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平成18年夏号

・絵本で夢の世界へ
・第11回図書館☆まつり 平成17年7月8日・9日
 はずんで11才!

・第7回市民俳句まつり入選作品
・私たちは波になりました! ~WAVE in 伊万里 開催~
・寄贈ありがとうございます

★ 1面
絵本で夢の世界へ

 最近、親が実の子を殺したり、躾と称して虐待したり、また逆に、子が親を殺害するという事件があまりに多く報道されています。何故、こんなことが起きるのでしょう。核家族も更に細分化されて、個人だけの世界となってきているのでしょうか。親も子も自分だけの世界に生き、親子の語らいがなくなってきているのではないでしょうか。
 去る6月18日、図書館では『こどもの本 WAVE in 伊万里』を開催しました。日本の著名な絵本作家の方々が、伊万里の地に集まり、絵本の楽しさや絵本の作り手の立場からの話、手づくりおもちゃの話、ことばあそびの楽しさなどを語っていただき、終日たくさんの人が参加してくださいました。
 『こどもの本 WAVE』は、絵本作家の太田大八さんの呼びかけで始まった、子どもの人間形成に必要な本との結びつきを大きな波にしていこうという運動です。
 親子の語らいを始めるのに、絵本ほど良いものはありません。親子で一緒に読む絵本は、楽しい夢の世界を繰り広げてくれます。
 伊万里市では、生後3ヶ月を迎えた赤ちゃんと保護者に、絵本の読み語りと絵本のプレゼントを行う「ブックスタート」事業を行っています。これは、赤ちゃんのことばと心を育むために、絵本を介してやさしく語り合う時間を持つことを応援する運動です。
 また、「おはなし012」をのぼりがまのお部屋で毎週木曜日に開催しています。これは、0~2歳の乳幼児と保護者を対象に本の読み語りや手遊びを行っています。
 絵本を通して、親子でいろんな夢の世界を散歩して、語らいのひとときをつくってみませんか。


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★ 2面
第11回図書館☆まつり 平成18年7月8日・9日
はずんで11才! 図書館☆まつり実行委員会 委員長 國武みどり 

 誕生を祝う今年の「図書館☆まつり」も盛況のうちに終わりました。気がかりだった台風も避けてくれ、当初は小雨模様だったものの、あとは夏の日差しの中での充実した2日間でした。オープニングを飾ってくれた啓成中・伊万里中のブラスバンド部の皆さん、展示・販売・発表などの多くの参加グループ、図書館スタッフの皆さん、ボランティアの皆さん、そして来館された多くの方々に心から感謝申し上げます。
 今年は、図書館☆まつり実行委員会の催しとして「ライブ☆ラリー」―図書館探訪ラリー―を試みました。図書館をもっと知るために、もっと利用していくために、館内を巡りながら11の質問に答えるラリーでした。事前のPRはしませんでしたが、予定数60人(2日間で)をこえて90人の方々が参加してくださいました。参加者からは、はじめて知る場所が多くあって図書館の素晴らしさを改めて感じたとか、気に入った場所を発見できてよかった!とか、うれしい感想をいただきました。ところで、ささやかでしたが参加賞を用意しました。これらは☆まつり参加グループや個人の方、図書館からの協力で集まったものでした。ほんとうにありがとうございました。
 11歳になった私たちの図書館、これからも図書館を大切にし、生涯学習の拠点として期待し、どんどん利用していきたいものです。はずんで、ツー・ステップ・ゴー!


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★ 3面
第7回市民俳句まつり入選作品

 
















































































     





































































     







































































     









































西


























































西





















■選評(選者 田中南嶽)
新緑の中で頬張る母の味
 新緑の美しい中で、母親の作ってくれた弁当を頬張る。さぞや美味しかったろうと想像する。

入学の頃思い出す桜かな
 今年も桜の季節になった。自分の入学の時も学校の桜が迎えてくれた、一年の早さを感じ、また、新入生に当時の自分を重ねて感慨深い句となった。

ツバメの子おおきくなってやってくる
 燕を実際の目で見て捕らえた句。大きくなってやって来た燕が、子燕に望をかけて「又来年も戻ってきてね」と詠んでいるのかは不明だが、「大きくなってやってくる」と願う作者。

もみじの葉いもうとの手によくにてる
 紅葉の葉を見て、可愛い妹の手を連想した。また、紅葉に妹を感じた感性が上手く詠まれている。平凡な中に余情のある句になった。


☆投句総数 千五百八十一句
・小学校 六百六十九句
・中学校 八百九十九句
・一般       十三句
★学校賞
  大坪小学校
  東陵中学校


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★ 4面(1)
私たちは波になりました! ~WAVE in 伊万里 開催~

☆ 参加された方のアンケートより
・バラエティーに富んだ、とても楽しい集いでした。絵本の奥深さ、力をしみじみと感じております。
・子どもたちを読書の世界に誘うには、様々な方法があることを改めて教えていただきました。
・遊びや言葉のおもしろさなどを改めて知ることができ、日々のちょっとした時間にも取り入れ、楽しめることをたくさんおしえていただきました。
・すばらしい講師陣を揃えていただき感動しました。こういう機会に巡り会えたことをうれしく思います。仕事柄、子どもたちにふれあうので、私もリフレッシュでき、楽しい一日でした。


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★ 4面(2)
寄贈 ありがとうございます
              (敬称略)
・蒲池孝典
・金崎洋典
・前田實雄
・三〇会
・樋渡たみ子
・藤川繁
・古賀千代二

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