わが家の家読(うちどく)

|子ども国会で「家読(うちどく)」の発表

松尾ほのかさん(黒川小学校6年生)が子ども国会で発表 new!


平成24年7月29日と30日に東京で子ども国会(主催:参議院)が行われました。東日本大震災からの復興を議論するため全国から小学生150名が集まり、議論や提言を行いました。その中に佐賀県代表として参加した黒川小学校6年生の松尾ほのかさんがいます。松尾さんは「家族、友達とのきずな第2委員会」に所属し、「家読」の活動を紹介し、家族の絆を深めるためには「家読」がお勧めの方法であることを発表しました。
伊万里に帰った後、黒川公民館で行われた「夕涼みおはなし会」で同じ発表をされるというので、お話を聞いてきました。

Q 子ども国会に参加されたそうですが、だれと行きましたか?
A 佐賀県庁の職員さんと佐賀県代表の人達(2名)と一緒に行きました。

Q 子ども国会ではどんな事を発表しましたか?
A 「家読」の活動について発表しました。自分の町 (黒川町)で特徴のあることといったら、「家読」 があるので、それをテーマにした話ができれば良 いなと思いました。

Q どうして「家読」の話をしようと思いましたか?
A 子ども国会で「家族、友達とのきずな」委員会に入ることになり、家族との絆のことを考えたら、家でしている「家読」のことを思いつきました。
東日本大震災のことは映像をテレビで見て、ショックを受けました。家族が大事だということ、絆の大切さを改めて思い知らされ、日常の暮らしを大切にしたいと感じました。黒川町で取り組んでいる「家読」が、家族を大事にしたり、絆を深めるのにちょうど良いだろうと思って選びました。

Q 発表したときはどんな気持ちでしたか?
A 緊張してどきどきしました。家読のテーマソング“Read & Talk”を発表に合わせて流すようにしていたけど、音楽が流れずにパニックになりました。でも、後で流れたので良かったです。

Q あなたの家での「家読」を教えてください。
A 5歳の弟がいるので、寝る前に絵本を読んであげています。時々「おもしろかった」とかの感想を言ってくれるのが嬉しいです。それから、黒川小学校では第1日曜日が「家読の日」になっています。その日は家族みんながリビングに集まって、私たちが声に出して本を読みます。みんなが同じように聞いてくれて、楽しい本の時は楽しく、悲しい本の時は悲しい気持ちになります。家族で同じ気持ちになれる貴重な時間だと思っています。

この後、「夕涼みおはなし会」の中ではマイクを持って発表していました。子ども国会の時は周りが知らない人だったそうですが、この時の聞き手は小学校の友達や黒川町の人たちです。知っている人たちが多くて、余計に緊張すると言ってました。でも、発表の時は堂々としていて、分かりやすく話してくれました。(家読テーマソングもちゃんと流れました♪)これからも家族と一緒に「家読」に励んでくださいね。

取材日 平成24年8月11日

|『わが家の家読(うちどく)』

Iさん一家の『わが家の家読(うちどく)』 (伊万里市木須町)

 


黒川町は伊万里市でも家読が盛んです。
幼稚園・小学校や地域のみなさんの働きかけで家読の輪が広がっています。
市民図書館で常連のお客さまIさんちのSちゃんは黒川幼稚園に通っています。
Sちゃんは、読んでもらうのが大好き。そして楽しかったえほんを必ず覚えているというくらいの本好きです。

さて、Iさん一家の「家読」は、どんな様子でしょう。お父さん、お母さんにお話を聞きました。

Q 図書館をいつもご利用いただいていますね。
A 図書館には本がたくさんあるので、いつもたくさん利用させていただいています。
わが家の本棚も、スペースが限られているし、新しい本ばかり買えないから図書館を利用させていただいて、家計にも助かってます。

Q いつも、お母さんが読んであげているのですか?
A 違うんです、わが家では絵本の読み聞かせはお父さんのお仕事なんですよ。
いつも、寝る前に読んであげてくれています。子どもも、お父さんの声のトーンが落ち着いていいみたいですね(笑)
お父さんには得意な分野もあって、関西弁がでてくる絵本はさすがに上手ですよ。

Q 本を通して、ご家族がお話されることありますか?
A 意識はしていませんが、面白かった、良かったと、普通の日常会話の延長に必ず入っていますね。わが家は、本があるのが普通のことです。図書館を利用して子どもと本を読むのは、難しいことではないのですよ。

おうちでの読み聞かせは、絵本だけではなく、すでに読み物にも広がっているとのこと。
幼稚園や、おうちでと、たくさんの本に親しむ環境が整っているのが伝わります。
これからも図書館のご利用をお待ちしています!

