> トップページ > 伊万里市民図書館について > 広報 としょかん通信 > 平成27年初夏号
・20周年をともに祝い 図書館の未来を学ぼう ・平成26年度活動報告 一年間の貸出は486,015点 ・図書館フレンズいまり20周年記念事業 ・4月30日は図書館記念日 保育園児が一日図書館員でお手伝い |
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★ 1面 |
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20周年をともに祝い・図書館の未来を学ぼう 初夏の風が本棚を通りぬける季節となりました。市民図書館は、登録者が3万5千人と7割に達し、うち8割強が市内在住者と全国でも高い登録率となっています。しかし、これまで更新期限の定めがなかったため連絡先などに正確性を欠く状況となっています。そこで、開館20周年を迎えた今年度、有効期限を3年とし、7月から順次、窓口で更新手続きを実施いたします。利用者の皆様にはお手数をおかけしますが、ご協力をお願いいたします。 さて今号は、昨年度の貸出等の統計数字を次ページに報告しています。残念ながら貸出点数が8年ぶりに50万点を下回りました。貸出点数を競うだけが図書館の本分ではありませんが、予算縮減という全国的な流れの影響もあるようです。今後は市民の情報、教養、文化の拠点として、さらに多くの方が図書館へ足を運びたくなるような活動を展開し、利用の促進を図りたいと思っています。 特に、今年は20周年の節目でもありますので、図書館フレンズいまりとの共催で4月5日に行った『もしドラ』の作者、岩崎夏海さんの講演会をはじめ、6月20日には絵本の里剣淵町の映画『じんじん』の上映会、7月4日、5日の両日は「第20回図書館☆まつり」と市民活動団体の手で開かれる催しが目白押しです。そして夏休み期間の7月25日には、「佐賀県統計データフェア」でのワークショップ、9月12日には藤原佳典さんの老人介護と絵本の効果についての講演会も開催します。 また9月から図書館伊万里塾と銘打って公開講座を5回開きますが、9月6日は九州大学の岡幸江准教授、10月4日は静岡図書館友の会会員で児童文学作家の草谷桂子さん、12月20日は『つながる図書館』の作者、猪谷千香さんの講演を予定し、これからの市民図書館のあり方を市民と共に学びたいと思っています。このほか森永太一郎生誕150年を記念して、常設展示コーナーを館内に開設し、テープカットと展示会を11月21日に開く予定です。 先日、立花隆さんの本を読んでいたら、ボルヘスの「バベルの図書館」との比較で、「このままデジタル化が進んだら、あの古代に栄えたアレクサンドリア図書館をバーチャルに誰もが持てる時代が来るだろう。その時、この世で最も必要な職業のひとつが本のソムリエになる。人生の中で何を読んだらいいのかは、悩みの種だ。」とありました。そういえばアニメ映画「耳をすませば」で、主人公のお父さん役で図書館司書の声を立花さんが演じていましたが、ご本人が日本一の本のソムリエですね。 (館長) |
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★ 2・3面 |
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平成26年度活動報告 統計の詳細 |
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☆蔵書点数 391,926点
☆予約・リクエスト 9,460件
☆レファレンス(相談・参考業務) 20,312件
☆集会文化活動
☆子どもの読書推進活動
☆伊万里市民図書館の望ましい基準値(目標値)との比較
(注2):蔵書点数には、雑誌、視聴覚資料、寄贈本を含む (注3):図書のみ (注4):年間購入冊数の開架冊数に占める割合(1階開架冊数を10万冊とする) (注5):人口1人当たりの貸出点数 ☆「図書館の望ましい基準」とは、伊万里市民図書館協議会において答申された 伊万里市民図書館のサービスの目標です。 ▼もどる |
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★ 4面 |
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図書館フレンズいまり 20周年記念事業 4月5日に図書館フレンズいまり20周年記念講演が行われました。 小説『もしドラ』の作者である岩崎夏海さんを講師に、第1部「もしあなたがドラッカーの『マネジメント』を学んだら」を演題に講演が行われ、岩崎さんと本のかかわりや、思い出が話されました。 続いて第2部では岩﨑さんとドラッカー学会会員の鬼塚さんによるパネルトークが行われました。講演会参加者が選んだキーワード×ドラッガーを基に2人の熱いトークが展開され大いに盛り上がりました。 アンケートを実施しておりますので内容を一部紹介します。 ※アンケートから ・楽しかったです。1人でドラッカーを学習していたので、皆さんと学びたいです (40代女性) ・「もしドラ」の作者から物語の見方を聞き、大変興味深く聞かせていただきました (50代女性) ・パネルトークのわくわく感、ハンパなかったです。時間が足りなかったので、またやって下さい。 (20代男性) 他にも多数のご意見をいただきました。 4月30日は図書館記念日 保育園児が一日図書館員でお手伝い 1950年4月30日、図書館法が施行され、それを契機として日本の図書館活動は新しく生まれ変わりました。これを記念して、日本図書館協会は4月30日を「図書館記念日」と制定しました。 この日に合わせて、市民図書館では、大坪保育園年長組の園児31名を「こども図書館員」として招待しました。 好きな絵本を選んで、貸出の仕事に挑戦。園児たちは緊張しながらも、機械を使い「ピッ」という音で受付し、楽しみながら本を手渡しました。 たくさんの笑顔で図書館の仕事を体験してくれました。 ▼もどる |