい)になる喜樹(きじゅ)は、宿題(しゅくだい)の職業(しょくぎょう)調(しら)べで、父(ちち)は公務員(こうむいん)、母(はは)は団体(だんたい)職員(しょくいん)、祖父(そふ)は林業(りんぎょう)、祖母(そぼ)は農業(のうぎょう)と、家族(かぞく)がばらばらに仕事(しごと)をしていることに気(き)づきます。そして、自分(じぶん)の家(いえ)の職業(しょくぎょう)を「兼業(けんぎょう)農林家(のうりんか)」と書(か)きます。
 ある日(ひ)、百年(ひゃくねん)杉(すぎ)を買(か)いたいという男(おとこ)が祖父(そふ)のところへやってきました。その男(おとこ)と祖父(そふ)との取引(とりひき)を聞(き)いていた喜樹(きじゅ)。祖父(そふ)の迫力(はくりょく)ある交渉(こうしょう)に圧倒(あっとう)され、それからというもの、林業(りんぎょう)への興味(きょうみ)がわいてきました。(高学年から)

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