★親子で仲良く本を選ぶ様子♪

取材日 平成24年3月18日

|『わが家の家読(うちどく)』

Hさん一家の『わが家の家読(うちどく)』 (伊万里市脇田町)


伊万里市がブックスタート事業を開始して、今年で7年目。3ヶ月時検診でお母さんに抱っこされて絵本を読んでもらった赤ちゃんたちは、もう小学校一年生です。ちょうど小学1年生のお子さんがいるHさん一家の「家読」は、どんな様子でしょうか?
お母さんと1年生のKちゃんに話を聞きました。


Q どんなときに、本を読んであげてますか?
A 寝る前が多いですね。小さいときは、寝るまで読んであげていたから、一晩で14冊も読んであげた記憶もありますよ(笑)

Q 読み聞かせを始めたきっかけは何ですか?
A 生後2ヶ月のときに、「いないいないばああそび」(きむらゆういち/さく 偕成社)を
読んであげたら、笑ってくれたんですね。すごい!と思って…。
ブックスタートで、お話をきいて絵本をいただいたんですが、それもきっかけの一つになりました。

Q 本を通して、Kちゃんとお話しされることはありますか?
A 先日、「花さき山」を数回読んであげていたのですが、その後、娘には、「今日は花さき山にKちゃんの花咲いたかな?」って、尋ねたりしましたよ。
私は、家読って特に意識していないんですよ。読み聞かせをすると、自分もその本を読むことになるので、自然と本の内容について話をすることがあります。本を子どもに与えるだけではなかなかわからないでしょう?子どもが「また読んで」って言ってくれると、どんな話に興味を持っているのか、など分かることが多いと思います。

Q 最後に、Kちゃん、大好きな本を教えて。
A 「ちいさいおうち」(バージニア・リー・バートン/さく 岩波書店)が大好き!
自分でも読めるけど、読んでもらうほうがもっと好き!

今度は、お父さんにも本を読んでもらおうねと、にっこり笑ったKちゃんがとっても印象的でした。Hさんちの家読、とってもステキですよね。

取材日 平成23年7月21日

|わが家の家読(うちどく)

「温かい声は心にずっと」 中島耕一さん(伊万里市黒川町)

中島耕一さん(伊万里市黒川町)

わが家の家読(うちどく)は、寝る前の絵本の読み聞かせです。
子供部屋にベッドを並べ、その横に手作りした本棚を置いています。
そこには人から譲り受けた本や子どもたちが選んで買ってきた本、図書館や学校から借りてきた本が並んでいて、その中から毎晩、子供たちがそれぞれ好きな本を選んで読んであげています。
読むのはお父さんかお母さんです。家読(うちどく)を始めたきっかけは、子どもたちが通っていた保育園の園長先生の子育て体験談でした。
仕事が忙しく子どもたちとあまり遊んでやることができなかったけれども、毎日、寝る前には必ず1冊の本を読んで子どもたちとのとの時間を作っていたという話を聞き、その日から寝る前の絵本の読み聞かせが始まりました。早いものでもう6年目になります。
1冊の絵本を読むのにかかる時間は、5分から長くても10分ですので、それも今まで無理なく続けてこれた理由だと思っています。絵本というと最初、幼い子のための本というイメージがありましたが、絵を見ながら話を聞くときの子どもたちの表情が普段と明らかに違って、何より読んでいる大人もいつの間にか絵本の中の世界に惹き込まれてしまいます。
そんな不思議な魅力があるので、今でも読むのは、ほとんど絵本だけです。
一緒に読むことで、子どもたちとの時間が毎日確実に作れ、本を読むことで、やさしい心が育ってくれると思います。子どもたちが大きくなったときに、たとえ読んでもらった本の内容は忘れてしまったとしても、私たちの声はずっと心に残ってくれているだろうと思いますし、それが家読(うちどく)の素晴らしさではないかと思います。

「第1回家読(うちどく)サミット事例発表より」

「最高の会話の手段」 前田祐子さん(伊万里市黒川町)

前田祐子さん(伊万里市黒川町)

私の家の家読(うちどく)の取り組みで、今のところ最大の恩恵を受けているのは私です。
絵本の読み聞かせは赤ちゃんのころからの習慣だったので、今でも寝る前に子どもたちが選んできた本を1冊ずつを読んであげています。
子どもの興味の対象や身近にあったことなどを、自然に話題にすることができます。逆に、子どもたちに聞きたいことや伝えたいことをテーマにした本を私が選んで、感想を聞いたり、クラスの様子なども知ることができます。
毎日は難しいですが、聞いてあげるだけの日もありますし、子どもたち同士で読み合うこともあります。もちろん「さっさとねなさい!」とヒステリーママになる日もあります。
そんな夜は、子どもだけでなく、親も寝付きが悪かったりします。1冊読み終わるごとに、「ありがとうございました」と子どもたちから自然とお礼を言うことが身に付いているのは図書館や幼稚園、小学校で、たくさんの読み聞かせをしてもらっているおかげと感謝しています。
先日、黒川幼稚園での読み語り講演会で絵本作家の川端誠さんが、“子どもが「本読んで!」と来たとき、「忙しいから後で!」なんてもったいない、おひざの上に乗せていつでも読んであげてください。最高のコミュニケーションの手段ですよ” との話がありました。今、その言葉を家族で実感しています。

「第1回家読(うちどく)サミット事例発表より」